また一人去ったか・・・  | 小生の掲示板2

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アイドル(坂道シリーズ)を中心に趣味について書いています。
ブログなのに掲示板なのはTeaCupの掲示板から移動したから ヾ(^^:;)...


古谷徹の醜聞が明らかになって随分経つが、
今も、声優ファンの間では議論が続いている。

たとえば、安室透を降板と伝われば
 
 SNSに複雑な声
 「俺ら声優ヲタが求めてるのは、古谷さんの声と
  演技であって素行じゃない」

というスレッドが立つなど・・・ c(^.^;) TARA~


折りも折り、昨日
 
  シリーズ27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」
  (4月12日公開)の最新興収情報が発表され、23日迄
  の公開73日間で観客動員数1052万人、興行収入は
  150.5億円を記録し、邦画史上10本目となる150億円
  突破の快挙を成し遂げた

というニュースがあったが、安室透というキャラクター
のコナンシリーズの人気への貢献は小さくあるまい。


しかし、小生はコナンを語ることは出来ない ヾ(^^:;)...
出来るのは、声優界が古谷徹を失うことについて
の話くらいだ。


このブログに移転する直前の、旧TeaCup掲示板
終了の直前、「踊る! さんま御殿」に古谷が出演した
話題を書いた(22年7月26日放送)。

この【人気声優&アニメ大好き芸能人】という回を小生
がそれなりに楽しめたのは、古谷徹のエピソードが
あったからに他ならない。


番組中の古谷の発言は

  声優生活56年で2回だけあった「奇跡のような」
  瞬間のひとつは、"僕が一番ガンダムをうまく
  使えるんだ!" であると語った


と、概要がスポーツ新聞の記事になり、それは
5ちゃんの芸スポ掲示板に引用されたが、その中に


   136@恐縮です2022/07/28(木) 06:43:49.46

    一徹
    明子
    伴
    花形
    オズマ
    左門

    (ノД`)< 皆、「故人の星」になってしまったよ

と、いう書きこみがあった。


古谷だけが健在で、健在どころか仕事を続けている
のは、やはり作品に恵まれたからに他ならない。


1979年にガンダムが始った当初、未だ大ヒットどころ
か視聴率も悪く、玩具も売れない状態だった頃に
雑誌「OUT」の声優インタビューに古谷が登場し、


  僕の場合は、オーディションを受けて演出家の方が
  いいと思っても、プロデューサーから「星飛雄馬の
  イメージが強すぎる」と言われて・・・

みたいな話をしていたのを記憶している。


古谷の場合は極端な例だが、74年にハイジを演じた
杉山佳寿子も、「草原の少女ローラ」があったものの
その後2年近く、ほぼ単発の仕事しかなくなった。

やはりハイジのイメージが影響したようだ。


杉山は76年秋に、「マグネロボ ガ・キーン」で久々に
レギュラーを得たが、ガ・キーンにしても、その前年に
放送された、古谷にとって巨人の星~ガンダムの間で
唯一の主役と言ってもいい「鋼鉄ジーグ」
   にしても、もう誰も覚えてないしな c(^、^ )ヾ(--:;)...
           
誰だ? 「マシーン飛竜」とか言ってるのは? c(^.^;) 


ガンダムにしたって、放送話数の短縮が決った79年末頃
いや、人気に火がついて劇場版が作られても、それから
40年以上も経ってなお、そのアフレコについて
   語れるなど、神ならぬ身の
          古谷に知る由もなかっただろう ヾ(^^:;)...


かつての掲示板には、そんな(いつもどおりの)とりとめの
ない話を書いたのだが、最早、こういう小生でも
  楽しめる「思い出話」番組もなくなるわけだ c(_ _ )ヾ(^^:;)...

古谷徹が、ほぼ「最後の一人」だったから・・・


ここで、いつもどおり関係ない話に飛ぶが c(^、^ )ヾ(--:;)...

「コナン」、「声優」と書いているとどうしたって、頭に
浮ぶのは宮﨑駿だ。

ま、この場合は、「未来少年コナン」だが ヾ(^^:;)...


宮﨑が「声優は娼婦の声」と発言し、その映画に声優
を使わなくなって、声優ファンの反感を買ったエピソード
はあまりにも有名だ。

「じゃあ糸井重里ならいいのか? 庵野ならいいのか?」
という反発は当然だろうが、この話を聞いた時に小生は
思ったものだ
「物はいいようなのに・・・」 と。


こんな風にだ。

   ある世代の人々には、自分の人生と切り離すこと
   の出来ないアメリカのテレビドラマがあるだろう。

   ベン・ケーシーでも、ルーシーショーでもいい
   奥様は魔女、コンバット、ミスター・エド、
   ララミー牧場、バークレー牧場、パパ大好き、
   刑事物ならアンタッチャブルやバークにまかせろ
   SF物なら宇宙家族ロビンソンやタイム・トンネル・・・

   とにかく色々だが、これらのドラマでは画とともに
   日本語吹き替えの声を忘れることは出来ない。

   今の若手声優は、総じて小器用にはなったが、
   かつての声優のような滋味というものに乏しい。
   若山弦蔵、大平徹、黒沢良、広川太一郎・・・
   こうした声を今の若手で聞けるだろうか?

   女声については尚更だ。
   ドンドンつまらなくなって行く。


と、ただ言いっ放しではなく、続けて

   これはこちらが年を取って、感性が鈍った所為
   でもあるかと、少々狼狽えてもいるのだが・・・


とでも言えば、若者はともかく小生ら昭和のアニメ
世代(昭和38年1月1日の「鉄腕アトム」の第1回放送
をはっきり覚えているような)の連中は、まず全員

    ううっ、ウ~ム・・・ σ(--;) 

と言ったきり、二の句が継げないだろうがね ヾ(^^:;)...


まあ、これは余談だが、その声優界の巨人の星ならぬ
巨星が墜ちた。

お亡くなりになったわけじゃないが、白楽天の「不致仕」
の冒頭の二行、

  七十而致仕  七十にして致仕するは
  禮法有明文  禮法に明文有り
  (70歳で引退することは 礼法にも明文がある)

というところかな・・・ 


でも、他の去って行った全ての声優同様
         作品中の声は永遠だ・・・ c(^、^ )ヾ(--:;)...


でわ!
  °゜°゜°。。ヘ(;^^)ノ さあ! 自業自得だっ!
                 写真集だっ!