現日本の病名は「自省喪失病」

 

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【ゼレンスキー氏への信頼低下 侵攻後初めて6割切る ウクライナ】

 2024/6/7(金) 20:17配信 時事通信

 

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 なんともはや、高い代償を払い続けていることか

 ウクライナは

 

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 今、もっとも効果的な、ウクライナ救済は「ウクライナに支援しない」しかない。

 ウクライナ市民を、ここまで追い詰めた我々だからこそその責任を取って「支援打ち切り」

を決断すべきだと思う。

 

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それは、以下を認識しなかった責任です。

 

☆「拝啓 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領 殿

  かっこ悪いかもしれませんが悪者になる決心をされ『戦闘やーめた』と宣言しませんか(安部元首相の最終目的地は「アメリカ合衆国日本州」?←2022年3月5日投稿文より)」。

☆「我々が、ロシアのウクライナ侵攻で教訓とすべきは、ロシアのウクライナ侵攻ではなく、ゼレンスキーさんを『90%で支持するウクライナそのもの』だ(選挙で投票用紙に孫(ソフトバンク)さん、三木谷(楽天)さんと書こう勝手連3-(3)←2022年8月21日投稿文より)」と言ってきました。

 

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 いま、まさに「ウクライナ病」が日本を襲っている。

 この病気を、まず治すことが先決だと思う。

 でないと、ろくなことにならない。

 その病とは「政治家叩き」。

 「重箱の隅を楊枝でつつきまくっている」。

 

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 その「病の医者」は、何度も言うように、学者など、なんの責任も問われることのない「自由人」だ。

 にもかかわらず、例えば上記記事に対して「分析」ばかりして、その結果「与党、維新案」の有効性を疑問視する。何のことはない、要するに、我々の尻馬に乗って我々と一緒になって騒ぎ立てている。

 

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 「選んだのは自分達だ」ということを棚に上げ「すべては、政治家、別けても自民党が悪い」という。

 そして、「あるべき姿」を追っかけている。

 「重箱隅つつき法」国になったら多分、国は「即死」するに違いない。

 まさしく「公職選挙法」を読んだ時の思い「こんなもん守れる人は政治家になるべきでない」だ。事実、政治家が「小さく小さく」なっているではないか。

 

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 そして「不埒な政治家には投票しない」などという。

 不埒な政治家でないなら、では、だれに投票するのか。仮に「立憲の候補者」に投票するとして、その人のことをどれほど「知っている」というのか。

ただ単に「腹いせで選んだだけ」でしょ。

「そしてまた、同じことを繰り返すのですか」と言いたい。

 

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そうではなく「高々2週間程度」でどうして候補者を知りうるのでしょう。

維新が典型例である通り、維新の責任ある人たちですら、自分たちの選んだ候補者の「人となり」を知らない。

ましてや、我々がどうして候補者の「人となり」を、知り得ようか。

知らないまま、投票などできる訳がない。

この簡単なことに、至ろうとしない。

ただただ目の前の事柄に「即反応して終わってしまう」

 

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なぜそうなのか

それは結局「自分を見ず」「相手だけ見る」からだ。

つまり、現日本の病名は「自省喪失病」となる。

勿論「俺は自省している」と言う人もいると思う。

しかし、その場合でも、自省というよりは「法との照合」。

全てが「二階から目薬」で制定された「法」から帰ってきた反射光で行動基準を決めている。

つまり、「法が行動基準」。

 

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 政治はいいとして、最近の犯罪の多くは「この病が原因」と思えてくるほど「短絡的に」行為に及んでいるように感じられる。

 

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 西洋の「あるべき姿」を追いかけ、神さんは「軸になれる人は、ごく一部」と決めているのに「全員が軸になれる」がごときに学校で教えたり、マスコミで吹聴するのはいいかげんに、止めませんか。

 

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 このままだと、いつかきっと「90%のウクライナそのもの」になるように思う。

「あるべき姿」ではなく「ある姿」しか通用しない「実相の社会」で暮らすようにするべきだと思う。

 

その場合、「行動基準」は、回りくどい手続きのいる「法」ではなく、「本来日本人が得意」とする、なんの手続きも必要とせず、総ての事柄に、瞬時に即応できる「美意識」にすべきだ。

 

もっとも「美意識」は、日頃から各自で感じ取るよう心掛けなければならない。

なぜなら「それを言ったら強制になる(小久保監督)」からだ。

 

 

 

   2024年6月8日     井筒屋 弟二郎