宗道臣デーとは、少林寺拳法の創始者 宗道臣先生の命日(開祖は1980年5月12日に遷化)に合わせ
拳士が地域社会に向けた活動を全国で展開する日のことで、昨年まで「開祖デー」と呼んでいた行事です
(開祖生誕100年の今年、「宗道臣デー」に改称されました
開祖の掲げた少林寺拳法のスローガン
『半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを』
を個人ではなく道院単位で、しかも全国同時期に実践する日と位置づけられているので、我孫子道院では例年手賀沼遊歩道の清掃活動をおこなってきた
しかし、今年だけは少し趣向を変えて、専有道場での公開演武会を行うことにした
テーマは「あたりまえ病の克服」
普段「あたりまえ」だと思っていること、家があって、家族が一緒に暮らせて、学校や仕事に行けて、道場にみんなが集まれて、いつものように稽古できることは、じつは『有り難い』こと、つまり本当は確率的に低いチャンスでしかないことを実感してもらおうと思って、あえていつもの道場、いつもの稽古の延長で、「宗道臣デー」をおこなってみることにしたのだ
3月11日以来、
平穏な安全、平穏な生活が揺らいでいるいまだからこそ、「吾唯足知」(われただ足るを知る)の教えを思い出してもらいたかったのだが……
とはいえ、楽しくなければ自他共楽の精神に反するので、公開演武会にして、友人、知人、親兄弟を招待し、記念品として、特別賞のメダルも用意!
一般部から一組、少年部から一組にメダルを贈呈したのだが、その選考は少年部全員で、一般部の演武を評価して一組選出、少年部の受賞者は、一般部全員で協議して、一組選ぶということにして、全員が参加者であり、全員が審判というスタイルにしてみた
みんなで思いが共有できたのなら、今年の「宗道臣デー」も成功したのではないだろうか
公開演武会に先立ち、開祖忌法要もきちんと実施
そして、演武会終了後はお茶とお菓子で懇親会
演武会を見に来てくださった方、差し入れをしてくださった方々に、この場をお借りして御礼申し上げます
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『114』