140文字の説法・611 老子曰く「敢えて寸を進めずして尺を退く」と。いま風にいうなら「一メートル進むのに躍起にならず、十センチ下がることを考えよう」となるのかな。とりわけ拡大幻想に取り憑かれているビジネスへの警鐘かも知れないね。ちょっとだけ他者に譲ることをだれもがすれば、みんなが余裕を持てるだろう。