主要6部門と気になった部門について。
【作品賞】
American Fiction
落下の解剖学
バービー
The Holdovers
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
マエストロ:その音楽と愛と
オッペンハイマー
パスト ライブス/再会
哀れなるものたち
関心領域
これと言ったサプライズもなく、これなら昔みたく5作品もしくは5~10作品の流動制の方が良かったのではと思ったり…。
【監督賞】
ジュスティーヌ・トリエ(落下の解剖学)
ジョナサン・グレイザー(関心領域)
ヨルゴス・ランティモス(哀れなるものたち)
クリストファー・ノーラン(オッペンハイマー)
マーティン・スコセッシ(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)
まさかのグレタ・ガーウィグ(バービー)が落選という波乱、そしてトリエ監督が入ったわけだが…。女性監督1枠制とか…は無いと思いたいがやや違和感が残る結果に。
【主演男優賞】
ブラッドリー・クーパー(マエストロ:その音楽と愛と)
コールマン・ドミンゴ(ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男)
ポール・ジャマッティ(The Holdovers)
キリアン・マーフィ(オッペンハイマー)
ジェフリー・ライト(American Fiction)
レオナルド・ディカプリオではなくドミンゴが候補入り、それ以外は順当に。
【主演女優賞】
アネット・ベニング(ナイアド その決意は海を越える)
リリー・グラッドストーン(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)
ザンドラ・ヒュラー(落下の解剖学)
キャリー・マリガン(マエストロ:その音楽と愛と)
エマ・ストーン(哀れなるものたち)
蓋を開ければベニング以外は順当に、その代わりマーゴット・ロビー(バービー)が漏れてしまったが…。
【助演男優賞】
スターリング・K・ブラウン(American Fiction)
ロバート・デ・ニーロ(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)
ロバート・ダウニー・ジュニア(オッペンハイマー)
ライアン・ゴズリング(バービー)
マーク・ラファロ(哀れなるものたち)
ウィレム・デフォー(哀れなるものたち)が漏れ、ブラウンが入る。
【助演女優賞】
エミリー・ブラント(オッペンハイマー)
ダニエル・ブルックス(カラーパープル)
アメリカ・フェレーラ(バービー)
ジョディ・フォスター(ナイアド その決意は海を越える)
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(The Holdovers)
ランドルフ以外誰が来てもおかしくなかったが順当な選出、フェレーラは唯一のサプライズ候補。
【脚色賞】
American Fiction
バービー
オッペンハイマー
哀れなるものたち
関心領域
まさかの「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」落選の波乱。
【撮影賞】
伯爵
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
マエストロ:その音楽と愛と
オッペンハイマー
哀れなるものたち
去年のような事(前哨戦圧勝のトップガンマーヴェリックが落選)が起きなかったが、モノクロ映画の撮影は比較的候補入りしやすいらしい(伯爵)
【視覚効果賞】
ザ・クリエイター 創造者
ゴジラ-1.0
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
ナポレオン
日本からゴジラ-1.0が候補入り!おめでとう!
American Fiction 5部門
作品、主演男優、助演男優、脚色、作曲
落下の解剖学 5部門
作品、監督、主演女優、脚本、編集
バービー 7部門8エントリー
作品、助演男優、助演女優、脚色、美術、衣装デザイン、主題歌×2
The Holdovers 5部門
作品、主演男優、助演女優、脚本、編集
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 10部門
作品、監督、主演女優、助演男優、撮影、編集、美術、衣装デザイン、作曲、主題歌
マエストロ:その音楽と愛と 7部門
作品、主演男優、主演女優、脚本、撮影、メイキャップ&ヘアスタイリング、録音
オッペンハイマー 13部門
作品、監督、主演男優、助演男優、助演女優、脚色、撮影、編集、美術、衣装デザイン、メイキャップ&ヘアスタイリング、録音、作曲
パスト ライブス/再会 2部門
作品、脚本
哀れなるものたち 11部門
作品、監督、主演女優、助演男優、脚色、撮影、編集、美術、衣装デザイン、メイキャップ&ヘアスタイリング、作曲
関心領域 5部門
作品、監督、脚色、録音、国際長編映画
監督、脚本(脚色)、編集(3部門)
落下の解剖学、オッペンハイマー、哀れなるものたち
脚本、編集or監督、編集or監督、脚色(2部門)
The Holdovers、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン、関心領域