先日紹介したように、今月の3日に入門式を行ったばかりですが、
その入門式後に、もうひとり、我孫子道院に新しい仲間が増えました
写真左端のH君(9歳)です
本人が「武道・武術に興味がある」といって入門してきたので、
とても意欲的な少年で、今後が楽しみなひとりです
というわけで、
5月の宗道臣デーの「少林寺拳法体験教室」以降、
このH君で3人の新入門者を迎え入れることができました
もっとも体験教室参加者からの入門は、写真右のT君だけ……。
写真中央のN君は、体験教室ではなく、通常の修練日に、3回ほど体験入門してくれて、今月から正式入門となりました
とはいえ、これも“間接的”には、「体験教室効果」だと、かなりポジティブ(都合よく?)に解釈しております
やっぱり、仲間が増えるって、いいことですね~
先日、門下生に、
「少林寺拳法を学ぶにあたり、絶対必要なもの、なければ修行ができなくなるものは、何か?」
という質問をしました
皆さんは何だと思いますか?
そのときの答えを整理すると、次の4つに集約されました
①教えてくれる人=師(もしくは先輩)
②修練相手=仲間
③修練する場所=道場(専有道場だけではなく、5畳半から体育館、軒下、公園等を含む)
④道衣
大体、こんなもんではないでしょうか
①については、説明不用ですね
開祖や開祖の著書などを含め、師匠、先達がいなければ、少林寺拳法を“学ぶ”ことはできません
②の仲間は、「組手主体」を特徴とし、相対演練を主とする少林寺拳法においてはとくに重要
少林寺拳法における技法の修練は、二人一組で行うことが原則なので、最低でも自分+もう一人はいてくれないと……。
しかし、少林寺拳法は、単なる武道やスポーツではなく、あくまで「禅門の行」
「行」というのは、
「ぎょうにんべん」×2であり、「ぎょうにんべん」は、人がもう一人を背負っている姿
ゆえに、「行という字は、強い者が弱い者を背負い、お互い向かい合う姿である」というのが、開祖の教え!
(「行」=「大人が子供を背負って向かい合った姿」を体現した、2012年の夏合宿での「行コンテスト」の様子)
だとすれば、写真の通り、最低でも4人の仲間が集まらないと「行」にはならないので、
やはり仲間は多ければ多いほど望ましい!
そして、ワタシの解釈では、修行に欠くことができない存在という意味で、
「道場」も、
そして「道衣」も仲間にカウントしている
子供たちには、
「道場も修行の仲間であり、仲間であるから、道場に出入りするときは、その道場に対しても挨拶=合掌礼を行い、稽古のはじめと終わりの際には、道場の正面に向かって礼をする」と話しています
道衣に対しては、直接「礼」こそする機会は少ないが、まめに洗濯して、きれいに畳み、きちんと着こなすことが、礼にかなうことといえるでしょう
というわけで、
道場や道衣まで“仲間”にくくると、少林寺拳法は、師匠と仲間があってこそ行じられるものであり、逆に言えば、師と仲間さえいれば(恵まれれば)、いつまででも楽しむことができるわけです
だから仲間を大切にし、その大切な仲間をどしどし増やしていこうではありませんか!!
今度の週末には、お楽しみの夏期合宿も控えています
合宿では普段以上に仲間同士の交流を深め、コミュニケーションを図り、団結力と連帯感を強化しましょう
合宿名物、切り出した青竹を使った、本格的な流しそうめん(流水麺)、
今年もやります!!
拳士の親兄弟、友人知人、他の道院・支部の拳士の飛び入り参加も大歓迎
みんなでにぎやかに楽しみましょう
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』