昨日は、千葉県教区の技術研修会
講師に、本山の川島一浩先生をお迎えできたこともあり、
受講者は当初の予定人数を上回る250名も集まった
開祖は「少林寺拳法のワザは、人集めのためのエサだ」と語られていたが、やはりエサ(今回の場合は、川島先生の存在と、運用法の修錬法というテーマが、そのエサに相当する)がいいと、たくさん人が集まってくる
人集めのエサ……といってもいろいろあるわけで、そのエサによって集まってくる人の数もそうだが、それ以上に人の種類(性質)も変わってくる
我々の場合、「人づくりによる国づくり」を目指しているわけで、いくら人が集まったとしても、その運動に賛同し、参加してくれる人たちでないと、人を集める意味がない
また少林寺拳法というエサは、人集めのエサであると同時に、集めた人を育てるためのエサでもある
「育てる」ということになると、当然、食べたものによって育ち方が変わるので、よくよく吟味する必要があるわけだ
その点、少林寺拳法の技法が、人集めのエサとしても、そして人を育てるためのエサとしても、無上に美味で、滋養に溢れ、質、量ともにすぐれたものであるのは、創始以来63年間変わっていない
だとすれば、人がどれだけ集まるか、そしてどんな人が育っていくのかというのは、開祖という比類なき名シェフが作った料理をテーブルまで運んで並べる、一人ひとりのギャルソン(給仕係?)、つまり指導者の力量しだいということになる……
それを川島先生のすばらしいリードで、あらためて実感させていただいたワザは、開祖のおっしゃるとおりエサである
しかるがゆえに、より良質のエサを提供できるよう、指導者は努力を怠ってはならないわけで、今後もこうした研修会は積極的に参加させていただいて、自己の研鑽をはかりたい……
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109』