時間を超えて残るものは……(新しい仲間が加わりました) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

昨日付で、我孫子道院に新しい仲間が加わりました

その2012年最初の入門者は、高校2年生のKクン

学校では駅伝部に所属しているということで、持久力は抜群!


今年の稽古初めの日に、見学に来てくれて、その後3回ほど体験入門で参座した後、正式に入門する運びとなりました


そして、昨日が入門手続きを済ませた後の、記念すべき最初の修練日

天気予報では、夜9時ごろから雪になるとのことでしたが、Kクンの入門初日の稽古をお休みにするわけにはいかないので、定時に道場を開けました


肝心の天候は、少年部の時間帯(18時~19時半)は雨

ただしかなり気温は低くて、寒い

そして、19時半からの一般部は、雪の予報の影響か欠席者が多く、4名でスタート

「雪が降ってきたら、稽古を早めに切り上げるかもしれないよ」と断ったうえで、稽古をはじめたのですが、やりはじめると「新入門効果」(?)で、みんなの集中力が高まり、気が付くと道場の外には大粒の雪が舞っていました!!


窓を開けると、木々や地面にも雪が積もりはじめていたので、定時よりも1時間ぐらい早く、稽古を切り上げ、帰宅しました(もう少し、判断が遅かったら、帰宅困難になっていたかも?)


ちょっとドキドキしたかもしれませんが、Kクンにとっては、忘れられない稽古初日になったのではないでしょうか


何年かして、振り返ったとき

「ボクが少林寺拳法に入門した日は、雪だったな~。はじめは雨だったのに、夢中で稽古しているうちに、雪が積もりだして焦ったな~」なんて思い出になってくれるとうれしいです


指導者としては、雪が積もりだす前に、稽古を切り上げたり、思い切って稽古をお休みにするという判断も必要だったのかもしれませんが、我々のやっているのは、「練習」ではなく、「稽古」であり、「修行」であるわけですから……


それに一番肝心なのは、雪のことも忘れて、短時間とはいえ夢中になって、稽古をしたこと



「時間を超えて残るものは、時間を忘れて作られたもの」


少林寺拳法が、これから70周年、80周年、100周年、150周年と続いていくためには、時の経つのを忘れて、稽古に打ち込んだ経験のある拳士の存在が欠かせません


雪の日に、拳士としての第一歩を踏み出したKクンが、雪のような真っ白な気持ちで、真純単一にこの法修行に専念し、いつか指導者として大成してくれることを願っています


Kクン、入門おめでとう!!



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一夜明けて、今朝の我が家

昨夜はおそらく夜8時45分ごろから、本格的に降り始め、9時15分ごろ道場を撤収

降り始めは見逃してはいなかったはずですが、あそこまで短時間で積もるとは……

でも、短時間ながら集中したいい稽古ができました

(みんな、無事に帰れたよね?)



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めったに雪が降らない我孫子市では、このぐらいの雪でも、交通機関等への影響は大!



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凍結しないうちに、朝イチで北側の道路の雪かきを行いました

誰かがやらなければならないことを率先してやるのが、拳士の行動のあり方です

去年のブログ「初雪に思う 指導者のあり方」http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-10772234994.html (参照)


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』