稽古で培った本質力を試す! 全天候型武道への道 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

毎年恒例の拳士会主催の「冬季雪上鍛錬」に行ってきました。

(別名、日帰りスキー合宿)

 

武道の修行の目的は、「生きる力を高めること」

少林寺拳法の法形(技法)という「具体力」を修練しながら、「生きる力」=「本質力」をどこまで高められるかが、拳士には問われているわけです。

開祖も「少林寺拳法の極意を日常生活に活かせるようになれ」とおっしゃっていましたので、日ごろ修行で培った本質力を、普段と全く違う環境、違うジャンル(具体力)で、どこまで活用できるかを試す場として、毎年、湯沢パークスキー場を舞台に、みんなで検証作業を行っているのです。

 

 

 

鍛錬ですので、非常に厳しいプログラムのはずが、みんな笑顔にしかなりません(笑)

稽古は楽しくなければ続かないので、楽しまないと。

「楽な稽古はないが、楽しい稽古でなければならない」のが少林寺拳法。

朝から夕方までガンガン滑りましたが、どうやら、みんなの本質力も、なかなか高まってきたようです。

ワタシ自身も、ランチタイムすら惜しむように、ノンストップで滑り続けた少年拳士につきあい、

かなりの本数を滑りましたが、筋肉痛はゼロ!!

だいぶ力みが抜けてきた証拠、と自負しています。

(これぞ、修行の成果)

 

本質力の確認なので、スキーの上手い・下手は関係ありません。

(我孫子道院には、この雪上鍛錬でスキーデビューを果たした拳士が何人もいます!)

 

これから1年、しっかり道場で鍛錬を積んで、

来シーズンもみんなで本質力の向上度合いを試しに来ましょう。

 

おかげさまで、ベストコンディションに恵まれました~

 

帰りの新幹線に乗る前に立ち寄る、越後湯沢駅の越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」での利き酒も、冬季雪上鍛錬の大事な酒行。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110