ソニーグループの音楽配信サイト「mora」が、3月
中旬からロスレス配信を開始すると告知があった。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1570816.html
正に朗報 c(^0^o) ウム!
ご承知と思うが、音楽配信には圧縮ファイル形式が
用いられる事が多い。これは、ウォークマンもiPodも
未だメモリーが小さく(iPodシャッフルなど4G)、何より
通信速度に限界があった時代の名残りといえる。
最近、10年前の話がやたら多いが ヾ(^^:;)... moraが
「AAC」及びハイレゾの配信を開始したのもまた、
2014年だった。
AAC(Advanced Audio Coding)は、デジタル放送の音声
にも用いられている、音声圧縮技術であり、音響心理学
等の策を弄した、いや技術を用いた
プロトコルが用いられている c(^、^ )ヾ(--:;)...
但し、圧縮の為にいわば「間引き」した情報は、再生時
に元に戻らないので、「不可逆圧縮方式」と呼ばれる。
moraでは、AAC 320kbpsで配信している。
当時も今も、AAC 320kbpsでも「CDと音質は変らない」、
「聴き分けることは出来ない」という人もいる。
しかし、小生はこの両者に明確な差を見いだす、
いや、聴きだす。
耳が良いからな c(^、^ )ヾ(--:;)...
ではなくて ヾ(^^:;)... 普通は分るのではないか?
先月買って、元をとりまくっているヤマハのCD-S303
だが、moraからダウンロードしたAACをCD-Rに焼き、
同内容のCDを用意する。
どちらかを鳴らして
□< ~♪ c(--;)
今鳴っているのは、CDか圧縮か? と問われ、100%
当てられるとは言えないが、CDとAACとで
A □< ~♪
B □< ~♪ c(^0^o)
さあ、CDはAかBか? なら分る。
格付けでの「ストラディバリウスか練習用か」
より余程容易に判断できるはず ヾ(^^:;)...
断っておくが、マーラーの交響曲第5番だとかストラ
ヴィンスキーの「春の祭典」で分るのではない。
浅田美代子の「赤い風船」でだって分る。
(もう一つ断るなら、アナログレコードが、CDがそうで
あるように、圧縮音声ソフトにも圧縮の弱点を感じ
させない音源がある事も事実。
要は、「いい物もある、だけど悪い物もある」)。
一方、来月中旬からmoraが配信に用いる形式が
FLAC(Free Lossless Audio Codec)である。
「Free」から明らかな様に、非営利団体が管理する
ファイルフォーマットで、圧縮時に間引きすることなく
再生時に圧縮前のファイルと同一になることから
「可逆圧縮フォーマット」である。
従って、上記の図でA:PCM、B:FLACだったとしても
小生には聴き分けることは出来ない
(はずである) c(^、^ )ヾ(--:;)...
告知の「*一部、圧縮ファイルあり」という断り書きは
即ち、ほとんどは無圧縮FLACだということだ
(無圧縮ならPCMでやれよと言われそうだが、PCとの
親和性(タグ等)はやはり、FALCのほうが上だ)。
そして、小生らにとっての最大の関心事は坂道。
現在、表題曲はAACでの先行配信が
行われているが、非常に音質が悪い σ(--;) ククッ
明らかに圧縮のみならず、楽曲に何らかの加工(一部
周波数の切り取りや歪みの付加)が行われていると
しか思えない。
しかしさすがに、
FLACでそれは出来まい c(^、^ )ヾ(--:;)...
3月中旬からというから、3月27日発売の35thは、
先行配信からFLACでの配信を期待したいものだ。
タワレコ渋谷店の新装開店と同様に、ダウンロード
による音楽配信もまた、この春、間違いなしに新しい
ステージに入ることになると言えよう。
でわ、また~ (^.^)/~~~