昨今の日本の政治風景

 

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「日本の凋落は自由人の凋落が原因」(ジャニーズ事務所から見える日本の景色←2023/9/10投稿文より)。

 

政治家は基本的に「身綺麗でない我々」が出す「ゴミ掃除屋」さん。

政治家さんは、日々、次から次へと目前に現れるゴミ処理に追われているのが現実。

にも拘らず、我々は「満たされぬ幻想」を追い、政治家に「あるべき姿」を求める。

それは「我々のエゴ」というもの。なぜなら、ゴミは我々が出しているからです。

この認識はとても大切です。

「ぶっ潰す」など、一見カッコいいが、その実「浅瀬でピチャピチャ政治」に「引っかからないための妙薬」が、この認識だからです。

 

物を生産するわけでもなく、「趣味に没頭」していても「学者先生」と崇められ、「犯罪学生」をいくら生み出そうとも「免責」で「給料」のもらえる人。この類は、せめて「国の水先案内」くらいは、しっかりやり、街に出て我々を正しい方向に導いてもらわないと困る。

にも拘らず、「情報通」に勤しみ、我々同様「ジャスコの従業員」の尻馬に乗って一緒に騒いでおられる。

 

まさしく「日本の凋落は自由人の凋落が原因」と言うわけです。

 

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1)     自民党

何方かが「岸田首相に退陣要求」されるようですが、私にはよくわかりません。

岸田総裁は、甘利さんが幹事長を降りられた時点で終わっている。

なぜ、その時に動かず、今なのか?。

 

かって自民党員だった私の感覚からすると、幹事長の機能しない自民政権は岸田さんが初めてです。

従って、甘利さんが降りられた時点で、もし私が神奈川県内の関係者だと仮定すれば、「菅義偉」さんに三顧の礼を尽くし「甘利さんの後任人事を誰にするか」をお願いしたと思う。

あるいは、茂木さんに「なによりあなた自身のため」。「意に添わなくても、自分を殺し、岸田首相の意に沿うよう汗をかく。親麻生ではなく、岸田寄りの親麻生を貫く。それが首相への最短距離」、「そうできないなら、岸田総裁に、身を引く旨率直に伝え、あとは木原幹事長でお願いしたいと言えばいい」と進言したと思う。

 

さる大臣のごとく「蚊帳の外」だの「捏造」だの、「当事者」でありながら「当事者でないような発言」をしても、長たる選挙に出ることができる。

つまり「自民党」、延いては「日本そのものが変質」している。

 

所謂「○○道」を貫くという「日本の美意識の喪失」が顕在化してきているのです。

 

この状況で、自民の若手は「何をした?」。

何もしていない。

おそらく、そういう気づきもないのだろう。

 

「老害」ならぬ「若害」は世間が何もわかっていない。

自民党が曲がりなりにも、ここまで「政権の座」に居れたのは、共産党以外の他党と比べて、「人情の機微」を「一番よく理解し、それにこたえる努力をしてきたからだ」。

野党の言ってることは概ね正しい。

だが、「正しい理屈」は理解しても、彼らが我々の「心の襞に応える努力を継続してきた」とは思えない。

簡単な話で「政治家」として考えるから間違えるのであって「身近な例に置き換えて我が身を振り返れば、その努力のない人に追随することなどありえない」とすぐ分かるはずだ。

「岸田さん云々と言う前」に、まず、上記の通り「変質する自民、日本」で「自民の文化の継承をどう維持するか」が先だ。

 

安倍派の崩壊は「自民文化の継承」よりは、安倍さんによる「新人は選挙だけ考えればいい」という「安直な育成で」、「数を最優先文化」とした結果の崩壊だ。

それが、同時に「自民全般に感染する」のは当たり前の話だ。

 

その安倍さんが「総理像」として「若者に人気」があるという。

「若害」は「何もわかっていない」と言うしかない。

それ以上に「そういうアンケート調査」をする「学者先生=自由人」は何を考えているのかさっぱりわかりません。

 

また「利権、利権」と「利権」を悪の権化のように言うけれど「順法」の「利権」のどこが悪い?

私も「自民党のパーティー」によく行きましたが、別に「特に何かを期待したこと」など一度もありません。

単なる「お付き合い」くらいの感覚です。

せいぜい「漠然」と、「まあ何かの時、役立つかも」くらいです。

なぜなら、困った時、ほとんどは「弁護士」さんの所へ行くからです

 

大企業、中小企業を問わず、営業として「受注に努力する」のは当たり前の話。

結局は、従業員を維持するための努力に過ぎません。

特に企業の大半を占める「中小企業」にとって「受注云々」は従業員の「生死」の問題です。血眼になるのは当たり前の話。

なぜ「大企業」ではなく「従業員」という視点にならないのか不思議です。

 

かっては「日本は、官僚と経営者がしっかりしているから大丈夫」と言われた時代もあったようですが、そのほうがよっぽどましではないかと思います。

政治献金は大企業が牛耳り「政治家」が「変なことすれば」「金脈を切る」と脅す方がよっぽど効率的だからです。

 

それは「実質銀行筋」の「国家支配」である。

「個人献金」などと綺麗ごとを並べ、結果「ジャスコの従業員」が「国を支配」している。

政治家は「本音を言えば叩かれる」から「建前ばかり」を言うようになる。

この「偽物による国家統治」はどこまでいけば終りになるのか?。

見通しがつかない。

「偽物による国家統治」の最大の功労者は「単細胞の欧米」を「信望して」「日本を壊しにかかっている」「学者先生方」だ。

なんでも「125位」だとか。しょうもない。

テレビで放映していたが、街中でマイクを向けられた女性は「今日日、女の方が強いのにねぇ」と隣の女性に「語りかけ」答えていた。

順位などどうでもいいこと。馬鹿馬鹿しい。

私の経験上、医院の待合などでは、ほぼ奥さんらしい女性が、普通の連れ方に「あれこれ指示を出している」。これが「日本の現状」だ。

 

この状況で、一番腹立たしいのは、すべての指標を「勝ち組基準」で社会を「判断しようとすること」だ。

普通に考えれば「直ぐ気付くこと」=「神が勝ち組に指定するのはごくごく一部」。

にも拘らず「全員が勝ち組になれるがごとき」教育する。

そのことによって「どれほど多くの女性が」「害を被っていることか」に「一切目を向けようとしない」。

「女性は女性」だ。

「神さんはそのようにしか、つくってはらへん」。

この「単純すぎるくらい単純なこと」を「忘れるな!」

「単細胞の欧米」に成り下がるな!

 

 

 

      2024年6月25日   井筒屋 弟二郎