今月(10月21日)の千葉武専の派遣教師は、本部の川島一浩先生でした
川島先生は、開祖存命中の最後の“山門衆”のおひとり
技術指導に関しては、本山・本部を代表するお立場の第一人者です
今月の指導者論
金剛禅の“調和の思想”「組手主体」を講義される川島先生
実技を指導中の川島先生
攻者(お相手)を務めたのは、持ち前の◆▲◆をアレした、不肖ワタクシ……
写真は送突倒などの、送小手系統を説明していただいているところ
他にも片手投系、逆小手系、S字系など、たくさん、たくさん教わりました
(川島先生曰く、掛け手が肝要とのこと)
川島先生によると、少林寺拳法の柔法は龍王拳27技、龍華拳55技、その他が約143技あるが、
それらは主として8種の原理に分類できるとのこと
その8種とは
・S字系
・逆小手系
・小手投系
・送小手系
・コの字系
・天秤系
・閂系
・木葉系
この8種に圧法併用技が加わるというようなお話でした
(あくまでワタシがメモした内容なので、川島先生の解説どおりであるかは、保証できません)
技の種類が多いだけに、こうした整理、分類が重要だということがよくわかりました
しかし、そうしたわかりやすい解説と、切れ味鋭い技以上に印象に残ったのは、
川島先生の汗の量!!
(上の写真でも、少しはわかるかも?)
当日の千葉武専の参加者、約160人の中で(今月は派遣教師が川島先生だったので、他武専からの受講者も少なくありませんでした)、
一番汗をかいて、一番動き回っていたのは、間違いなく川島先生だったと思います
その豊富な練習量と指導量が、川島先生の確かな技法の源泉だと認識し、
指導者として見習わなければ、という思いを強くした次第です
いや~、いい勉強をさせていただきました
川島先生の熱血指導に、改めて御礼申し上げます
こちらは研究会+αの、川島先生との集合記念写真
希望者にはデータを差し上げますので、ご一報ください
(ただしご自身がこの写真に写っている方に限ります)
◆耳寄り情報!?◆
そんな川島先生が、11月14日発売の月刊秘伝誌12月号に登場するそうです
テーマは
少林寺拳法本部の"山門"に住込み修行!
少林寺拳法"山門衆"三世代鼎談
開祖の内弟子として過ごした3名の山門衆OBの先生方が、山門衆時代の修行や生活の様子、開祖の思い出を語る企画だそうです
川島先生の技とご指導に魅了された拳士は、お見逃しなく!?
◆オマケ◆
武専の翌日、出張先で撮影した富士山です
季節は秋です……
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』