10月23日(水)、成城大学「職業選択論」勝又あずさ先生のクラスで、14名の学生さんを前にお話をさせてもらいました。


今回先生からいただいた課題は・・・

なぜこの仕事を選び、これまでどんな風に歩んできたか、ターニングポイントは何か、どう越えてきたか、そんな話をもりこみながら、現地の活動について話を、というものでした。


これまで国際協力やNGO論のような授業で事業のお話させてもらうことはありましたが、自分自身のことを詳しく話すことはあまりなかったので、20以上も歳の離れた若い人達に、私自身の個人的な話を果たして興味を持って聞いてもらえるのか・・・ちょっと不安な気持ちで、大学の門をくぐりました。


中高生の頃の体験、大学選び、最初の就職、結婚、フィリピンへの移住、帰国時の出来事、その後の仕事選び・・・そして43歳の私が今一番夢中になっている夢の話と、ありのままお話ししました。


合間に学生さんからの質問を受けながら、あっと言う間の約1時間。

学生さんの質問にいざなわれて、自分の家族にも普段あまり語っていないような想いまで、聞いてもらった気がします。


私の話の中心はやはりパヤタスで、子どもたちの画像やビデオを見てもらったのですが、現地で今働いている子どもの様子や言葉は、一番学生さんたちの印象に残ったようです。


学生さんたちの反応の一部を紹介します。


「日本国内にいると価値観が日本を基準につくられているとあらためて感じました。テレビなどで見て感じることはあってもやはり自分に身近な話としてとらえられていないと感じました。」


「春休みに短期留学に行こうか迷っていましたが、行くと決めました。何事もチャレンジ!いろいろな経験は自分の人生を素晴らしいものにしてくれると感じました。」


「世界で捉えてみると、今自分が見ていることが全く違ってみえるんじゃないかと思えました」


「支援は継続性が大事って思えました。自分もフィリピン行ってみたいっす!」


「今まで世界の貧困について全く関係のないことではないとは知っていましたが、そこから何ができるか考え、そしてすぐに行動に移すことが大事だと気付きました。」


「現地のお母さん達が会社ではなくNPOを立ち上げたのには本当に驚きました。とても小さな変化かもしれないけれどその小さな変化が貧困の連鎖を断ち切るのには大きな力になることを実感しました。日本に居てもできることが沢山あることも学べたのも良かった。こんなにも若い人がたくさん活動していることにも驚きました。」


私のつたない話から、いろんなことを感じとってくれた学生さんたちの豊かな感受性に、深く深く感謝します。


今回の成城大学での授業のお話は、この授業を受講している成城大学の現役学生、西さんのおかげで実現しました。今年2月に、スタディーツアーに参加して下さった西さん。そしてその西さんにスタディーツアーを紹介して下さったのは、アルバイト先のご店主、武田さん。武田さんは去年スタディーツアーに参加して下さいました。


武田さん⇒西さん⇒勝又先生⇒14名の学生さん、と、自分の体験をそこで終わらせず、周りの人に伝えて下さったことで、16名の人に伝わっていきました。とても着実な形で。


人一人が持っている限りない力を、この目で見、実感できた、24日は大事な忘れられない1日になりました。


それにしても今の学生さんというか、今回の勝又先生のクラスの学生さんはと言うべきか、皆さん授業の前の自己紹介、授業後の感想、実にきっちりと話をまとめます。

(自分の大学生の頃は違ったなあ。。。得意げ


人前で自分の想いや意見を簡潔に語ることは、日々の習慣や訓練が必要です。いかに積極的に聴けるか、聴く姿勢の訓練も含まれます。普段から習慣化され、もともと持っていた力が引き出され磨かれた結果だろうと感じました。


勝又先生のクラスには「グランドルール」として8つが掲げられています。

素敵な言葉だったので、この内の一つをここでも共有させていただきますね。


「本来、失敗はありません。あるのは、学びです。」


素晴らしい時間を下さった、そして、共にして下さった、勝又先生、学生の皆さん、西さん、武田さん

ありがとうございました。



ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子
「Happyな買い物」と「自分を磨く旅」で、子ども達を学校へ♪
・手刺しゅう品オンラインショップAtelier Likha http://likha.shop-pro.jp/
・スタディーツアー・現地体験プログラム http://www.saltpayatas.com/katsudo/taiken
・今日からできること:http://www.saltpayatas.com/iroiro
Facebook:ソルト・パヤタス (「いいね」でイベント情報が送られます)https://www.facebook.com/saltpayatas
Facebook: Atelier Likha(アトリエ リカ) https://www.facebook.com/Atelier.Likha

10/18 金曜日。朝一番、九州産業大学へお邪魔しました。

今度この広いホールで、写真展をさせてもらうことになりました。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ


九産大の国際交流センター職員の大藤さん(右)、学生の前田さん(中央)

とソルトスタッフ山口。
ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

大藤さんと前田さん、参加した年は違うのですが、ともに、

ソルトのスタディーツアーのOBです。


今回このお二人のおかげで、今年12月に九産大さんで、写真展と

Likha来日の時のワークショップをさせていただけることに

なりました音譜


九州の産業を盛り上げる九産大にふさわしい

ビジネスコンペ形式のワークショップを企画中です。


「学生にもっと世界に関心を持ってほしい!」

「今回だけで終わらない、次のアクションにつながるような催しを!」


大藤さんの情熱と期待が、私たちを動かします。

12月13日14:40~、詳細が決まり次第お知らせします。

どうぞお楽しみに。


ホームページ:http://saltpayatas.com

特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子


フィリピンのココナッツオイルや、モリンガパウダー(マルンガイ)を

販売して、「きれい」と「健康」を提供しながら、素敵なフィリピンを紹介していきたいと

頑張っているGirls Be Ambitious の山田さん。


GBAさんのモリンガパウダーやココナッツオイルをつかった料理も使われるということで

行ってきました。

ソーシャルキッチン!

https://www.facebook.com/#!/events/373468186120297/?fref=ts


会場は、西部ガスさんの、食文化スタジオ。

きれいで、近代的で、撮影機材もそろったすごいキッチンスタジオ。


罪悪感を感じなくていい、疑わなくていい

自然にも人にもやさしい、信じられる食材をつかって


美人でやさしいプロのフードコーディネーターの方から

調理法を習って


新しく出会えた素敵な人たちとわいわいいいながら料理をして、


生産者の方たちから話を聞いて


おいしいものをたくさんいただきました。


鳥のだしが効いた絶品ラーモン

黒木町のお米で炊いたごはん、

古野農園のかぼちゃ、

よしえびの生春巻き

フィリピンのモリンガとココナッツクリームのデザート

ラピュタファームさんの梨、しお麹にドレッシング

・・・


どれもおいしく、

生産者の思いや生き方が

ぎゅっと詰まっているようで

エネルギーもいっしょにいただいているような

気がしました。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

山田さん、相変わらず肌つやつや。

ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

こういうイベントどんどん増えるとよいな。

社会貢献に取り組む企業とNPOをつなぐための取り組みが、

福岡県では積極的に行われています。

10/11(金)は、そんなマッチングのための交流会

「イキカツPLUS交流会」のため飯塚市コミュニティーホールへ行ってきました。


ソルトからは、二つの提案を出しました。

「女性向けフェアトレード品のノベルティー製作・商品開発事業」
「本業を通じて社会課題解決のために貢献するグローバル人材育成事業」


交流会の参加者は、企業、NPO、自治体、学生等々様々ですが、今回は、企業の方が多く、
男女の比率では、男性がほとんどでした。


プレゼン、緊張しました。。。



ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ




ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

10月4日(金)、Likhaセンターに

日本化学エネルギー産業労働組合連合会(JEC連合)17名の方の

ご訪問がありました。


子ども達にけん玉やだるま落とし等の日本のおもちゃ、ボールペン等の

ご寄付をいただき、お土産としてLikhaのタオルを買って下さいました。


さて、今回ツアーを手配されたトップツアーの添乗員の方のご親戚が、

センター建設の際大変お世話になった伊那ライオンズの方と知ってびっくり!


人はいろいろなところでつながっているものだと思いました。

JEC連合の皆さん、本当にありがとうございました!

来年もまた、ぜひお越し下さいね音譜

「ごみ山を閉鎖する」
「別の新しいゴミ処分場を開く」
「今のごみ山を拡張する」
「リサイクル工場を作って沢山雇用する」
「ショッピングセンターができる」


コミュニティーにいると、いろんな情報が
耳に入ってきます。


いったいどれが正しいのでしょう。


「ごみ山がどうなるのか」、「パヤタス地区がどうなるのか」
こんな素朴な、自分達の暮らしに直結した重大な疑問に対し、
市が、誠実に公の場で回答してくれることを望んでいる
住民たちですが、誠実な姿勢は感じ取れません。


9月3日、こんなことがありました。


ごみ山の際に住む5軒の家だけに、処分場の責任者から
手紙が来ました。処分場の管理運営を担う団体の
トップからです。


立ち退きの補償金額、就職先のあっせんなどを
個別に提示して、交渉を水面下で進めるやり方に
疑問をもっていた家族が、住民団体のリーダーに
相談しました。


住民リーダーは、公の場にしてしまおうと、
他の住民たちに呼びかけ、会議の席を設けました。

交渉当日、5軒の家族しか集まっていないと思って
やってきた責任者は、その場に集まった大勢の住民の姿をみて
怒りをあらわにし、すぐにその場を出て行きました。

その5軒に対し、「私と交渉したかったら、私の事務所に来なさい」
と言い残して。


公共の利益のために、立ち退かなくてはならないこともある
というのは、理解できる話です。


けれど、何の誰の利益のための立ち退きなのか、
明確な計画が知らされぬまま、
新しい暮らしが成り立つ場所と家が与えられぬまま、
追い立てられるように立ち退かされるというのは
受け入れがたい理不尽なことです。


傍から見れば、ごみ山の近くで、廃材を集めたような
粗末な作りの家であっても、その家は、住民にとっては
自分の力で少しづつ溜めたお金で作った家。
結婚し、子ども達を育て、楽しい思い出、悲しい思い出
いろんなものが詰まった家です。


再定住地として、ここに住みなさいと言われて
この地にやってきた人たちからすれば、市が進めていることは
フィリピンの法律でみても違法なことです。


だから、水面下で進められているのでしょう。


先月、市側に正式に手紙を書いて、関係部署にインタビューを申し入れました。

市だけでなく、廃棄物処理や環境を扱う行政機関でも、情報収集を開始しました。
コミュニティーでは、住民の状況や本意を知る為、アクセスさんと協力して
意見調査を始めようと準備を進めました。


そして、いよいよ10月9日から一斉に調査開始というその日
Likhaセンターに処分場の責任者の代理人がやってきました。


市に提出した正式なインタビューの申し入れが、処分場の責任者の
耳に入り、それに対し見せた、責任者側からの静かな反発の動きでした。


コミュニティー内で、処分場の職員の姿や、車が、あちこちに
見えるようになりました。銃を装備しているスタッフも現れました。


住民が何をしようとしているのか、NGOがどう動こうと
しているのかさぐるような、「おかしな動きをするなよ」とでも言いたげな
存在のアピールが始まっています。


「非合法な仕打ちをしたら見ているよ、外国人が眺めているよ」


というメッセージを、こちらも静かに、笑顔で、

彼らに発し続けようと思います。


調査活動は延期することとなりました。

目立つ場所では、悪いことはおきにくいもの。
関心が集まるようにするには何をしたらいいのか、考えています。


来月初旬、またパヤタスに行きます。


特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子

Facebook:ソルト・パヤタス
https://www.facebook.com/saltpayatas
Facebook:Ayelier Likha(アトリエ リカ)
https://www.facebook.com/Atelier.Likha

12月5日、Likhaの次世代を担うリーダー
ダンダンとロレッタがやってきます。


航空券をおさえ、ビザの手配をして、
フィリピンでも、日本でも、少しづつ二人がやってくることの実感が
湧き始めています。


関西、東京、福岡・・・二人がたどる経路、
二人が生まれて初めて見る沢山のこと、
もの、出会う人、


ここではどんな反応をするだろう・・・
このための準備はちゃんとできるだろうか・・・
冬物の衣類も用意しなくちゃ。

あれこれと想像しながら、計画を作ります。


二人にとって、これまで生きてきた中で一番長い旅、
遠い旅、寒い国への旅。


沢山の出会いを通して、自分たちの未来を切り開く旅でもあります。


行くまでに、いろいろなことを考え、準備して、

来てもらわなくてはいけません。

まあ、一つの試練の旅でもあります。


Likhaで頑張ってきて良かった。
これからも、負けずに、頑張ろう。

挑戦し成長していこう。
自分と、家族と、

同じような境遇にいる大勢の人達の

幸せのために。


旅の終わりに期待するのは、
シンプルに、そんな言葉です。


12月のことをあれこれ想像しつつ

手配に燃えるスタッフです。


そうそう、今日はケーキの差し入れをもらって

気分があがった福岡事務所の女子たちでした。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

フィリピンに語学留学に来た方の中から、現地体験プログラムの

申込をいただくようになりました。


語学が目的で集中的に勉強をされるのですが、お休みの日に


*フィリピンをもっと知りたい、

*自分で歩いて町を見てみたい、

*この国の庶民の人たちと交流したい、

*社会勉強をしたい・・・


そんな方が、語学学校のあるターラックやクラークといった遠方の町から

現地体験プログラムのために、長距離バスに乗ってやってきて下さいます。


http://www.saltpayatas.com/katsudo/taiken

老若男女、中には高校生もいます。


語学さえできたらいい、ではなく、積極的に知ろう、関わろうとしてくださる姿が

とっても嬉しいこの頃です。


今、そんな方たちに、もっと安心できて参加しやすいプログラムを作れないかなと、

考えています。これからフィリピン留学を考えて下さっているみなさん、

どうぞお楽しみに音譜


特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子
ホームページ:http://saltpayatas.com
手刺しゅう品オンラインショップ:http://likha.shop-pro.jp/
Facebook:ソルト・パヤタス
https://www.facebook.com/saltpayatas
Facebook:Ayelier Likha(アトリエ リカ)
https://www.facebook.com/Atelier.Likha

マニラ事務局の定例会議。


インターンの学生さんたちも、滞在半年を経て、会議の内容を

ほぼ全部理解するようになってきました。


今日は、もっと欲張って、進行役を一部担当してもらいました。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

私のむちゃぶりにとまどいつつも、チャレンジしてくれる彼らの度胸、

なかなかのものです。

それを受け止めてくれるフィリピン人スタッフも、なかなかのスタッフです。

フィリピンに来て、フィリピンの人たちの胸を借りて、成長していくインターンです。


特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子
http://saltpayatas.com

わかばセンターの目と鼻の先にあるサンカップデイケアセンター。


このセンターのリーダーやそこをサポートしている日本のNPOアクセスさんは、

処分場の閉鎖や立退き問題について、ソルトの大事な相談相手であり

情報交換し連携して行動できる大切なパートナーです。


でも、お互い、情報収集でとても苦労しています。


まず人口を含めたパヤタスの基本的な統計の数字が、バランガイから

出てきません。今回の立ち退きの問題にしても、いつどのようなペースで

進められるのかはっきりとした開発計画が示されず、個別に、行政と影響を

受ける住民とが交渉し、水面下で何の予告もないまま着々と立退きが

進行している状態です。この状態が住民の間に疑心暗鬼を生み、

コミュニティーが分断されています。


今日はそんな同じ懸念と悩みをかかえるアクセスさんと、パヤタスで

話し合いの場を持ちました。


結果、まず確実な情報を得るため、私達2団体プラス住民団体で協力して

立退きが予想されているエリアの全世帯を調べ聞き取り調査をすることが

決まりました。このエリアに、あと何世帯、何人家族が住み、立退きに対し

どう対応するつもりなのかの聞き取り調査をして、その結果を持って、

他の住民団体、支援団体、地域で影響力のある教会などと連携した

行動が何かできないか協議を始めます。

遅まきながらですが、そのような動きが2団体の間で決まりました。


この動きが決まったのは、Lさんの一声があったからでした。

Lさんは住む場所は違いますが、もうかれこれ20年程、地元の住民団体

サンカップと付き合い、週末などに通ってきています。

彼女は、1994年、ソルトが一番初めに奨学金支援をすることになる子ども達を、

自分の足でごみ山を歩いて、一人一人のバイオデータを作って推薦してくれました。


フィリピンに来て間もない頃、細かなことを手取り足取り教えてくれるタイプでは

ありませんが、彼女の振る舞い、人との接し方、着ている物、食べる物全て

学びになりました。


関わりを持った人と人としてずっと付き合う

一番大変な時こそやってくる


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

彼女が行動と生き方で教えてくれるものは大きいです。


特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子
http://saltpayatas.com