140文字の説法・66 仏法では「愛情」を執著(しゅうじゃく、執着のこと)の種子として否定する。でも「愛」はちがう。愛そのものは「行為」を指すのではなく「存在」を示す言葉。だから、こころの様相に依存しない。あなたが「在る」こと、世界が「有る」ことだ。そのうえで縁ある存在には「慈悲」を実践する。