子供に伝えたい少林寺拳法(ママさん拳士誕生) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

今回も、うれしいご報告です


5月1日から、我孫子道院にまたまた新しい仲間が加わりました




新入門のM・Yさんです


M・Yさんは、先月入門したS・Yクン(小学1年生)のお母さん

S・Yクンと一緒に、一ヶ月体験入門として道場に通って、

今月から正式に拳士の仲間入りを果たしてくれました


これで我孫子道院の親子拳士は3組目

他所の道院や、武専では、非常に熱心に活動・活躍されているママさん拳士がいらっしゃったので、我孫子道院にも母子拳士、ママさん拳士が入ってくれればいいのにな~、と思っていたところだったので、大変にうれしく思っております


本格的な修練はまだ始めたばかりですが、かなり筋はよさそうなので、ゆくゆく幹部拳士に加わってくれることと、いまから大いに期待しています



繰り返し申し上げてきたことですが、

父子でも母子でも、やっぱり親子で少林寺拳法を行ずることができるというのは、素晴らしいことですよ~


5000円札の肖像で知られる新渡戸稲造(教育者・倫理哲学者・農学者)が、

その著書『武士道』の序文に

ベルギー人の法学者、ラブレーとの会話で、

「日本の学校では、宗教教育がないですか。宗教なしでどうやって子孫に道徳教育を授けるのですか」と驚かれ、それに即答できなかったと書いています

(そして、自分の正邪善悪の概念を形成しているのが、「武士道」であることに気づくわけです。彼は岩手の南部藩の下級武士の息子でした)


翻って、現代のお父さんお母さんで、明確な精神の基準、道徳の中核をもっている方はどれだけいらっしゃるでしょうか?


我々の少林寺拳法には、「人づくりの行」として、確固たる哲理と教えがあります

そして、その哲理と完全にリンクした護身の技法があり、さらには、その技法と教えを誰もが学んで身につけていける、優れた指導法が確立しています


ワタシ自身は、高校生の頃に少林寺拳法に入門し、有段者になって武専に通い出した頃には、漠然と「いつかは道院長になってみたい」と思っていましたが、本気で道院長になろうと決意したのは、結婚して子供が生まれてからでした


つまり

「この素晴らしい少林寺拳法を、自分で自分の子供たちに伝えてみたい」

というのが、大きな動機のひとつになったわけです


というわけで、近隣のお父さん、お母さん、

M・Yさんに続いて、パパさん拳士、ママさん拳士になりませんか?


今週末(17日)には、既報の通り「少林寺拳法体験教室」も開催しますので、ぜひお子さんとご一緒にお出ましください


お待ちしています!!




M・Yさんと、S・Yクンの道衣姿のツーショット

親子で稽古をすると、会話も増えて、楽しさ倍増間違いなしです



少林寺拳法公式サイトの下記のページもご覧ください


「親子に贈る少林寺拳法」

http://www.shorinjikempo.or.jp/group/contents/family.html


「子供たちに贈る少林寺拳法」

http://www.shorinjikempo.or.jp/group/contents/children.html




本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』