少林寺拳法は、もともと禅僧の護身練胆が目的の行であるので、
無手が建前。
あからさまな武器を使う武器術はないが、相手が武器を持っている場合を想定し
仏弟子にふさわしい法器を使う技法も伝えられている。
法器には、独鈷、如意棒、錫杖などがあり、
教範には、如意棒が「法器の中では一番活用されているものである」と記されている。
そんな如意棒、
じつは、前々から如意棒が欲しい、如意棒を作ってみたいと思っていたので、
STAY HOME期間の手すさびで、今回如意棒作りにチャレンジしてみました。
こちらが素材となる原木(木の種類は???)
切り出してから半年ぐらいは日陰で寝かせて、乾燥させるそうです。
(Special thanks Y・K先生)
この原木の皮を、スクレーパーで剥いて、
ペーパーで表面を磨きます。
ペーパーをかけたら、クルミ油や椿油で仕上げていく。
ワタシは、A・Y先生のアドバイスで、蜜蝋(ビーワックス)を塗り込んでみました。
かなり渋い、いい色に!
最後に房紐をつけて完成!!
はじめてにしては、上手にできたと思います。
※我孫子道院では、千葉県の「新型コロナウイルスから体育・スポーツを安全に再開するためのガイドライン」をベースに、
感染防止に気を配りつつ、修練を行っております。
具体的には
・道場に来る前に自宅で検温(37.0度未満であること)
・体調が普段とは違う日は、迷わず稽古を休む
・道場に入ったらまず手洗い(タオルは各自持参)
・マスクの着用
・道衣は小まめに洗濯する
・アロマディフューザーによる、抗菌・抗ウイルス作用の強い精油の拡散
・道場の窓を開け、換気を行い、人と人との距離を適切にとる
以上の予防策を実施しながら活動中。
コロナ禍で、気が付かないうちに身心に疲労が溜まっている人も多いと思います。
広義の意味で護身術であり、『護心術』でもある少林寺拳法を学んで、身体と心の健康を保ちませんか?
今年も夏休みに「少林寺拳法サマースクール」と題した、長期体験入門者(無料)を募集します。
興味のある方は、ぜひご一報ください。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』