空調服のファンと、着ぐるみ用の強力ファンは、良く似ている。
空調服のファンは、リチウムイオン充電池3.3V~7.2Vで動くDCファン。
着ぐるみファンは、乾電池(単三×4本)6Vで動くDCブロアファン。
良く似た構造、よく似た仕様のファンだから、入れ換えることができたら、何かと便利そう。
ところが、ファンの大きさ、口径が違う、服の取り付け穴のサイズが違う。
空調服のファンの取り付け穴は直径約85mm、それに対して着ぐるみファンの取り付け穴は約60~65mm、穴の大きさが2cmほど違うため、残念ながら代わりに取り付けることはできない。
と思っていたが、穴の径が大きいのなら、単純に穴を小さくすれば良いのでは?
とふと気づいたので、試しに、穴の径を小さくするDIYをやってみた。
まず、使う素材としては、事務所のデスクにあった不要なクリアファイルを用意。
クリアファイルは薄いのにコシがあり丈夫だから、向いてそうな気がする。
で、ハサミで、穴より少し大きめのサイズにカット。
ボールペンとかで丸い穴(空調服の大きめの穴、直径約85mm)を描く。
その中に着ぐるみファン用の取り付け穴を描く。直径約60mm。
着ぐるみファンの穴を、カッターなどでくり抜き、あける。
穴のあいたクリアファイルを、空調服の穴の裏側に貼り付ける。
貼り付ける方法は色々なやり方があるだろうが、面倒なことが苦手な私は、ホッチキスで写真のように、パチパチと止めちゃいました。(^▽^;)
貼り付け、成功。
これで空調服の穴が見事に小さな穴に変身。
いざ、その穴に、着ぐるみファンを取り付ける。
電池ボックスは、空調服の両側にある内ポケットに収納可能。
服の表側はこんな感じ。
2つの着ぐるみファンがスムーズに装着OK。
実際に電池ボックスのスイッチをオン!
以前の空調服を着ている時とほぼ同じ感覚。
ブワ~と風が服のなかを流れて涼しい涼しい。
うん、いたって普通の空調服の感じ。以前の雰囲気とまったく同じ。
最初は、この着ぐるみファンのオレンジ色が目立つかな、どうかなと思っていたが、実際に装着してみたら、心配したほど違和感なく(なにせ着ている本人からは見えないし)、けっこうこれアリだと思う。
着ぐるみファンは、気軽に使える乾電池式の電池ケース駆動だから、だれでもカンタンに扱える。
空調服の服だけなら、半袖ブルゾンのタイプで5000円くらいで購入可能。
間に合わせ用(?)の空調服づくりには超おすすめ。v(^-^)v