140文字の説法・314 たいていの聖書や聖典と呼ばれるものは不可侵とされ、一切の加筆修正は許されない。ところが仏法の経典や神道の祝詞は、新しい編纂はもとより、解釈指南である「注(註)」や、解釈の解釈の「疏」といった具合に時代にあったバージョンアップがOKだ。いかに日本人の受容性と向上心が高いか分かる。