なんと、経営の神様・松下幸之助のご指導(←コレとんでもなく凄いんですが!)
による祈願が開示されたというので、先日、さっそく行ってきました。
※『不況脱出祈願』―松下幸之助特別霊指導―(2020/5/7開示)
午前の祈願を受けたかったので、朝から出発。
1時間前には正心館に到着、そく特別祈願室のあるフロアへ向かった。
おそらく自分が最初だろうと思っていたが、すでに一人、静かに祈願書をしたためている先客がいた。
みるからに徳の高そうな、(どこかの社長?)経営者風の方だった。
さすがだなぁ…。
自分も少し間をあけて座り、まず深呼吸。
心境を整えてから、祈願書に向かい、ゆっくり記入していった。
しばらくして、人も増えた。といってもわずか数人。
定刻になると、控えの間に通される。
祈願にあたって極めて重要なレクチャー等があり、ひたすら心静かに時が満ちるのを待つ。
そうして、ようやく特別祈願室の間へ。
静かに入っていく。
で…、驚いた。
今までにも、ここに来たことがあるはずだが、まるで別の空間になっていた。
ブルーとホワイトの抜けるような美しい床。
陽差しがさんさんと、心地よい風がそよそよと、流れてくる(?)、明るく広々とした窓、壁(?)。
天井もあるはずなのに、青い空が透けて見えるような気がする。
どうなっているんだ?
澄みきった青い大空の、はるか上空に、ピタリと静止し、浮かんでいるような、不思議な四角の空間。
下を見ると、床を通り超して、地上が小さく透けて見えてしまうような感覚。
建物としての物理的な部屋、普通の様子は、確かに自分の目にうつっているのだが、それに、二重映しのように、透明なクリスタルのような像が重なり、ダブッて見える。
こんな経験は始めだ。
しかし、祈願前の精妙な波動を乱してはいけない。
ただただ心静かに座り、導師の登場を待った。
そのあとのことは、もう詳しく書く自信がない…。
憶えているのは、まず、導師の心の素晴らしさが、ひしひしと伝わってきたこと。
祈願を行う導師の落ち着いた声や、心境の波動が、それはそれは精妙で、穏やかで、心にしみ込んできた。
人間って、修行を重ねると、こんなにも聖なる心、静なる心(?)になることができるのだろうか…、という感動を覚えた。素晴らしい。
しかし、それ以上に感極まってしまったのは、
経営の神様・松下幸之助から、
「もうずっとずっと昔から、お前を愛してきたんだがなぁ~!」
という、メッセージが心に飛び込んできて、衝撃を受けたこと。
祈願が始まってすぐ、工業高校を卒業し、初めて社会人になった頃のことを思い出した。
まず、就職した会社が松下系の小さなメーカーだったこと。
入社してすぐに松下の本拠地・大阪へ行かされ、泊まり込みの研修を受けさせられたこと。
昼間は本部で研修みっちり、夜はお寺に宿泊。
朝夕、バスで通う、早寝早起きの日々。
さながら修行僧のような新人合宿研修。
そこで仕事の基本、初歩の初歩のマナーをたたき込まれた。
そして、完全に忘れていた、大切なことを思い出した。
社会人になったばかりの同じ頃、
地元のおばさんから、松下幸之助の「道をひらく」を渡された。
そのシーンがよみがえってきた。
「これ社会人になったお祝いね」
と言って、優しい笑顔で、差し出された。
受け取った「道をひらく」は、手帳サイズの小ぶりの書籍で、読みやすかった。
いつも持ち歩き、大事に読んでいた。
そんな遠い日々のことを思い出した。
20代の頃には、何かある度に、松下幸之助の本をいろいろ読んだり、さらに大人になってからも、あちこちで松下幸之助関連の研修を受けたりしてきた。
1996-09-15 16:30 手帳のメモから ■経営の神様
http://mstart.private.coocan.jp/note/memo01.html
そうした思い出が、次々と映し出されていき…
「な、ず~っと、お前を見守っていたんや。縁あって、つながった。この縁の力は、とほうもなく強いんや。」
最初のご縁があった、18歳の時から数えると、なんと46年間(!!)。
こんなにも長い間、見守っていただいていたのか… (T_T)
「力をしぼれ、知恵をしぼれ。そうしたら、新しいものが出てくる、新しい道がひらけてくるっ!」
私は、かろうじて声を抑え、もう激しく激しく号泣。
胸がボコボコして、涙が流れまくって、どうにかなりだった。
その日、帰るなりネットで「道をひらく」を注文。
数日後には、再びこの本を手にすることができ、以来、常にカバンに入れ、持ち歩いている。
P.S.
最近、懐かしくずっと読み返しているが、やはり若い時に読んでいた本なので、自分の仕事の原体験になっていたような感じがします。今でも、いや今だからこそ、説得力のある、気づきを得られる本だと、つくづく感じ入っています。
投稿日:2020年5月23日 更新日:2021年9月16日