13日の土曜日に、我孫子道院の達磨祭と、教区の合同昇級考試を行いました
達磨祭とは、以下のような行事です
『達磨大師は、いまからおよそ1500年前に、インドから中国河南省の嵩山少林寺に渡り、
釈尊の正しい教えと、その行法(座禅行・易筋行=拳法)を伝えたという人物で、
金剛禅総本山少林寺の本尊でもあります
達磨祭は、その祖師達磨大師の命日(10月5日)の前後に、
達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲ぶと共に、拳士一人ひとりがいっそう拳禅一如の修行に精進し、
「達磨の子」として七転び八起き、不撓不屈の精神と本当の強さとやさしさを身につけることを
互いに誓い合う行事です』
拳士の祖師=達磨大師
導師(黒い法衣を着ているワタシ)による、祭詞奉読
そして、恒例のダルマ受身!!
胡坐をかいて、横方向(?)に7回転がり、8回起き上がって、
ダルマの七転び八起きの教えを実践!?
今年はなぜか、少年部の拳士たちに、このダルマ受身が大ウケでした
(少々強引ですが)
これができれば、間違いなくその拳士は達磨の子
どんな困難からも立ち上がれるポテンシャルはあるはずです
「人の価値は失敗したかどうかではなく、その失敗から起き上がれるかどうかできまる」というのが、金剛禅の教えです
一度失敗したり、躓いたり、転んだだけで、見捨てられるような社会では、人は育ちません!!
失敗から学び、失敗が許されるから、大物が育つのです
ゆえに、真剣に取り組んだうえでの失敗に関しては、大いに寛容な社会を取り戻さないと、
日本の明日は縮こまるだけ、小物だらけの小さな国になってしまいます
いまこそ、達磨の精神を生かして、社会に有意な、大きな人物を育てていきましょう
そして、達磨祭の儀式のあとは、お祭りらしく(?)、みんなで昼食会(お弁当)
今年は、ケーキやプリンなどのデザートの差し入れをいただいたので、例年以上に盛り上がりました(笑)
また、午後からは、柏小教区の合同昇級考試も開催
我孫子道院からは、社会人の四級の受験者が1名、高校生の五級の受験者が2名いましたが、いずれも無事合格いたしました(パチパチパチ)
せっかく、3名が全員合格したので、夜は有志+保護者で、昇級祝い&懇親会も……
じつに充実した達磨祭の一日でした
達磨祭当日、空を見上げると、いわし雲が広がっていました
◆おまけ◆ 間違いさがし?
下の写真は、昇級祝いの会場での一コマです
何かとっても不自然なところがあるのですが、わかるでしょうか????
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』