140文字の説法・1462 時をまねるがよい。時は一切のものをゆっくりと破壊する。時はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。だが、ひったくることはない――ジュベール。そうなんだ。世の存在はすべて移ろう側面に過ぎない。誕生は崩壊のはじまり。その終焉の時までを存分に享受し思い切り楽しんだらいい。