髪もシャツもジーンズも全身煙の匂い。

今日は、パヤタスからスモークサーモンのようになって

帰ってきました。ここ数日パヤタスのLikhaセンターの隣で
落ち葉を燃やし続けています。

仄かに漂う程度なら、郷愁を誘ういい香りなのですが、

辺りが真っ白になるぐらいの勢いで燃やすものですから

大変です。

皆目を細め、ゴホゴホいいながらのミーティングでした。


でもまあ、そんなことは
大したことではないんです。


今日は伝えたいことがあるのに
なかなか本題が書き始められません。


二つ、辛い話がありました。


気持ちを整理してからお知らせしたいと思います。




11/8にフィリピン中部を襲った台風被害の緊急支援について、ソルト・パヤタスでは、

こちらの二つのルートでの支援を決定しました。

1.日比NGOネットワーク(JPN)

2.災害緊急・復興支援、防災を通した地域開発に取り組む現地NGO   「Concern」


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1.日比NGOネットワーク(JPN)

http://jphilnet.org/news/20131111_295.php

フィリピンで活動するNGO、20団体が加盟する、日本とフィリピンのNGOの協働推進に取り組むネットワーク団体です。(事務局:(特活)アジア・コミュニティ・センター21)、東京都)JPNでは、現地カウンターパートナー「比日NGOパートナーシップ(PJP:Philippines-Japan NGO Partnership)」のネットワーク(19メンバー団体)を活かして、被災状況や活動内容について情報収集を行うとともに、支援地や支援内容を調整しています。「比日NGOパートナーシップ(PJP)」は、フィリピンのNGOのネットワーク組織Caucus of Development NGO Network(CODE-NGO)に事務局を置き、代表的なネットワーク組織はじめ、フィリピンの現地NGOが参画しています。

下記口座にお振込みをお願いいたします。

お振込先:

ゆうちょ銀行

■ゆうちょ銀行口座からのお振込み: 口座番号:00140-6-338579 加入者名:日比NGOネットワーク

■他銀行からのお振込み: 店名(店番):〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)預金種目:当座 口座番号:0338579 受取人:日比NGOネットワーク

注:20%(現地との連絡調整活動費、海外送金手数料、国際通信費を含む)を目安に事務局活動費に充当させていただきます。 ※ お振込の履歴からはご連絡の情報を得ることができない場合がありますので、お名前、ご住所、お電話番号をACC21までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

電話:03-3945-2615 Fax:03-3945-2692  メールアドレス:jpn@acc21.org


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2.現地NGOコンサーン

中部ルソンを中心に長年フィリピン全域で災害支援およびその後の復興、災害に強い地域づくりに長年取り組んでいる現地NGOです。自然災害で、影響を受けやすい貧漁村、貧農村、都市スラム。それらの状況を、現地を案内しながらてくれている団体で、支援実績も豊富です。具体的支援地、国内での支援金の受付口座は近日中にお知らせします。

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特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子
〒811‐2307福岡県糟屋郡粕屋町原町2-6-1グレイス松浦104
TEL/FAX:092-939-3633
「Happyな買い物」と「自分を磨く旅」で、子ども達を学校へ♪
・手刺しゅう品オンラインショップAtelier Likha http://likha.shop-pro.jp/
・スタディーツアー・現地体験プログラム http://www.saltpayatas.com/katsudo/taiken
・今からできること:http://www.saltpayatas.com/iroiro
・英語留学とNGOの現場訪問がいっしょにできます
http://www.arukikata.co.jp/volunteer/internship/005_2.html
Facebook:ソルト・パヤタス (「いいね」でイベント情報が配信されます)
https://www.facebook.com/saltpayatas
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11月7日~8日にかけフィリピン中部を襲った大型台風の影響について、多くの方々より

ご心配・お問合せをいただいています。

皆さん、ありがとうございます。


私たちの活動地はルソン島にあり、今回は被災せず、事業地パヤタス、カシグラハン、

また現地スタッフも通常通り業務を行っています。


ただ、中部では壊滅的な被害を受け、未だ状況がつかめていない地域もあり、今は、

連携している災害支援系現地NGOから、現地の報告を待っている段階です。

フィリピンで活動する日系NGOネットワークの動きに呼応する形で、支援を行っていこうと

考えています。


信頼できる義捐金の送り先と使途が明確になりました時点で、あらためてお知らせいたします。


今回は記録的な台風だったということで、痛手も大きく、日本政府からもフィリピン政府に

支援の申し出が出されました。既に調査団が送られています。ジャパンプラットフォームも

動いています。世界中からも注目と支援が集まっているようです。


支援が迅速に届き、助かる命が一人でも助かるよう、世界から届く支援によって、肉親や家を

失った人たちの悲しみが一瞬でも癒やされるよう祈るばかりです。


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特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
事務局長 小川恵美子


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7日から8日かけフィリピン中部を襲った台風30号Haiyan (フィリピン名Yolanda)。

今回は特にレイテ島の被害が大きいようで、国内外のニュースで、犠牲者の見込数や

タクロバン周辺の悲惨な画像が流れています。


空港壊滅、インフラ・通信遮断、また広範囲に及ぶ被害ということで

被害状況の全容がつかめるのにはまだ時間がかかるかもしれません。


政府による状況報告書

国家災害リスク軽減管理評議会

http://www.ndrrmc.gov.ph/index.php


マニラは平穏です。

淡々と時が過ぎています。

市民の心の中は違うかもしれませんが。


ベトナムでもこれ以上大きな被害になりませんように。

この週末マニラに上陸すると心配されていた強い台風ですが、

メトロマニラでは大きな被害を出すことなく無事過ぎていきました。

ご心配下さった皆様、ありがとうございました。


先月半ば、大きな地震に見舞われたビサヤ地方の方が

雨の被害が出ているようです。

フィリピンの中では、比較的台風の直撃率も低く、自然災害が少ない

地方だったボホール島が、今年は憂き目にあっているようです。


ボホール島で被災者支援をしている現地NGOが、支援を募っています。

いつも学習会でお世話になっている波多江さんから呼びかけがきました。

私たちも、春・夏のスタディーツアーでいつもあたたかく迎えてもらっていた

場所です。


波多江さんのすごいところは、アジア各地で調査の仕事を抱えながら

どんなに忙しくても、フィリピンで、各地に点在している

開発の問題が出ている現場に、長距離バスや飛行機で通って、

自分の耳と足を使って、そのたぐいまれな語学力、気さくな人柄でもって、

住民側の声を届けてくれることです。


開発と金融の問題、開発現場の住民の声、

そこに行かないと分からないこと、一見いいことのように見える事業の裏で

起こっている事実を伝えてくれます。


そんな波多江さんが心を痛めている、ボホール島の被害です。


Friends of the Earth Japanさんのサイト

http://www.foejapan.org/aid/jbic02/bohol/press/20131023.html






マニラに来て二日目の夜。

インターンのみんなと、オフィスで作戦会議。


12月12日、パヤタスからやってくるダンダン・ロレッタと、

福岡県内から来てくれる大学生たちによる、これまでにないイベントを

考えてます。


Likha x いろんな大学生 x いろんな社会人 x 外国の人たち


ぼんやりとイメージでしかなかったものが、

話し合っていくうちに具体的になり、人の顔が、カタチが

見えてきました。


Likha-創る人 

未来をつくる人達がそこに集って、どんな化学変化を見せるのか、

楽しみな夜です。


福岡のみなさん、イベント来てくださいね~ビックリマーク


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学生×Likha -仕事、夢、未来をつくるのは私たち-

フィリピンの刺しゅう屋さん、Likhaママ来日記念トークイベント

───────────────────────────────

日時 20131212()  19:00-21:00(開場18:30) 

会場 Café Galleria カフェガレリア

    福岡県福岡市中央区大名2-1-50 グランドサウナビル2F

    TEL: 092-751-2189 西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神) 徒歩5

    http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40001729/

今、福岡、アジアで活躍するエネルギッシュな学生たちとソルトのコラボ企画。フィリピンからやってきた二人が話すストーリー、大学生のトークセッション、会場の皆さんとのQ&A、ミニコンサート・・・この日しか見られない、体験できない、出会えないヒト・モノ・コトが満載です。全通訳付き。海外の方にも英語の通訳ボランティアがつきます。要事前申込

参加費(食事、2ドリンク込)

当日券 大人   3,500 学生 3,000円  

    大人ペア 6,500 学生ペア 5,500

前売券 大人   3,200 学生    2,700

    大人ペア 6,000 学生ペア 5,000

お申込み方法

Eメール、ファックス、又は電話にて 以下をお知らせ下さい。

■お名前

■ご住所

■日中連絡がとれる電話番号

■ご希望のチケットの種類

■ご希望のお支払方法(振込、当日引換)

受付・お問合せ

特定非営利活動法人ソルト・パヤタス 担当:大久保

Eメールcontact@saltpayatas.com

TEL/FAX : 092-939-3633

主 催 特定非営利活動法人ソルト・パヤタス 

http://www.saltpayatas.com/

Likhaの刺しゅう⇒http://likha.shop-pro.jp/

後 援 公益財団法人 よかトピア記念国際財団

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やっと、やっと、やっと完成しました、ニュースレター41号クラッカー

今日、ニュースレターも印刷を終え、あとは封入発送です。

会員の皆様、お待たせしてすみません。

あと4、5日でお手元に届きますビックリマーク


今回の特集はパヤタスの立ち退き問題です。

巻頭の4ページを使いました。

編集は引き続きイラストレーターのいのうえさんに担当してもらい

画像などうまくまとめてもらいました。


12月のLikhaメンバーの来日期間中のイベントのご案内

クリスマスカードカタログなども同封させていただきます。


どうぞお楽しみに。


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事務局長 小川恵美子
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つい最近、今年3月に、命を全うされた、ある大学の先生のことを知りました。

秋田にある国際教養大学の理事長兼学長をされていた中嶋嶺雄先生です。


表題の言葉は、その中嶋先生の大学葬儀で読まれた弔辞の表題です。


私は一度もお目にかかったことがなく、ご存命中その大業についても全く

知ることもなく、亡くなられた後7か月以上も後になって、ひょんなご縁で、

弔辞と出会い、弔辞から先生のこと、先生を慕う方たちの思いを知りました。


不思議なご縁です。


「温かい心を持った改革者」



これを書かれたのは、中嶋先生の教え子であり、現在同大学の教授で

図書館長をされている勝又美智雄先生です。



長いのですが、でも抜粋しては伝わらないと思うので、ほぼ全文そのままの形で

掲載させていただきます。


弔辞で故人のことを称えるのはよくあること。でも、そういうことを超えて

胸に迫るものがありました。


何かの仕事に、既に全力で打ち込んでらっしゃる方、

打ち込みたいと思っているけれど、悩みも多い方、

人を育てること、育てる仕事に関心のある方

周りにいい大人がいないと嘆いている方

・・・


これを読んだら、もしかしたら、ちょっと勇気づけられるかもしれません。

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「温かい心を持った改革者」 



弔辞 中嶋嶺雄先生


中嶋先生が精魂こめて築き上げてきた国際教養大学の教職員を代表して、謹んで哀悼の意を表します。



日本に学者・研究者として優れた人はたくさんいます。でもその学問的な研究が国際的に第1級と高く評価される人はそうたくさんはいません。先生は時代の風潮に安易に流されず、常に定説や通説を疑うことから学問研究が始まる、と確信して冷静かつ客観的に比較分析した結果、独創的な現代中国研究を展開しました。



日本の大学に教育者として優れた人はたくさんいます。でも卒論ゼミを30年間続けて270名のゼミ生を親身になって指導し、その成果として論文集を27冊も出版してきた教師は、きわめて少ないでしょう。学生に対する愛情は常に変わることなく、半世紀に渡って先生ほどいつでも誰でも気軽に学生の個別相談を受け、助言してきた人は、まれです。



日本の大学の経営者として優れた人はたくさんいます。しかし、日本にそれまで存在しなかった全く新しい大学をゼロからつくりあげ、10年足らずの間に日本国内でも世界的にも注目される大学に育てることのできた人は、戦後60年以上経つ中で、私の知る限り先生以外にいません。その業績は、幕末・明治維新の激動期に慶応大学をつくった福沢諭吉、同志社をつくった新島襄、津田塾をつくった津田梅子など大学教育の先覚者と並ぶ功績です。彼らが日本の近代化に大きく貢献したのに対し、先生はまさに現代日本の高等教育の国際化に向けて新しい道のりを切り開いた開拓者としてきわめて重要な貢献をしてきたのです。



私は東京外語大学1年の時に先生に出会ってから丸45年、最も尊敬する恩師と仰いできました。大学紛争のときには一緒に大学改革プランを練り、卒業後、新聞記者となってからも先生とはほぼ定期的に年に何回も会い、そのたびに先生から大学の在り方などについて聞いてきました。1990年にアメリカ特派員から戻ると間もなく東京外大で非常勤講師をやるように頼まれ、先生が学長を辞める2002年まで10年間、毎週金曜日に外大でアメリカ事情、日米関係論、ジャーナリズム論などを英語で講義しました。そのころ先生は国際化に向けての大学改革の必要性を強調して、国立大学ではそれができないことを残念がっていました。その大学改革への強い思いは、国際教養大学をつくることで行かされたのです。




まず、この大学づくりに当たっては、「国際的に活躍できる人材を育てるにはどういう教育内容、どういう教育体制が必要か」を2002年から丸2年かけて検討しました。いろいろな分野で国際的に活躍してきた人たちが、先生の意図に賛同して集まり、自由に、しかも徹底的に意見を交わしてまとめました。私も委員の一人として、ほぼ全部の会議に出席していましたが、参加した人達の情熱溢れる議論を今も鮮明に覚えています。



そうした議論の結果、教職員は3年任期で年俸制にして世界中から公募するという、日本ではまさに前例のない教職員採用方式を導入しました。日本のほとんどの大学では教員が上で、職員が下という上下関係を当然としてきましたが、AIUでは教員と職員は対等であり、まさに「車の両輪」として学生のために協力し合うという体制をつくりました。




そこで開学後は学長と私達教職員が手分けして、秋田県内はもちろん、全国各地で「秋田に日本一の理想的な大学をつくります」と講演し、PRしてきました。当時は聴衆の多くが半信半疑、というよりも「ほら話」と冷ややかに受け止めていました。



それが5年もすると、各地で「先生の言ったとおりになってきましたね」と声をかけてもらえるようになりました。正直に言って、これは想定の範囲外でした。その評価を高める原動力になったのが学長です。大学の顔・象徴として先生が精力的に説得して回り、マスコミにも頻繁に登場しては語り、原稿を書いてきたおかげです。加えて、その薫陶を受けた学生たちが猛烈に勉強し、いわゆる一流企業、有名企業に多数が合格するだけでなく、果敢にベンチャービジネスに取り組むなど、幾つもの厳しいハードルを乗り越えてきたことが注目されるようになったのです。それを先生はことのほか、喜んでいましたが、同時にAIUが偏差値が高く、テストの成績が良いことだけを評価する、いわゆる「ミニ東大」化することを警戒していました。理想の大学は、個性豊かな学生たちがお互いの価値観の違い、背景となる文化の違いを尊重し合う「多文化共生空間」であるべきだという思いからでした。




先生は、不可能とも言える夢を追う理想主義者であり、現実を客観的に、冷静に判断しながら、夢を実現する手段、方法を研究し、果敢に実行していく現実主義者でもありました。先生は理想を声高に唱えるだけで、現実を改革しない人を信頼しませんでした。理想的な姿は何かを常に考え、自ら「前例をつくる」気概を持って改革し続ける―そうした理想主義と現実主義を絶妙のバランスで両立させたのが先生でした。



AIUはそうした先生の夢、信念の結晶です。学長として何事もゆるがせにせず、公式行事で話す祝辞、スピーチも入念に手を入れる。「獅子は小さな獲物を取るにも全力で向かう」ということわざがありますが、まさに何事も手を抜かず、全力で向かう「獅子」でした。文字通り「獅子奮迅」の活躍でした。



開学5周年には詳細な大学の歴史を自ら執筆し、さらに5周年記念事業として目標1億円の

募金活動を始めました。その際、まず先生が自ら2千万円を寄付して関係者に呼びかけるだけでなく、秋田県内はもちろん、全国規模の有力企業、団体にも先生自ら出向いて頭を下げて回り、目標額をほぼ達成しました。そこで集まった募金は本学に通う日本人学生、留学生たちへの新たな奨学金として、あるいは施設整備費として有効に使われました。



先生は恵まれた体力と精神力をもって毎年810回は海外出張して世界中に提携大学を増やしました。これには先生がアジア太平洋地域の各国の有力大学が加盟するUMAP(大学間単位互換連合組織)の国際事務総長を長く務めていた実績から、各大学が「中嶋先生のつくった大学なら信用できる」とAIUとの教育交流、交換学生制度を好意的に受け入れてくれたことが大きく影響しています。




こうした先生の教育にかける情熱は、先生の深い人間観から来ています。それは、人間には100%完璧な人などいない。顔も能力も違えば、欠点も短所もいっぱいある、だが、どんな人にも良いところがある、それを見つけて育ててやれば、優れた人になるという楽観的な人間観です。人を単一のものさしで測らず、何より個性を尊重する。何より多様性を尊重する。だからこそ、どんな人に対しても、常に優しく接する。決して愚痴を言わないし、人の悪口は言わない。逆に自分に対してはとても厳しく、甘やかさない。頼まれたことは、決して人の期待を裏切らないように最善を尽くして実行する人でした。私はこれほど人との約束を守り、信義を重んじる人は見たことがありません。だからこそ、周囲からは絶対の信頼を得て、「真に品格のある紳士」と尊敬されてきました。



先生の人生観、人生哲学を要約すると、自分の仕事を「使命」として最善を尽くすべきだ、自分の目標とする理想を追求して常に妥協することなく、果敢に挑戦すべきだ、というものです。その生き方は「決してあきらめない」という揺るがぬ信念に支えられていました。常に笑顔を絶やさず、温厚で、信念を貫き通す情熱の人でした。その生き方を一言でいえば「温かい心を持った改革者」です。




先月18日夜、東京の自宅での家族葬に加わらせてもらいました。そのとき、棺の中の顔はとても穏やかで、何の苦痛もなく、静かに眠るがごとくでした。この2年ほど、背中が少しやせて体重が減り、声がかすれるようになっていました。心配して少し仕事を減らすように、休むように、と折あるごとに声をかけましたが、いつも「大丈夫だよ。君のほうこそ体調に気をつけてね」と笑っていました。先生は仕事を愛し、人生を人の3倍も5倍も濃密に生きてきました。それは「過労死」以外の何ものでもありません。しかも、それが先生の生きる美学でした。もって瞑すべし、です。



学者、教育者、大学経営者の3拍子そろって傑出した先生は、私たちの誇りです。このAIUで、同じ理想を共有して一緒に働くことのできた私たちは本当に幸せでした。開学から10年から12年は創業期です。その区切りの10周年を目前にして亡くなられたのは、まさに痛恨の極みですが、これも運命か、と受け入れるしかありません。残された私たちは、先生の理想、先生の遺志をしっかりと受け継ぎ、「創業」の苦労と、「守成」の苦労の両方を引き受けていきます。それが私たちに課せられた責務であり、私たちの「使命」だと考えています。どうか、安らかに、しかし、しっかりと見守っていてください。



2013317

勝又美智雄


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それにしても、「書く」という人間の行為は、すごいことだと、改めて思います。


当然のことのようですが、書き残されることによって、本人がこの世から消えてしまった後でも、時間を超えて、過去、未来の人と、つながることができるんですね。


生き方で、伝えて下さった中嶋先生。

それを弔辞で伝えて下さった勝又先生


お二人によって、また「温かい心を持った改革者」の心が受け継がれ、

世に出ていくのかもしれません。





















10/25-26、福岡大学で行われた「第1回グローバル人材育成教育学会」に

行ってきました。


1日目は講演とシンポジウム、2日目は福岡大学の中央図書館で

全国から来られた7名の先生による招待講演でした。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ


今回は、生まれて初めての「学会」というものへの参加でした。


参加者側の先生方、関係業者の方、そして、主催者となった
学会を立ち上げた先生方の、学生の能力開発に向けた情熱や
深い愛情が感じられる学会で、良質な刺激をたくさんいただきましたひらめき電球

「グローバル」というと「グローバル経済」「グローバル企業」という

言葉のイメージが先行し、どちらかというと、産業界の論理で

語られるのだろうか・・・という懸念を持って会場に入ったのですが、

実際に行って感じたのは、産業界からのニーズはその一つでしかなく、

グローバル人材というのは、様々な社会課題が国境を越えて頻発している今、

経済、環境、教育、医療等、セクターの枠を超え、共通して求められている

人材像なのだということでした。


学会で様々な先生方が語られていた定義を私なりに解釈すると

グローバル人材とはこのような人材です。


多様性を受け入れ、他者の立場を理解し、共感を示せる人。
自分の個性や自由、他人の個性や自由を、同じように尊重できる人。
共通の課題解決に向け、率直な議論を行い、

新しい道をいっしょに作っていこうと、力を合わせられる人。


そのためのツールが、語学力やコミュニケーション能力です。


今回学会に参加した理由は、ソルト・パヤタスが長年行ってきたスタディーツアーや

現地体験プログラム、そしてインターン制度が、「グローバル人材の育成」という

分野において、今後どんな役割を果たすことができるのか、その立ち位置や、

可能性を見定めたかったからでした。


ソルトがスタディーツアーを始めた理由は、日本の人達に現実を見て体感してもらう

ためでした。今は、現地住民との二人三脚で体験型の人材育成プログラムとして

これを行っています。
大変な状況を見せ、助けたい!と思ってもらうことが最終的な目的ではなく、

見て、話して、体験して、それによって参加者が、現地のことに加え、振り返って

自分自身のことや日本について気付きを得ること、そして、現地で対応する住民も、

気付き、刺激、知恵や人脈が得られるという双方に恩恵がもたらされる事業です。


日本人の、日本人による、日本人のためだけのプログラムではなく、

ソルトだからできる、日本人と現地の人の、その両者による両者のための

プログラムが目指す形です。


今後更に、団体内部でこのテーマに関する議論を深めていきます。

現地住民と話し合い、将来に向け、揺るがない事業方針を作って

人材育成としての体験プログラムに、取り組んでいきたいと思います。


そして、その実施によって、現地の子どもたちの教育を経済的に支えるしくみが

整えられることを願って。


さて、学会では、変化を数値化することの重要性も教えられました。
これは苦手中の苦手な分野です。


これについては、今できることとして、強く願い、祈り、動き、
天の助けを待ちたいと思います・・・汗


それにしても、今回は様々な方と会って、直接お話が聴けたのが
収穫でした。


伝聞ではなく、ネットからではなく、

やっぱり、現場に行って良かったと思います。


来年の学会は11月。秋田の国際教養大学での実施が決まっています。
ソルト歴代インターンの中でも強者インターンだったO君の

母校でもあるこの大学。


どんな教育がなされているのか自分の目でみること、

また、先生方との再会が楽しみです。


それまでの間に、ソルトのプログラムが現場のママ達、子どもたちと一緒に

どんな成長や進化を遂げられていられるのか、怖くもあり、楽しみでもあり、

です音譜

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昨年初めて出品し、念願かなって2度めの出品。

福岡デザインアワード。


無事1日目が終了です。

お立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました。


柄もパッケージも、今年は福岡素材。

3つの柄 海、麦、櫨・・・

アイデアは、6月、カシズクさんで行った

展示会の会場で突然降ってきました。


フィリピンと福岡が、デザインの力で

ひとつになりました。


あれから4か月、忙しい中で、イメージを着実に

カタチにして下さったデザイナーの宮本さん、

ほんとにすごい方です。


ソルト・パヤタス 小川恵美子のブログ

明日も10時~18時、福岡市アクロスでやってます。


沢山の素敵なモノたち、そして、ものを作った人たち

デザイナーの方たちが待ってますよ。

福岡のデザインの力、ぜひ感じに来てください。

https://fida.jp/top/files/5237b3407bdc21379382080.pdf


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