親として心が痛いからです1 からの続きです。

公開されている情報にたどり着くには、まず
https://www.npo-homepage.go.jp/portalsite.html
のページの
所轄庁 に 横浜市 と入力して下さい。ドロップダウンでも県の後に市が出てきます。
次に
団体名称 に いばしょづくり と入力して
ページ下部の 検索する をクリックして下さい。 

すると NPO法人の詳細情報 という 黄色いページが出てきますので
下の方にスクロールすると
閲覧書類 とあり 横に 23年度◯ 24年度◯ とありますので
ここでは24年度の◯をクリックして下さい。

平成24年度の事業報告書と 収支計算書がスクロールで見ることが出来ます。

収支計算書を見て下さい。
収入の部 の 
2事業収入
⑴不登校の子ども達及び不登校経験のある若者に対する居場所の提供事業収入 
イベント参加料
          ¥4,003,125
いばしょづくり、いばしょクラブ主催の学校説明会などに参加したことのある方は
会場に入るとき参加料を支払った記憶があるか思い出して下さい。
事業収入、というのは学校説明会に参加された各学校様のブース料と考えられます。
留学説明会などでベネッセや近畿ツーリストなどがブースで説明するのと
同じ事業です。ここで補足ですが、非営利団体でもその活動目的に沿った事業で
利益を得ることは良いのです。
むしろ、ボランティアに近い活動が多いNPO事業は、助成金に頼ることが多く
事業推進の為の資金が脆弱で継続に支障が出やすいため、
自治体では経済的に自立出来るNPO運営の勉強会などが市民活動センターなどで
開かれています。
*事業で得た収入は使い道が限定されています。人件費などにはあてられません。

さて、そこで助成金ですが
収入の部 の ⑵と⑶、3寄付金 4助成金 項目は ゼロ円です。
ここでイベント会場の広さ、立地を思い出して下さいね。
日本橋会場の賃料は約10万だそうです。

さて一度いばしょづくりのサイトを開いて下さい。
http://www.ibasyo.jp/
通信制高校などのバナーが貼ってありますね。現在9つ付いています。
バナーの団体は貼付けてもらってアクセスして欲しいのでサイト側にお金を払います。

ここで先日お会いした,
現在サイトの運営団体 をクリックするとメンバーのところにお名前があるKさんが
「バナー1つあたり月/平均10万円の利益がある」とおっしゃいました。

また収支計算書の収入欄見て下さいね。
ここで、なんらかの帳簿をつけたことのある方、あれ?と思いませんか?
事業を継続して行っているのに、
予算 の項目がありませんね。
各収支のところに内訳、詳細が記されていませんね。
バナー収入という項目見つかりましたか?無いですね。

Kさんの答えです。
「全部塾経営者である代表の個人の収入になっているはずです。」

支出の部を見て下さい。
1事業費
⑴不登校の子ども達及び不登校経験のある若者に対する居場所の提供事業支出
イベント運営委託費

   ¥2,953,190
   ¥630,000
   ¥420,000    
計  ¥4,003,190

約400万円もいったいどこの誰に運営を委託されているのでしょうか?
委託先は見当たりませんね。

Kさん
「代表の会社に入れてから給料として代表の彼に払われれば手に入るでしょう。
それだけで月けっこう儲かったからもう彼は会社に出てこない。
会社はダミー含めて3つくらい持ってるはずです。」

Kさんはコンサルタントとして、代表が経営する塾が夕方=夜間だけでなく
昼間の時間帯も稼働させる為に
日中学校に行くことが出来ない不登校生をターゲットにした事業を提案し、
保護者が信用しやすいようにNPO法人をつくる営業方法を伝授したそうです。

不登校であっても教育を受ける権利はあるのに
その公的援助や手だてが整備されていない中、
浪人生が激減してデイタイムの塾稼働率が下がった大手予備校などが
授業料を取り、カウンセラーを置き
不登校に特化したクラスを開設して営業をしています。
しかしこれらの塾は競争原理の中で事業として商売しているのであり
法人格を取り、税制上の優遇などを得たりしていません。
つまり、まっとうな納税感覚のある企業家なら
ここでみられるような経理が曖昧で、法令で定められている
総会さえ開かない信用に欠けるNPO運営などしないのではないでしょうか。

それよりもなによりも心配でたまらないのは
デリケートな課題を持ち、時にはいじめなどで深く傷ついた子ども達に対し
この団体及び理事、代表は、
これまでのことも含め今後も責任ある行動がとれるでしょうか。
たとえば今でもサイトはログインしなくても書き込みを読める状態なのです。
指摘を受けても返答もありませんが、サイトの細かい変更はこのところ続いているので
サイト管理者がある程度サイトをいじれていることは確かです。

いばしょクラブの中心の二人の保護者さんからは
幾度となく、NPOにはお金が無いので大変だ、と聞かされていました。
その都度、助成金やバザーなどの一般的なNPOの経営方法を提案したり
手伝いを申し出たりした人はいましたね。
お互いまだまだ不登校の課題を抱えた親同士
手が足りないなら、ボランティアを呼びかけるなどして
仕事を分担したり、市民活動推進センターなどに出向いて
助成金の指導を受けたりという
あたりまえのNPO活動をなぜしようとしなかったのでしょうか。
あるいはなぜ総会を開いて検討しなかったのでしょうか。

拠り所にしていらっしゃる、特に未成年のみなさん。
やっとたどり着いた、吐き出せる場所。そこがあるから辛い毎日を
なんとか持ちこたえてるのに、無くなったらと思うだけで
足がすくんでしまう、ひとりぼっちになりそうで怖いね。

でもそこは、スプリンクラーの無い、入ったら出られない
箱かもしれないの。

ちゃんと出たり入ったり出来て
自分の大事な秘密は絶対守ってくれるしっかりしたひとたちが
民主的に話し合ってつくっている場所を探して欲しい。

私もそういう場所をつくる方法を一生懸命考えるよ。

同じような子どもの親の気持ちです。