緊急事態宣言などの影響もあり、たびたび中止になっていた千葉県の昇格考試が、11日の日曜日、半年ぶりに実施され、
我孫子道院から中学一年生の拳士が准拳士初段を
大学生の女の子が少拳士二段を受験し、
それぞれ無事合格いたしました。
準備段階から、試験当日まで、新型コロナの影響でいろいろ異例づくしで、制約も多かったなか、モチベーションをキープし続け、昇段できたのはとても立派だと思います。
とくに二段を允可された子は、学科の試験で100点満点でクリア!
(初段の中学生も、95点以上で成績優秀者として名前が呼ばれました)
彼らの合格を流山の師父にも報告したところ、
ご祝辞とともに、
「初段は1年経つとほとんど技を忘れてしまうが二段まで行くと体に染み付いて一時的に忘れても直ぐに思い出す、だから二段になって初めて本当の拳士と言える」
「私は昇段試験の中で高段者の試験よりもむしろ二段試験が一番難しいと思っています」
というメッセージを頂戴いたしました。
初段の拳士も二段の拳士も、一番立派なのは修行を継続したことだと思います。
また受験前は、先輩も後輩も一丸となって彼らをサポートし、受験した拳士も、そのありがたみが身に沁みているというのも素敵なことです。
ひとり(今回は二人)の昇格を通して、道院全体が成長できる、環境と仕組みに感謝です。
また、黒帯の拳士が増えるということは、ブラックな道院に近づくのではなく(!?)、
指導者層の厚みが増して、道院のポテンシャルが上がることにも直結します。
今回も、忘れがたい昇格考試となりました。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108』