今日から11月。
少しずつ気温が下がってきて、「修練の秋」も徐々に深まってまいりました。
そうした中、今回は新入門の拳士の紹介です。
この度、新たに我孫子道院の仲間に加わってくれたのは、小学一年生の女の子、Y・Sちゃんです。
Y・Sちゃんのお父さんは、年明けに准拳士初段の昇格考試を受験する予定のA・Sさん
お兄ちゃんは、今月五級を受験する、小学三年生のO・S君
つまりファミリー拳士のニューフェイスです
(親子で少林寺拳法を楽しんでいる、Sさんファミリー)
少林寺拳法は、二人一組となって技法の習得と修練を行う「組手主体」が原則
なぜなら、攻防の技術に絶対必要な、間合いや虚実、技の変化などは単独では会得できないので、二人相対して、お互いに技をかけあって、ともに楽しむことを特徴としている。
つまり「組手主体」といっても、相対する相手というのは、対抗者や倒すべき敵ではなく、トレーニングパートナーであり協力しあう仲間であるわけです。
だからそのパートナーは、性別や年齢をとくに制限する必要がなく、Sファミリーのように、父娘でも、兄妹でも、誰とでもペアを組んで、お互いに協力することで、技術の上達とともにコミュニケーション力(人格)の向上にもつながるのです。
我孫子道院には、現在、このSさんフェミリーをはじめ、6組の親子拳士が在籍しています。
(父子が4組、母子拳士が2組)
親子拳士が増え、年齢層が幅広くなってきた結果、いまの道場の雰囲気は、極めて良好になっていると自負しています。
大学生をはじめ、若い拳士ももちろん元気いっぱい稽古に励んでくれていますが、
お父さん拳士、お母さん拳士、そして子供たちが増えてきたのは、
単純な肉体的な強さだけではない、
少林寺拳法を修行する理由と意義、そして価値を感じてくださっている証拠だと思っています。
より詳細に言えば、我孫子道院には6歳~50代の拳士がいて、女性も約20%います。
こうした中で修練するということは、年下の先輩に教わることもありますし、年上の後輩に指導する機会も出てきます。
こういう場面は、道場以外ではなかなかないのではないでしょうか?
年齢、性別を超えて、教え合え、学べ合える環境に身を置くと、自然に謙虚になり、尊敬と礼節が生まれてきます。
その独特ともいえる雰囲気の良さを、ぜひ少林寺拳法の道場に見に来てください。
ちなみに、少林寺拳法では、67年前から、月ごとに入門期生というのをカウントしています。
今月=2015年11月は、
その入門期生がジャスト800期になる区切りの月!
あなたも、このキリ番の月に、少林寺拳法に入門し、私たちの仲間に加わりませんか?
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』