小池都知事の台湾訪問で思うこと

 

「他人の痛みを追体験できる感性があるかないか」。

それが、私の「政治家資質に対する判断基準」です。

小池さんは「自分の立場=政治=戦争=人の不幸」が解っていない。

78年間「沖縄に掃除当番」させている事を思えば、都知事が台湾訪問する緊急性もあるまい。

私の判断基準からすると、明らかに「小池さんは、政治家になるべき人ではない」となります。

親交を深めたければ政治家でなくなった時、毎日でも訪問すればいい。

狙いは「本能寺=国内向け=総理か?」。見誤るまい!。

つまり「常に自分しかない人」となります。

「機を見るのに敏な人」などと評するのは「自分には政治家資質基準がありません」と自ら宣言しているようなもの。

さらに「日本の凋落は自由人(学者など)の凋落が原因」を自ら証明している。

 

小池さんの訪問に対して中国が「どう感じるか」は「向こう岸」のこと。

我々が、相手の反応に対して思いをぶつけても何の意味もない。

我々が出来ることは「沖縄が火の粉を被らないよう出来ることをするだけ」です。

今のとこ、郭台銘さんの尊厳を尊重して「台湾有事には不参加」と、今から言うべきだと思う。

 

それより「日本人が中国に良くない印象=90%台」に対して「中国人が日本に良くない印象=60%台」(言論 NPO 2023年度)。

中国政府が国内向けプロパガンダをするのとは対照的に、日本政府は一切しない。だから、数字は逆転してもおかしくないはずなのに、結果は逆。

なんと麗しき日本の皆さん。

しかし、それは一方において「中国人より自分がない」=当然「産業で中国に差を付けられる=論文数中国世界一」につながる。

中国に対して自分を見誤らず、まず、せめて中国人並みの「自立」から始めましょう。

でないと、肩肘張っても「自己満足」の「ハマスになる」のが落ち。手ひどい目に遭う。そうならないように気を付けましょう。

 

 

 

      2024年2月8日     井筒屋 弟二郎