昨日は7月度に入門した6名の拳士の入門式を挙行しました
入門式は、入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、自分自身に誓うための儀式です
また、入門者を仲間(同志)として迎え、絆をむすぶ手始めの儀式でもあります
我孫子道院では、そうした入門式を入門者の人数、時期に合わせ、年に2~3回行っています
760期生となる、小学3年生のO拳士、H拳士、1年生のM拳士、I拳士、U拳士、保育園年中のN拳士(+お母さん)
この6名が、昨日から正式に少林寺拳法の拳士としての修行をスタートすることになりました
どの拳士も、しっかり自分の入門動機をみんなの前で話すことができて立派でした
諸君の期待に応えられるよう、ワタシも自分の技術と教えを余すところなく伝えていくつもりなので、諸君も「正義を愛し、人道を重んじ、礼儀を正し、平和を守る真の勇者」になるべく、精進を重ねてください
入門式表白文に「是の法は錬らざれば成らず。小錬せば小成し、大錬せば大成す」とあったように、やればやっただけ自分の身心にリターンがあるのが少林寺拳法です
大いに上を目指しつつ、脚下照顧で自分の足元、すなわち初心や基本を大事にして、みんなの中でみんなとともに上達、成長してください
とくに、今回入門した6人は、縁あって同時期に入門した同期ですから、「自分も上手くなるが、相手も上手くなってもらう」という精神を大切にし、ひとりも挫折することなく一人前の指導者になれるよう、お互いに助け合い励まし合いながら、修行生活を楽しんでください
少林寺拳法の修行では
仲間は競争相手ではなく、自分を高めてくれる存在で、
競争したり比較していいのは、過去の自分、昨日までの自分だけ
だから仲間が増えることはうれしいし、仲間が上達すると自分も上達する……
とにもかくにも、このたびは入門おめでとうございました
入口(入門)はあっても、出口(卒業)がないのが、この世界です
いよいよ本格的に指導者への道の第一歩を踏み出したわけですから、開祖から受け継がれてきたバトンを、まだ見ぬ後輩に伝えられる拳士になりましょう!!
さて、この日は入門式だけでなく、入門式の後に通常稽古、そして午後からは、有段者のための勉強の場、通称「武専課外授業」を行いました
不定期開催(?)の武専課外授業
今回の「秋の課外授業」では、主任講師におなじみのS先生をお迎えし、6道院4支部から、所属長&幹部拳士が集まって、13時~18時までびっちり稽古を行いました
昨日は、流水蹴(前)、燕返などの剛法や、上膊抜や腕十字などの柔法と、ともに級拳士科目の技から見直していただき、それから質疑応答形式で有段者科目のご指導をしていただきました
例によって、覚えきれないほどいろいろ教えていただいたのですが、一番基本の振り子突についても、いい勉強ができ、収穫大の一日だったと思います
放課後には恒例の「酒座」もあり、『拳“膳”一如』を実践!?
朝から夜までやっても楽しい少林寺拳法
スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋
これらすべての要素をひとつで内包しているジャンルは、少林寺拳法以外にそうそうないはず
というわけで、皆さんも少林寺拳法をはじめて、この秋は、全部ひっくるめて「少林寺拳法の秋」にしてみませんか?
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』