ソルト・パヤタスで1名、ソルトショップで1名、計2名募集します。


募集枠:  プログラム・コーディネーター

募集人数: 1名

形態: 契約

業務内容: フィリピンで実施している支援事業の運営管理、予算会計管理

支援団体、パートナー団体との連絡調整、ネットワーク作り

助成金等の申請書・報告書の作成、およびドナーとの連絡調整

その他事業関連業務

勤務地:  福岡 フィリピン出張有り

業務期間: 2012/7/1-2013/6/30 (3か月試用期間、双方合意により、継続有)

募集期間:    2012/1/15-3/15

応募条件等

必要な語学力: 業務遂行レベルの英語力

学位: 大卒以上または同等の経歴を有すること 

必要な技術資格:

類似業務経験年数: 国際協力分野で実務経験3年以上

業務内容による年齢の目安: 30歳~40歳ぐらいが望ましい

青年海外協力隊経験: 歓迎

その他: 高いコミュニケーション力

業務遂行レベルのPCスキル(ワード、エクセル、パワーポイント)

海外協力事業のマネジメント経験

建設事業案件の管理経験を有していれば尚良い


待遇: 弊団体規定による(社会保険加入、3ヶ月の試用期間あり。)

試用期間 基本給15万円(社会保険含む)

4か月目以降基本給20万円以上(経験、業務遂行能力によって決定)

交通費実費に基づき上限10,000円まで支給


応募方法

件名に「人材募集:プログラム・コーディネーター」と明記の上、下記書類をcontact@salt.or.tvまでメールで送付してください。

履歴書(書式自由、日本語)、志望動機(書式自由、日本語、A4用紙2ページ以内)

応募時の注意事項:

第一次選考:書類審査、第二次選考:福岡事務所での面接、書類選考後、追って面接日程をご連絡致します。応募書類の返却は致しかねますのでご了承ください

書類選考を通過した方から順次面接の日程を連絡致します。締切期日前でも適切な候補者が決定次第、締切らせていただきます。

募集団体の求人ページ: www.salt.or.tv

ソルトショップ販促スタッフ

募集タイトル: ソルトショップ販促スタッフ

募集人数: 1名

形態: アルバイト

募集分野: 商品開発、営業、販売

業務内容: フィリピンで製作する商品の企画開発、営業、販売

販促プラン計画、実施、在庫分析、管理

ホームページの情報更新を含む広報業務

勤務地:  福岡

業務期間: 2012/4/1-2012/3/31 (勤務開始時期は応相談。試用期間3カ月。

能力、適性、組織状況等により契約職員として採用の可能性あり)

募集期間: 2012/1/15-3/15

■応募条件等

必要な語学力:日本語、基礎英会話能力

類似業務経験年数: 3年以上

青年海外協力隊経験: 歓迎

その他: 雑貨、小売店での販売、商品開発等の経験

提案および実行力

PCスキル(ワード、エクセル、パワーポイント)

国際協力に対する関心が高い

必要に応じ、フィリピンへの出張が可能


待遇: 4日 9:00-18:00の間の5時間

試用期間中 60,000/

交通費実費に基づき上限10,000円まで支給

4か月目以降、実績、組織状況等により契約職員として採用の可能性あり

■応募方法

件名に「人材募集:ソルトショップ」と明記の上、下記書類をcontact@salt.or.tvまでメールで送付してください。

履歴書(書式自由、日本語)

志望動機(書式自由、日本語、A4用紙2ページ以内)

応募時の注意事項:

第一次選考:書類審査、第二次選考:福岡事務所での面接、書類選考後、追って面接日程をご連絡致します。応募書類の返却は致しかねますのでご了承ください

書類選考を通過した方から順次面接の日程を連絡致します。締切期日前でも適切な候補者が決定次第、締切らせていただきます。

募集団体の求人ページ: www.salt.or.tv

問合せ先: NPO法人ソルト・パヤタス/ソルトショップ 

担当 小川恵美子 

contact@salt.or.tv

Tel/Fax: 092-939-3633



今年は2枠、福岡勤務のインターンを募集します!


募集枠:  広報、啓発部門インターン

募集人数: 1名

形態: インターン

業務内容: セミナー、イベント、学習会等に関する業務補佐

ホームページの製作及びアップデート等、広報業務の補佐

その他、総務関連作業補佐

勤務地:  福岡

業務期間: 2012/3/16-9/30 (双方の合意により更新、有給スタッフ化有り)

募集期間: 2012/1/15-3/15

■応募条件等

必要な語学力: 日本語が堪能であること

その他: コミュニケーション力

PCスキル(ワード、エクセル、パワーポイント)

セミナー、イベント企画の経験または興味がある方

企業やNPOで広報業務の経験があれば尚可

待遇: 無給 

交通費を実費に基づき上限10,000円まで支給

勤務時間 週3日または4日(火~土9:00-18:00

■応募方法

件名に「人材募集:広報・啓発部門インターン」と明記の上、下記書類をcontact@salt.or.tvまでメールで送付してください。

履歴書(書式自由、日本語)、志望動機(書式自由、日本語、A42ページ以内)、

応募時の注意事項:

第一次選考:書類審査、第二次選考:福岡事務所での面接、書類選考後、追って面接日程をご連絡致します。応募書類の返却は致しかねますのでご了承ください

書類選考を通過した方から順次面接の日程を連絡致します。締切期日前でも適切な候補者が決定次第、締切らせていただきます。

募集団体の求人ページ: www.salt.or.tv

**********************************

募集枠:  事業部インターン

募集人数: 1名

形態: インターン

業務内容: フィリピンにおける子どもエンパワメント事業、収入向上事業、および

スタディツアー事業に関する業務補佐

調査、翻訳、総務関連作業補佐

勤務地:  福岡

業務期間: 2012/3/16-6/30 

能力、適性、組織状況等により、期間終了後有給スタッフとして採用の可

能性あり

募集期間: 2012/1/15-3/15

■応募条件等

必要な語学力: 日本語、英語

青年海外協力隊経験:歓迎

その他: コミュニケーション力

PCスキル(ワード、エクセル、パワーポイント)

企業やNPOでの就労経験があればなお可

待遇: 無給 

交通費を実費に基づき上限10,000円まで支給

勤務時間 週3日または4日(火~土9:00-18:00

■応募方法

件名に「人材募集:事業部インターン」と明記の上、下記書類をcontact@salt.or.tvまでメールで送付してください。

履歴書(書式自由、日本語)、志望動機(書式自由、日本語、A42ページ以内)

応募時の注意事項:

第一次選考:書類審査、第二次選考:福岡事務所での面接、書類選考後、追って面接日程をご連絡致します。応募書類の返却は致しかねますのでご了承ください

書類選考を通過した方から順次面接の日程を連絡致します。締切期日前でも適切な候補者が決定次第、締切らせていただきます。

募集団体の求人ページ: www.salt.or.tv


 ミレットさん、ジョーさんたちがフィリピンから来日した

今月7日、東松島市立矢本東小学校の子どもたち103名から、

フィリピンから届けられた励ましの手紙やLikhaのマグネットの

お礼として、手紙を預かりました。


 フィリピンにそれらを届けるために、翻訳のボランティアを

募集したところ、なんと25名からお申し出をいただきました!

1月初旬に現地に届けることを目標に、各自で翻訳を進めて

もらっています。年末のお忙しい中、引き受け下さった皆さん、

ありがとうございます。


 子どもたちの素朴で、気持ちのこもった一言一言には、

心を動かされます。また、手紙から子どもたちの手紙から、

考えさせられることもあります。


例えば、子どもたちの多くが、

「復興はかなり進み、もうほとんど元通りで大丈夫です。」

というような文を書いています。実際に現地に行ったみた

感想としては、震災直後の混乱はなくなってはいるものの、

まだまだ爪痕、痕跡があちこちにあり、元通りとは言えない

状況です。時には思い出して、辛くなることもあるでしょう。

「大丈夫です」と書けるのは、復興のために頑張っている

親御さんや地域の人たちの力強い姿を見ているせいか、

幼いながらに相手を安心させるために配慮したのか、

はたまた、多少の不便はあっても、生きている日々の幸せを、

震災前よりもより深く感じとれるように、彼らが大人に

近づいたからなのか・・・そんなことを想像しながら

翻訳を進めています。


それぞれ困難を抱えた地域の子どもたち同志の文通です。

それぞれの場所の子どもたちの気持ち、置かれた環境について

想像し、気持ちを寄せながら、この交流プログラムを続けて

いけたらと思います。






呼びかけるアクション「サウンドデモ」が行われました。

市民による市民のためのアクションです。



この時、事前に道路使用許可申請をしていたにも

かかわらず、警察から妨害を受けました。行き過ぎた

妨害行為に対し審査を求めると、申請時に提出していた

図面などの書類が、捨てられていたことが分かりました。


審査請求に対する警察の対応は、誠実ではありませんでした。


そこで、サウンドデモに参加した個人26人と福岡地区

合同労働組合の皆さんが合同で、福岡県を相手に

国家賠償請求訴訟を始めました。



本人の同意をいただいて、ここに掲載させてもらいます。





聞いて下さい。

わたしには耳が二つしかありません。

この耳がふたつだけで良かったなあと思うのです。

世界の叫び声すべてが聞こえてしまったら、

わたしは到底こらえきれないと思うのです。



私たちの暮らしは、多くの犠牲の上で成立しています。

どこかの誰かから奪ってきた豊かさがわたしたちを支えています。

確かにこの世に戦争がなくなっても、人を殺す人はいなくは

ならないでしょう。だけど、人間の本能は変えられなくても、

社会のシステムを変え、幸せになることを追求することは

私たちにもできることです。


あまりにも多くの不公平の上の豊かさ。

その歪はここ数年、世界を覆っています。

日本では原発事故、ヨーロッパでは金融危機が起こり、

エネルギーをどうしていくのか、経済をどうしていくのかは、

この今の世界を作ってきたわたしたちに問いかけられ続けています。


わたしは長崎に落とされた原子爆弾と同じ燃料も使うプルサーマル発電に

反対するアクションで講演会やデモを企画して、反原発運動に主体的に

加わったのが2008年です。

もちろん、デモをすることだけでは、簡単には世界は変わったりはしません。

有名な学者や有名人を呼んだ大きな講演会をしても変わらないでしょう。

電力会社に抗議や申し入れをしただけでも変わらないでしょう。

原発の危険性を訴えた冊子やリーフレットを作ってたくさん配布したとしても

変わらないでしょう。

でも、何もしなければ、声をあげなければ、世界が変わる可能性すら

そこにはないのです。そのことをいつも胸にしながら、これまで4回、

脱原発サウンドデモを準備して歩いてきました。



そんな祈りにも似た、気持ちを声に出す行動が、国民の幸せを守るために

あるはずの国家機関である警察から、58日に妨害されたという現実が

わたしにはとても理解できずにいます。

そして、ちっぽけで何も力もないわたしたちに、デモを妨害した警察が

自分達を正当化するために、何でもやるのだということを、はじめて

わたしは目の前にしています。


歩道ではなくデモを道路で歩くためにわたしたちが提出した道路使用許可申請書。

その公文書の一部を警察が自分たちの主張に都合の良いように捨てたり、

発言してもない発言を捏造したり、警察が、国家が、いとも簡単に嘘をつく

という事実が目の前にあって、ここで生まれた感情が、怒りと呼んだらいいのか

哀しさと呼んだらいいのか、私にはわかりません。



私には眼も二つしかありません。

もしも、わたしに眼がたくさんあったとして、そこから世界中の哀しみが

見えたとしたら。原子力発電に必要なウランから出される核のゴミが

劣化ウラン弾という兵器に変えられて、イラク、アフガン、コソボの人たちの

頭の上に振りそそがれて焼けただれた姿が見えたなら。その核のゴミが

出し続ける影響で生まれてきた奇形や病気を持った子どもたちの姿が見えたなら。

フクシマ原発事故によって故郷を失った人たちの行き場のない涙をみつけて

しまったなら。これから日本にたくさん生まれるだろう障害を持つ

子どもたちの姿が見えたなら。遺伝子を傷つけられて、これから生まれるはず

だった命が天に昇って行く姿がみえたなら。

わたしは哀しみでいっぱいになって、とても眼を開いていられないと思うのです。



わたしはわたしの暮らしで精一杯です。毎日何かに忙しくて、仕事や将来や

人間関係に悩み、あっという間に日々は過ぎていきます。

だけど、世界の変化を願っています。これ以上、この歪の上にたっていたら

まず、わたしの足元から崩れていく世界が見えるからです。


だから、わたしはせめて「こうなってほしい」と思う世界を表現したいのです。

笑顔を見せること、大きな声で笑うこと、踊ること、デモをすること、

冊子やリーフレットを作ること。それらすべては市民が自由であることの象徴です。


恐るべき破壊装置のスピードを緩め、新しい世界の創造のスピードを上げていくこと。

それをわたしはここにいる人たちみんなで実現したいのです。



裁判長、あなたにお聞きしたいのです。

あなたは世界中の哀しみが見える眼は、耳は、いくつお持ちですか?





***


Fさんの文章に、私はとても共感をおぼえました。

12月26日、2回目の公判で提出された、原告の一人

それがサウンドデモ裁判です。




201158日、福岡で脱原発を平和的に、ゆるやかに

今晩はジュビリー九州さん主催の学習会に

参加してきました。

Friend of the Earth Japanの渡辺さんによる

原発輸出に関するお話です。


ヒロシマ、ナガサキ、そして今年フクシマを経験した日本、

安全神話を信じこまされ、そんなものなどないのだと

分かったはずの私たちの国が、

原発を他の国に売ろうとしているんですね。


お金儲けのために。


生活を奪われ、故郷を奪われた福島の人たちのこと

放射線の恐怖の中で生きている子どもたちのことを

何とも思わず、いまだ原発で儲けたい人が

いるんですね。。。


12月9日、本国会で大変な法案が通りました。


原発を輸出する前提となる、二国間原子力協定

ヨルダン、ベトナム、韓国、ロシア、この4つの国との

協定です。


このままいけば、たとえばベトナムで

何不自由なく、豊かな自然の中で生きている

ベトナムの浜辺に暮らす少数民族が立ち退きにあい

アオウミガメの産卵地がつぶされ

そこに原発が建設されるんですって。


大部分の人が、そんなの許せない!と

心の中で思っていても

それをはっきり口にだし、行動を示していかないと



それは賛成しているのと同じこと。

何も言わない市民は、原発を進めたい人にとっては、

願ってもないサポーターなんですね。


建設予定地のベトナムの住民はこんな風に言っているそうです。


原発がなくても生きていける。

本音を言えば受け入れたくない。でも

国家政策だから仕方ない・・・。


私たちにできること。


1.輸出の動きについて、知らない人がいれば伝えること

2.原発の輸出、海外での建設に向けて税金が使われるような

ことになったら、はっきり反対を表明すること

3.受入国、周辺国の人の声、本心に耳を傾け、

受け入れ反対の運動を応援すること

4.原発輸出を推進する政治家、反対する政治家を見極めること

5.地元の政治家に、この問題を伝え、懸念を伝えてみること

6.原発事業を推進しようとする企業(東芝、日立、三菱)に

やめてほしいと伝えること。


電話一本でも、メール一本でも

効果はあるそうです。

やりましょう。あきらめず。


はるまち通信

1992年1月8日に始まった、韓国のおばあちゃんたちの

「水曜デモ」ってご存知でしたか?


毎週水曜の正午、戦時中日本軍の慰安婦(性奴隷)として

つらい経験を沢山したおばあちゃんたちが、日本政府に

謝罪と賠償を訴え、韓国ソウルの日本大使館の前で、

雨の日も風の日も続けているデモのことです。


今日12月14日(水)は、これが始まって、ちょうど100回目の日でした。


この日に、日本全国、世界各地で、おばあちゃんたちに賛同する

アクションが繰り広げられ、福岡でも、12時半~1時半まで、

天神でアピール活動が行われ、昼休みを利用して

参加してきました。


私は、韓国で、一番初めに慰安婦として名乗りを上げた金学順さんという

おばあちゃんの写真を持たせてもらいました。


韓国のおばあちゃんたちが、フィリピンで話を聞かせてくれた

ロラ(おばあちゃん)たちとだぶります。


おばあちゃんたちが、老齢の体をおして、時にひどい批判を受けながらも

100回も活動を続ける理由は何だと思いますか?


性奴隷であったという事実を公にし、政府に対し、謝罪と補償を

求め続けるのは、これまで相当の覚悟と、エネルギーが必要だったはず。

もう80、90代になって、なおそれを続けるその背景には、何があるのか

ただただ、自分たちへの補償を求めてのことでしょうか?


そう思っている人も多いかもしれませんね。

また昔の問題をぶり返して・・・と。


おばあちゃんたちがこれを続けるのは、正義のため。

そして、もう一つ、今の私たちのため、後世のためでもあります。

フィリピンで、泣きながら辛い過去の体験談を聞かせてくれたロラたちも

そう言っていました。


軍による慰安婦の問題は、過去の話ではありません。

この問題が解決されていないために、世界各地の戦火のもとでは、今も多くの

女性たちが性暴力の犠牲になっています。そして、基地周辺でも、被害が

絶えません。次に犠牲になるのは、若い人たち、子どもたちかもしれません。


こんなことも起こっています。


1997年は、中学校の社会の教科書すべてに慰安婦について触れられていました。

だから、公教育を通じて、子どもたちはこの問題を知り、そこから戦争のむごさ

平和の尊さを学ぶことができました。

2006年以降、慰安婦という言葉が教科書から消され、たった2社が関連記述を

残すのみになっているそうです。(日本書籍新社、帝国書院)


歴史から、過ちを学べなくなるのは、危険なことのような気がします。


「だからと言って、今仮に自分が何かやって、それで何かが変わるの?」


という声が聞こえてきそうですが、もしそう聞かれたら・・・


1分でもいいので、ちょっと心を静かにして、

韓国、フィリピン、その他各地の慰安婦だった方たちの痛みを、

自分だったら、自分の子どもだったら、愛する人だったらと、目を閉じて

想像してみるのはどうでしょう。


まだ10代前半だったおばあちゃんたちが、当時受けた痛みを、

静かに受け止めてみる、

そして、もっとできそうだったら、その痛みについて、まだ知らない人が

いたら、一人にそれを伝えていく。


私は、そういうささやかなことが、今私たちができる、とても大事なことだと

思います。

同じことが繰り返されたり、そのようなことに、自分自身も知らぬ間に加担してしまわぬように。



はるまち通信

はるまち通信

はるまち通信

12月7日(水)、東松島市立矢本東小学校を午後3時に出発し、

東松島市隣の市で、津波の被害が大きかった石巻市の市街地や

沿岸部を視察させてもらいました。


未だ爪痕がはっきり残る、門脇小学校の廃墟、

更地となった住宅地跡、がれきの山などを実際に目にして、

ジョーさん、ミレットさんの二人も、眉間にしわをよせ

言葉を失っていました。


はるまち通信


私は7月初旬に一度石巻を訪問していて、その時と比べ

5か月後の今は、もっと復興が進んでいると想像して現地入りしました。

でも、想像していたよりあまり状況の変化が見えませんでした。


閉ざされたままの店、人があまり戻っていない商店街、

半壊したままの家屋が残る住宅街。


被害が大きい地区では、更地となった場所もありますが、

今なお被災した状態そのままのような場所もありました。

広大な更地となった場所に立ち、以前その場所にあった暮らし、

暮らしを奪われた人たちについて想像しました。


仮設住宅に住み、いつか戻ることを心の支えとする人、

思い出が詰まった住み慣れた故郷には戻らず、長期的に

移転を決断した人、時間が止まったままの人など、一人一人

きっと様々でしょう。


前回7月に来た時よりもはっきりと、この震災が奪ったものが、

より実感を伴って迫ってきました。


「人が戻らない場所はインフラ整備は進まず、復興も後回しに

なります」という仙台富沢教会の安部牧師の言葉、そして、

震災から時間が止まったような商店街の中に、時折現れる再開した

店舗の明かりが印象に残りました。


フィリピンからの二人も、被災現場を間の当たりにし、

口数少なにじっと外の風景を見て考えていました。


矢本東小学校を離れる時、別れ際に工藤校長先生が、

「ぜひ被災地を見て回り、それを帰って周囲の人たちに伝えてほしい」と

言われました。今回被災地に改めて足を踏み入れ、強く感じたのは、

「この先私たちはどうなっていくのか・・・」という大きな不安でした。

外からの支援に対し、笑顔と感謝で答える優しさ、その裏で

3.11以降、消えることのない悲しみ、将来について大きな不安の中に、

被災者の人たちは置かれたままであるということを実感しました。


夕方、東松島復興支援センターへ。


はるまち通信


はるまち通信

全国から届けられる冬物物資の仕分け、翌日ナザレンの

ボランティアの方たちが行う配給活動の準備の手伝いを、

ほんの少しの間ですが、手伝わせていただき、

翌日宮城を後にしました。






来日した二人(ジョーさん、ミレットさん)は、今回宮城県を訪問しました。


126日(火)夜、日本ナザレン教団の復興支援ボランティアのみなさんと

仙台富沢教会で合流。7日(水)、東松島市立矢本東小学校を訪問して、

6年生3クラスの子どもたちと交流の時を持たせていただきました。


今回の交流は、震災直後から現地で支援活動を行われている

京都花園教会の篠澤牧師の紹介で、実現しました。


朝、ボランティア全員で、小学校で披露する予定の


フィリピンの子どもの遊びを練習した後、7時半に仙台を出発。


東松島の矢本東小学校では、まず校長室に通され、

工藤校長先生や先生方に暖かく迎えていただきました。

この日校長先生は、地元の校長・教頭会も予定されており、

その接待や出席でお忙しいにもかかわらず、

終始歓待して下さいました。



はるまち通信



6年生の3クラスで、順番に交流授業を行いました。


1組では鼓笛隊の披露、続いて3組の英語劇の披露があり、

最後は2組で日本文化やあそびの紹介、バスケットボール交流を

行いました。








1組による鼓笛隊
はるまち通信

3組の英語劇「おおきなカブ」を楽しむ二人。

校長先生も拍手。
はるまち通信

6年2組のみんなは、日本のあそびや習字を

教えてくれました。
はるまち通信

二人は、ボランティアの人たちと一緒に、

フィリピンの歌遊び「ササラアンブラクラック」を

子どもたちに伝授。


はるまち通信

フィリピンではほとんどの人が知っている童歌。

覚えやすいメロディーなので、子どもたちは、

授業が終わっても、口ずさんでくれていました音譜


子どもたちや先生方の暖かいもてなし、

非常によく準備された出し物、そして子どもたちの礼儀正しさ、

ノーチャイム運動など、ボランティア全員、とても感動しました。


それぞれのクラスで、パヤタス、カシグラハンの子どもたちから

預かった手紙や、クリスマスカードを渡し、矢本東小学校の6年生全員から、

フィリピンの子どもたちへの心のこもった手紙を受け取って帰りました。

いよいよ文通開始です音譜


友達や身近な親族を亡くした子、先生方もいらして、

皆それぞれが怖い体験をしていました。

今なお、子どもたち、先生たちの中には、ふとした瞬間に

それらの経験がよみがえりトラウマに苦しむこともあるとのこと。


私たちが見た多くの笑顔や、元に戻りつつある日常の裏に、

癒されない痛みがあるのだと知りました。


最後に工藤校長先生に対し、今回のボランティアの一人で、

関西の学生を中心に震災後のジャーナル紙を創刊しようと準備している

都大学の原田君が「震災後の今、もっとも大事だと思うことはなんですか?」と

いう問いを出したところ、校長先生はしばらく考えられた後、

「思いやり」と答えておられました。


時として、助ける側が助けられている、助けられている側が、

実は助けている側になっていたということがある。

相互互恵関係を意識し、つながり、思いやりを持ちあうことが重要

というようなことを伝えてくださいました。


今回矢本東小学校が交流授業の実施を決めて下さった背景として、

厳しい環境の中で生きるフィリピンの子どもたちがいることを、

矢本東の子どもたちに知ってほしい、そして、自分自身も大変な

境遇にあっても、日本のために生活費を削って募金し、私たち日本人

のために祈りを続けてくれている彼らの行動から、

大切なことを学んでほしい。という期待がありました。


「苦しいとき、私たちがここで皆さんのことを思っていることを

忘れないでね。祈っています。」というパヤタスの子の言葉。


「皆さんが大変なときは、今度はぼくたちが支援したい」

という矢本東の子どもたちの言葉。


手紙の翻訳をしながら、子どもたちはもう大切なことを

ちゃんと感じ取っている・・・そう感じました。


ささやかな活動ですが、文通や交流活動を通して、この関係が

深まり、広がっていくといいなと思います。



日本来日中の二人(ジョーさん、ミレットさん)は、12月5日、

同志社大学新町キャンパスを訪問し、同志社ソルトが

この期間限定で、大学や学食の協力を得て実施している

「フィリピンフェア」を見学しました。
はるまち通信

フェアの期間中、学食でフィリピン料理を食べると、

1食につき10円が、ソルトを通して現地の教育支援活動に

回されるというしくみです。


はるまち通信

はるまち通信

学食のホール全体に掲示されている写真や

手作りの説明ボードをじっくり見ながら、二人は、

同志社ソルトの学生さんたちの熱心な取り組みを、

肌で感じているようでした。


学食でフィリピン料理をお味見・・・


はるまち通信



中でも、揚げ魚の甘酢あんかけ、エクスカベッチェは

なかなか味に厳しいジョーさんにも好評でした。



はるまち通信

昼食時間になると、スタディツアーに参加した

10名程のメンバーが集まり、

思いがけない日本での再会を楽しんでいました。


同志社ソルトのみなさん

ありがとう音譜


はるまち通信



12月4日、ジョーさん、ミレットさんの二人は京都に移動し、

学生主体の国際協力イベントHOTSTEP11に参加しました。

会場となった場所は、京都市内の洒落た商業施設「新風館」。


NGOやフェアトレードのブース展示の他、各種コンサート、

フェアトレードファッションショーなど、多様で華やかな内容と

なっており、イベントがすべて学生主体で開催されていることに、

二人は大変驚いていました。


はるまち通信



はるまち通信

トークショーでは、他のソルトの学生団体とともに、活動の報告や

今回の来日の目的などを話しました。前マニラインターン関西大学の

井上君をはじめ、過去にスタディツアーに参加した多くの懐かしい

学生たちとの交流ができ、寒さを忘れ、時を過ごした二人でした。



はるまち通信



はるまち通信