NPOこそマーケティングの視点が必要と、説いてらっしゃる

長浜洋二先生が、ついに本を出版されました。



初心者にも、分かりやすく書かれています。

これを読むと、早速調査や分析を始めたくなるかもしれません。


「社会を変えたいなら、自分たちから変わりなさい」という長浜先生。

厳しいけれどNPOへの愛のむち。

ミッションへの本気度が問われる、本です。


ソルトも一つの事例として取り上げていただきました。



昨年福岡で行われた草莽塾に参加させていただいたのですが

本を読めば読むほど、あ~習ったのにできてない~!ばかり。

まだまだ道のりは遠しです。


長浜先生のサイトはこちら

役にたつ情報がいっぱいです。

http://blog.canpan.info/hijichomoku/


10月30日に、とうとう実行されました。

あと3軒残っていた家が、取り壊しになりました。

その1軒は、アーネスト・ラウディットさんの家でした。




パヤタスのごみ山の拡張の動きは、さかのぼれば10年以上前から始まります。
ごみ山を閉鎖する、開発する、衛生処分場にする等々紆余曲折がありましたが
実際は、みなさんご存知のように、投棄は今なお続き40メートル以上のそびえたつ
山になり、拡張を続けています

それらの経緯は改めて別のレポートにてお伝えするとして・・・


とにかくこの1年は、私がこれまでパヤタスに関わってきた中で最も急激に拡張が進み
コミュニティーの形がどんどん変わっていくのを目の当たりにした1年でした。






ごみ山を拡張するのか、閉鎖するのか、自分たちの居場所や暮らしに直結する重要なことなのに
住民には正式な開発計画がまともな形では伝えられてきませんでした。

補償は水面下で進められ、団体での会議、交渉の要請はことごとく拒否し
不安の中にいる住民を、時に政治活動に利用し
住民同士の猜疑心を生み
抵抗する一部の人には力を見せて脅し
抗議や交渉、住民間の団結や協力ができないようになっています。


約束を踏みにじるような行為がなされているにもかかわらず
大きな抵抗運動を起こさせず、波風をたてずに住民を大人しく立ち退かせることに、
自治体も地主も、大方成功していると言えるでしょう。


住民は、自分たちが受ける対応に違和感と理不尽さを感じながらも、その先の暮らしと
リスクとを天秤にかけ、ひとり、またひとりと去っていきました。
抵抗した時に受ける脅しの恐怖、目先の補償金、実際に日々迫るごみの悪臭・汚水…


私も、もし今パヤタスの住民だったら、できるだけ補償条件を良くして
立ち退く道を選んだと思います。


あの地で、あの状況の中で立ち退かずに踏ん張っている人の勇気は、
いったいどこからやってくるのか・・・


人権意識からか
自己の利益のためだけでなく、自分と同じ境遇にいる他者の利益のために命をはれる正義感や義侠心か
他に捨てるものがない崖っぷちの「やけ」なのか


最初は、立ち退きの補償金交渉を有利にするために抵抗しているのかと、冷やかに見ていたことがありました。


でも彼の行動を見ていくうち、そして、
家族を守りたい父親としての気持ちとの間で葛藤し苦しむ姿を目にして、
それは違うと思うようになりました。


今は、世の中にこんな人がいるのか・・・という気持ちでアーネストさんとその家族を見ています。


過去の経緯、住民に対してなされた行政の約束を考えれば、今現場で起こっていることは違反です。

そのことを、アーネストさんは法的根拠をもって、暴力を使わず、忍耐強く訴えています。
NGOや人権弁護士の力を借り、天然資源環境省、オンブズマン、議員らに手紙や嘆願書を送り、
マスコミに声をかけ、ラリーに参加し、いろんな思いと戦いながら、続けています。




(ラウディットさんの居住権)

他の住民はどうしているか・・・


いろいろです。前は住民のリーダーだったのに、個人的に好条件の補償を得て、
立ち退き推進の立場に変わった人、アーネストさんの動きを冷やかに見ている人
他人事ではないと応援する人。


彼によれば、住民の中には彼に心情的共感を示し、気をつけて、頑張ってと励ます人が多いのですが、
表だって行動を共にする人は少ないのが現実だそうです。


はたから見れば、負けると分かっている戦いに挑んでいるように見えますから。

相手は自治体、その背後にいるのは、もしかしたら「国」なのかもしれません。
本人が一番、途方もない戦いであることを痛感しているでしょう。

「どうせ命の危険を冒してそんな運動をやっても、結局は立ち退かされるだけ・・・・」


そして、10月30日、その家が取り壊しにあいました。
直前の通告はなく、同意もなく、強制的な取り壊しでした。


Lauditさんたち一家は、パヤタス内の別の場所に、小さな部屋を借りて、今はそこで住んでいます。
これまで補償金の交渉には耳を貸さなかったLauditさんに、一銭の補償金も入ってきていません。


31日、Lauditさんはバランガイ・ポリス(地域の警察署)に行きました。
不当な取り壊しなのだから、調査してほしいと申請しました。

この国の司法に希望を捨てず、新たな法的手段に訴えたLauditさんです。

戦いは続いています。



もしも、彼と彼の家族を応援したいと思われる方がありましたら、

事務局までご相談ください。
メッセージ、生活応援、現地訪問、承ります。

http://www.saltpayatas.com/


11月23日、市ヶ谷のJICA地球ひろばにて、報告・交流会を開催することになりました。
現地の今の状況をお話したり、関東で現地のことを気にかけて下さっているみなさんと交流して
いろんなお話ができればと思います。


日時:11月23日(日)10:00—12:30
場所:JICA地球広場 2F 202AB会議室
   アクセス:http://www.jica.go.jp/
hiroba/about/map.html

主催:特定非営利活動法人ソルト・パヤタス
対象者:ご興味の有る方なら誰でも
参加費:1000円(軽食付き)
お申込締切:定員になり次第、締め切らせていただきます

お申込方法:
以下の情報をこちらのメールアドレスにご連絡下さい。
ソルト・パヤタス事務局 contact@saltpa
yatas.com
① お名前と人数
(ご家族・ご友人とおいでになる場合、代表者のお名前を
お願いします)
② 当日連絡がとれる電話番号
③ 当日聞いてみたいこと

~プログラム詳細~
10:00—11:00 ソルト・パヤタス近況報告(小
川恵美子)
11:00—11:15 関西ソルト活動報告(関西学院
大学「フィリピンとともに歩むくじら」森田明大さん)
11:15—11:30 関東ソルト活動報告(立命館大
学トムソーヤOG間宮奈々子さん)
11:30—12:30 参加者交流会

フェイスブック イベントページ

https://www.facebook.com/events/287396558137803/

RKBラジオ FukayaいきいきWomanという番組に

出させていただきました。


ゴミの山の子どもの話になると、止まらない私。


あ~

もう~

反省です。。。


明日の2日目は

もうちょっと抑えてますように。


放送は17:20~17:29 です。


番組のブログで、子ども図書館のことをアップしていただきました。

http://blog.rkbr.jp/fukayaiki/


パーソナリティーの白洲さんから早速ご寄付が届き

感激しました。


子ども図書館を作りたい理由はこちらです。

http://www.saltpayatas.com/aboutorg/library


RKBさん、FUKAYAさん、ありがとうございました。

27日(月)は、北九州へ!


以前、西日本新聞のオピニオンで掲載していただいた記事がきっかけで、
北九州の国際情報同友会の勉強会によんでいただくこととなりました。


聞いて下さるのは、みなさん人生の大先輩ばかり!
いつもと違う緊張感を感じつつ・・・、胸を借りるような気持ちで
いざスタート。




やはりみなさん豊富な経験をお持ちなので、質問やコメントも
いろんな切り口から飛んできます。


フィリピンの政治体制、国民性、ネット英会話、優遇税制etc...

勉強不足で冷や汗をかく場面もありました。


講演直後、世話役の金子良憲さんが、早速写真と講演内容のまとめを
作って送ってくださいました。

今回の講演の仕掛け人は、この金子さんです。

仕事を退職した男性たちにもっと輝いてもらいたい、必要とされている場は多い、
輝けるはずだと、いろんな学習会を企画されています。
交渉力・調整力・素早さ、そしてそのお人柄に触れられて幸運でした。




「年を重ねても好奇心を持ち、変わることを恐れず、進化を遂げる」

国際情報同友会・・・平均年齢70才。


教えてもらうことの方が多い講演でした。

ありがとうございました。

カシグラハン・ビレッジに子ども図書館を建てるために
自治体や国家住宅局へご挨拶回り。


黄色いシャツの恰幅のよい方は、ロドリゲス町のヘルナンデス町長です。

町長も社会福祉課、都市計画課、地域災害危険削減管理課の人たちも、

ロドリゲス町のみなさんはみんな気さく。

この事業が早く始められるように協力すると言って下さいました。




中央が国家住宅局カシグラハン担当のマティポ所長。

所長を支える中間管理職の人たちは、エンジニアも含め皆女性でした!





地震や洪水のリスクを調査したり

話を聞きに行ったり







あちこち行っているうちに、あっと言う間にタイムリミット。
今朝は日本帰国です。

今日は、フィリピン法人の理事会でした。

理事のガマッド弁護士のオフィスの1室を借りて

久しぶりに7名のうち6名の理事が揃いました。

1名は日本在住です。


弁護士

公認会計士

NGO職員

サラリーマン

それに、事務局から3人

というのが、ソルトフィリピン法人の理事構成。


人事、税金、契約事、資金調達、文化の違い・・・・


事業をしているといろいろ対応しないといけないことが

出てきますが、遠慮せずに相談できる理事たちのおかげで

随分心理的に助かっています。

理事会も、団体の宝物です。


こんな時こそ記念撮影をしておけばいいものを

今日も私は資料の準備や議事進行でいっぱいいっぱいになってしまい

撮影を忘れてしまいました。


あ~。


ちょっと前の画像ですが・・・紹介します。

一番左が、ソルトの強い味方ガマッド弁護士、右端が奥様です。

いつもありがとうございます。




台風や豪雨の度に浸水するカシグラハンのセンター。


2009年の台風オンドイの時は泥水が屋根まで到達し、

備品や機材を失いました。

濡れた本は洗って乾かして再利用していますが、

良い状態とは言えません。今は、雨期になると子ども達が読む図書も

低い場所には置けず、写真のように屋根の桟に置かれ

利用しづらい状況になっています。




図書館建設に向けて、動き出しました。

ご協力よろしくお願いします。

http://www.saltpayatas.com/aboutorg/library

昨夜マニラに着いて、空港からオフィスまでの移動に2時間半。

10月に入って渋滞の状況がひどくなっている気がします。


多少遅刻したものの、なんとか日本とのスカイプ会議ができました。


今、来春の着工を目指して、カシグラハンの子ども図書館の建設の話が

動き出しています。

スカイプのお相手は、今回設計を担当してくださることになった「エンパワメント

オブアーキテクチャー」の大西さんでした。


移動中タクシーの冷房が効きすぎて、ぐったりしていたのですが

大西さんとお話していたら、いつの間にか疲れが飛んでいきました。


大西さんはいわゆるプロボノさんです。


プロの建築家ですが、子ども図書館のこの事業には、平日の夜や週末の時間を割いて

無償で協力してくださっています。

もう23時も過ぎてお疲れでしょうに、「こういうことにかかわれてうれしい」と

言っていただいて、こちらも嬉しくなり、それで、疲れもふきとんだわけです。


学校の教室はすし詰め。教科書は共有。

家に帰っても、部屋は一つ。すべてが家族との共有スペースで

学ぶ環境に恵まれていない現地の子どもたち。


子どもたちが安心して、集い、学び、本と出会える

夢が詰まった図書館が、

来年完成予定です。


でもまだ資金が十分ではないので、ご支援をお願いしています。

間もなく、HPにアップされる予定です。

どうぞよろしくお願いします。