現地時間1/23発表。主要6部門＋アニメーション映画賞を予想
【作品賞】
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
The Holdovers
オッペンハイマー
バービー
哀れなるものたち
Past Lives
マエストロ：その音楽と愛と
American Fiction
落下の解剖学
The Zone of Interest
～maybe…～
May December
ゴジラ－1.0
カラーパープル
上位5作品は当確、次点の3作品も大丈夫だと見る。問題は2枠、国際長編映画賞で候補入りできない落下の解剖学はここで候補入りの可能性はあるはず。むしろThe Zone～は国際長編映画賞での資格がある為こちらでは弾かれるかもしれない。その場合何が来るか、普通に考えればMay Decemberが一番可能性があるが…。
※前哨戦目立っていないもののゴジラ－1.0の興行・評価が良く視覚効果賞候補入りは間違いないレベル。作品賞でももしかしたら…？
【監督賞】
クリストファー・ノーラン（オッペンハイマー）
マーティン・スコセッシ（キラーズ～）
グレタ・ガーウィグ（バービー）
ブラッドリー・クーパー（マエストロ）
アレクサンダー・ペイン（The Holdovers）
～maybe...～
ヨルゴス・ランティモス（哀れなるものたち）
ジョナサン・グレイザー（The Zone of Internet）
セリーヌ・ソン（Past Lives）
ある程度作品賞とセットで候補入りされる傾向が強く、ノーラン、スコセッシ、ガーウィグまでは当確。残り2枠は流動的。普通に考えればランティモスとクーパーで決まりそうだが、作品の奇抜さで敬遠されるかもしれないランティモス、前哨戦あまり目立ってなかったクーパーと弱点がある。DGAではペインが候補入りしており、業界内人気が高いのも見られ彼が候補入りする可能性の方が高いかもしれない。
他前哨戦で強さを見せたグレイザー、ソンもいるがDGA落ちを考えると厳しい位置にいるか。
【主演男優賞】
ポール・ジャマッティ（The Holdovers）
キリアン・マーフィー（オッペンハイマー）
ブラッドリー・クーパー（マエストロ）
ジェフリー・ライト（American～）
レオナルド・ディカプリオ（キラーズ～）
～maybe…～
アンドリュー・スコット（異人たち）
コールマン・ドミンゴ（ラスティン）
【主演女優賞】
リリー・グラッドストーン（キラーズ～）
エマ・ストーン（哀れなるものたち）
マーゴット・ロビー（バービー）
アネット・ベニング（ナイアド）
キャリー・マリガン（マエストロ）
～maybe…～
ザンドラ・ヒュラー（Anatomy～）
グレタ・リー（Past Lives）
ナタリー・ポートマン（May December）
激戦とも呼ばれる部門、グラッドストーンとストーンの一騎打ちの様相の為2人は当確。ロビーも僅かに受賞の可能性がある為こちらも同様に。残り2枠はどうなるか。
マリガンが3賞全てに候補入りしている為有利と思われる、そしてSAGに候補入りしたベニングは予想以上に強いのかもしれない。功労賞意味合いが強い。
知名度の問題でヒュラーやリーは分が悪い。
【助演男優賞】
ライアン・ゴズリング（バービー）
ロバート・ダウニー・ジュニア（オッペンハイマー）
マーク・ラファロ（哀れなるものたち）
ウィレム・デフォー（哀れなるものたち）
ロバート・デ・ニーロ（キラーズ～）
～maybe...～
スターリング・K・ブラウン（American～）
チャールズ・メルトン（May December）
ドミニク・セッサ（The Holdovers）
当確レベルはジュニアとゴズリングの2人、ゴズリングは作品の事を考えると異質に見えるが落ちる事はないはず。重要3賞全てに候補入りしているのは他にデ・ニーロであるが前哨戦はあまり目立たなかったのが気になる。むしろ前哨戦を予想以上に善戦したメルトン、SAGに候補入りしたブラウンが候補入りの可能性はあるが、作品の勢いからデフォーとラファロのW候補入りと予想。デフォーがSAG候補入りした事により勢いが復活した感はある。
【助演女優賞】
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ（The Holdovers）
エミリー・ブラント（オッペンハイマー）
ジョディ・フォスター（ナイアド）
ダニエル・ブルックス（カラーパープル）
アメリカ・フェレーラ（バービー）
～maybe…～
ジュリアン・ムーア（May December）
レイチェル・マクアダムス（Are You There God? It's Me,Margaret）
当確と言っていいのがランドルフしかいない、予想しづらい部門。重要3賞全てに候補入りしたのは彼女とブラントの2人だけなので、単純に考えればブラントまでは大丈夫のはず。残りの3枠がかなり流動的。GGAがややミーハーなきらいがあるのを考え、SAGとBFCAに重点を置くとフォスターとブルックスが来るだろう。
作品の勢いからフェレーラが最後の席を取る可能性は高い、がやはり知名度が足を引っ張るか。ベテランのムーア、前哨戦を善戦したマクアダムスも最後の席を取る可能性は低くない。
【アニメーション映画賞】
スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース
君たちはどう生きるか
二モーナ
マイ・エレメント
すずめの戸締り
～maybe…～
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！
スパイダーマン、君たちは～、二モーナの3作品は当確。口コミで興行・人気が加速したマイ・エレメントは想像以上に強いかもしれない（アニー賞では候補外）、ウィッシュは興行・評価共に伸びず。最後の1枠は世界的大ヒットしたマリオか、前哨戦受賞はないが安定したミュータントか。
※アニー賞候補入りにより、すずめの戸締りに勢いがある感。最後の1枠は当作品の可能性も。