香川県多度津町にある金剛禅総本山少林寺で開催される
道院長研修会
関東から受講する道院長は、金曜日に四国(高松)入りするのが一般的ですが、今回我々は一日早く、木曜日に四国に入国し、松山空港でレンタカーを借りて、
松山→宇和島→高知の各地をグルッと回ってから、香川県に向かいました。
関東に住んでいる人にとって、四国は縁が薄い地域で、
「行ったことがない」という人も多いでしょうが、四国もとっても魅力的な土地ですので、勝手に愛媛と高知のオススメスポットをご紹介。
①お城編
日本の城で、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守は全国で12城で、そのうち4つが四国にあります。
今回立ち寄ったのは、まず松山城(戦国武将・加藤嘉明が築城)
そして宇和島城(藤堂高虎が築城)
こちら高知城は
天守と本丸御殿が両方現存する唯一の城
(土佐藩主 山内一豊が築城)
追手門とその「かくれハート」
ラストは、日本一の石垣の高さを誇る丸亀城
その他、海城の高松城や、復元城郭ではあるが大須城などもお城好きにはオススメ
②海
四国は海に囲まれていて、
北は瀬戸内海、西は豊後水道、東は鳴門海峡、南は太平洋に面している
瀬戸内海は穏やかな表情で、宇和島はリアス式海岸
高知は山と海がえらく近い!
その代表が、海沿いを走る高知の人気ドライブコース、「横浪黒潮ライン」沿いの帷子崎展望台
断崖絶壁の直下が太平洋
そして月の名所の桂浜
浜辺には「五色の石」
③川
四国の魅力のひとつに川がある
最後の清流と言われる四万十川と、水質ではその四万十川以上といわれる仁淀川
今回は、四万十川の源流に近い、最上流の「沈下橋」、高樋橋で一休み
(増水時に橋ごと沈むので、欄干がない)
こちらは仁淀川の河口
カヌーやラフティングをやってみたい清流
④空!?
高知龍馬空港のそばに掩体(えんたい)が7基残っている
掩体は、太平洋戦争時に、敵機から紫電改や一式陸攻を隠すために作られた施設
壁には機銃掃射された弾痕も……
飛行機マニアにオススメ
⑤ローカルグルメ
旅の楽しみはやっぱり食事
宇和島の名物は、炊き込みご飯ではなく、お刺身を使った
「宇和島 鯛めし」これは絶品!
反則的な美味しさだ
宇和島は、じゃこ天も有名
真珠(アコヤ貝)の貝柱も珍味
高知はこの時期、初カツオ!
高知城のすぐそばにある、
巨大屋台村「ひろめ市場」の
藁焼き鰹たたき専門店「明神丸」にて
香川では、もちろん讃岐うどん
県内におよそ600軒の専門店が!
(オヤ・ヒナ 二種類あるが、ワタシは断然オヤ派)
その他、愛媛の柑橘類
高知のいも天
アイスクリームではなく「アイスクリン」
乳酸飲料のリープル、etc.
⑥偉人と歴史
ワタシがはじめて高知を訪れたのは、大学生のとき
坂本龍馬 ゆかりの地を訪ねる旅でした
というわけで、坂本龍馬生誕地は外せない
桂浜の龍馬像も
「心はいつも太平洋ぜよ」
追い続けていきたい龍馬の背中
「横浪黒潮ライン」沿いの武市半平太像(土佐勤王党)
おまけ
「日本三大ガッカリ名所」
はりまや橋
(高知)
⑦拳地巡礼
旅の主題は拳地巡礼!
宇和島道院では、大範士八段の濱田先生から、
㊙特訓!!
(㊙なので内容は非公開)
高松でも開祖の高弟からご指南を
四国各県には、名だたる先生、歴史ある道院が多いので、
出稽古での学びは多い
四国に行くたびに、持ち帰れないほどの(技術と教義)のお土産をいただいております
⑧ゴール
拳地巡礼の最終目的地は、
当然、金剛禅総本山少林寺
(香川県多度津町)
四国って、関東や東日本の人は、
旅先として後回しにしている傾向がありますが、
混雑はしていないし、景色はいいし、ローカルグルメも特色があって美味しいし、四国を知らないなんてもったいないですよ!
拳士の皆さんは、本山への帰山とセットで、
四国を満喫してきてください
きっと一回行くだけで、四国が大好きになりますよ~
(松山空港で借りたレンタカーを、高松空港で返却したときの総走行距離は、4日間で575kmでした~ ちなみに四国一周は約1000km)
(そのうち2日間は道院長研修会)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『112』