140文字の説法・1358 愛とはけっきょく想像力のひとつの形であるといってもよい――倉橋由美子。作家である彼女が『聖少女』という作品で、主人公の口を借りていわせた言葉。そういえば、そうなんだよなあ。愛の発現はやはり想像力が欠如していては難しいものがある。やっぱし「慮(おもんばか)る」能力がないといけない。