140文字の説法・210 パッと見では「役に立ちそうもない仕事」の積み重ねが、思いのほか大切になることがある。例えば――プリオンという蛋白質の基礎研究、だれもが無駄だと思ってた。だが狂牛病(BSE)が発生した時、この蓄積がなければ大変になった。ことほどさようにコツコツの積み重ねに無駄はないということ。