ネパールの地震の被害、大きくなっていますね。

被災された方、近親の方を亡くした方、まだ安否が分からない方、心からお悔やみ申し上げます。

幸い命拾いされた方、現場に行って災害救助支援をされる方たちの安全を、祈ります。


確実に頻度も規模も大きくなっている地震、火山活動。

地球が大きく変わろうとしているサインなのでしょうか。


日本でもフィリピンでも、今はどこにいても、いつ災害に見舞われてもおかしくない時代なのだろうと思います。


直下型大地震でドドーンとやられたら、ひとたまりもありませんが、もしも幸い命が助かった場合を考え(悪運は強いので)普段はずぼらな自分ですが、とりあえずこの3つだけは、どこに行くときも気をつけるようにしています。


■寝ているときに、頭がつぶされないような家具の配置

■寝床からすぐ手がとどくところに靴(すぐ逃げやすいように。割れたガラスなどが床上に散った状態も予想されるので)

■2日程度は命をつなげる水


靴は、特に大事だなと思っています。

体験者からのアドバイスです。


地球単位でみれば、人が作ったものは、表層のほんの一部。

民族、国籍、宗教の違いも、その中の違い。


みんなで命をつないでいけるように、お互い様でいきたいものです。

普段から。



1泊2日のスタッフとの合宿に参加してきました。

みんなは早朝から、私は日本からの移動日と重なって、夜から合流しました。


いつもいっしょにいるメンバーですが、普段は日常のあれこれに追われ業務連絡がほとんど。

どちらかと言うと、私はスタッフにとって緊張を強いる煙たい存在のようで・・・

普段はなかなかそれぞれの「心」に触れるような会話ができていません。恥ずかしながら。


日常の追い立てられるような忙しさから離れ、自然の中でリラックスして、それぞれが感じている悩み、不満、心配事、同僚や仕事に対する思い、これからの団体のことなど、話し合う時間が必要だなと感じていました。


フィリピン人6人、日本人3人。


今回の合宿は、いつも脇からスタッフの状態を心配し伝えてくれるキャシーに任せてみたところ、なかなかの采配で、team building の目的を達成してくれました。

私が最初からではなく、途中から参加したことで、みんなが遠慮なく話せたことも良かったようです(苦笑)まあ、そういうものなのでしょう。

そんなアレンジも含め、フィリピン人スタッフの中で一番若手の彼女ですが,この3年で随分頼もしくなりました。


企業の会計担当からNPOに転身し、今や教育支援と団体の運営を担うジョー。

コミュニティーオーガナイザーとしての長年の地域での経験を携え,ライフスキル教育事業のフロンティアとして、誰もまだ取り組んだことのない事業の立案に挑戦しているミレット。

保育園の先生から、今や大人たちを相手に、現地体験やスタディーツアーのコーディネートをするネス。

そして、学費支援を受ける母親という立場から、女性たちの働く場を作り、リカの経営者となり、他の地域で女性たちを支え育てる役割を担うようになったビッキー。


改めて、フィリピン人スタッフたち一人一人の柔軟さや進化の努力によって、事業が、団体が、運営できていることを思い出しました。


それに寄り添ってサポートしてくれている3人の日本人の存在もソルトの自慢です。


リカのみならず、健康と食からライフスキル教育を支えようとしてくれる大井、
子どもの目線からぶれない田村、
今回の合宿には出られなかったけれど、日本でがっちりバックアップしてくれる頼もしい坂元


このメンバーで、質のいい事業ができないわけがない


そんなチームに恵まれた幸運を、改めて感じた合宿でした。


そうか・・・一番合宿の効果があったのは、私だったのかもしれません。

へへへ。


福井県鯖江市を拠点に小中学校、福祉施設、病院などで

ライブ活動をしたり、会社経営をしている3人の兄妹ソーシャルバンド

「一途」。


歌を通して、命の大切さや親子の絆、いじめや自殺の防止を

伝えている「一途」のリーダー「どんちゃん」こと、どんまゐ鈴木さんと

マネージャーのエリーさんが、21日ソルトの福岡事務所を

訪問して下さいました。


7月には鯖江で面白いことができそうです。




「子どもたちの就学率を100%に!」
「公教育の質の改善を!」


大切なことだけれど、それば、公教育の責任として
その国に、国を支援するほどの大規模な支援ができる支援機関に
任せ、小さなソルトの仕事は、少し違うところに向けようと思います。


法律では公教育を受ける権利が与えられていたとしても
また、多少の学費を受けることができたとしても
そのチャンスを活用できずとりこぼれていく子どもたちがいます。


この子たちこそ救われなくてはいけないという境遇の子が
救われない。。。そういう場面に出くわしてきました。


どうすれば、彼らのような子を減らせるのか
問題の背後に何があるのか
いつ何をすることが効果的なのか

それを探したい。
丁寧に探したい。


私たちは、ライフスキル教育構築事業に、そんな思いで
取組みはじめました。


今日は、マニラ事務所で、スタッフと過去5年間の
ドロップアウト事例を1件1件洗い出す作業が始まりました。


支援期間、家庭環境、住環境、友達、家族・・・


答えを急いで出さずに、考えられる要因を全て洗い出します。
共通事項を洗い出します。


この作業では、自分たちの途中の働きかけが、報われなかったことを
嫌でも思い出します。


もっとできることがあったのではないか・・・
そんな気持ちがよぎります。
無力感がどっと襲ってくる、辛い作業でした。


取組みは始まったばかり。

これからが山です。

3/15(日)2015年度の会員総会がありました。

20回目の総会です。


会員の方々をはじめ、関東ソルトのメンバー、元インターン、会員のお友達

などなど老若男女多様な顔ぶれが揃いました。

山梨、愛知から駆けつけて下さる方もいらして、今年は15名での総会となりました。


若い新理事2名も承認され、新体制のソルトが始まりました。


これからの1年もどうぞよろしくお願いします。




終わった後の懇親会


関東ソルトのみなさん、1日ありがとうございました!






今日は篠栗の自宅兼事務所で、雑誌の取材を受けました。
篠栗の自宅兼事務所での撮影ということで、

今朝からとにかく大掃除!! (笑)


始まるまでは、緊張してカチコチだったのですが
ライターの佐々木さん、撮影の石川さんのおかげで
楽しくなごやかに終えることができました。





雑誌名はまだ出せないのですが、5月初旬発売の6月号に
掲載されるそうです。

昭和な日本家屋の純和室事務所。

どんなふうに映ってるかなあ。。。


お楽しみに。

13日(金)、朝早くから子ども図書館の工事に関心のある建設業者さんたちに、カシグラハンに集まってもらい、建設予定地の視察や、事業の説明を行いました。





なぜここに図書館を作るのか、といった事業の背景から、模型を使った完成形の説明、JICAの草の根技術協力資金と日本の一般の方からのご寄付が財源であること、その他競争入札の手順などを聞いてもらいました。


この地区の子どもたちが置かれた環境、読書の効果などの話では、建設会社の方たちも共感し深くうなずいて聞いて下さっていました。少し嬉しかったです。


これから、概算見積を一旦挙げてもらい、JICAフィリピンの建設工事の調達手順に沿って、公示、競争入札の手続きへと入っていきます。



視察の途中、子どもたちが興味深げに近づいてきました。


「何してるんだろうね~」
「ね~」


きゃっきゃっと面白がって近づいてくる子どもたち。

田村が「し~っ」とやると、またそれも面白がる子どもたちでした。





半年先には、ここにあの子どもたちが通える図書館ができているはず。
完成の日の子どもたちの笑顔が楽しみです。


住民の希望をもとに、日本人設計士、フィリピンエンジニアが協力して作った図面。
それを形にしてくれるのは、どんな建設会社なのか。
プロジェクトを通して生まれる新しいご縁に、期待と不安が入り混じります。


入札手続きがまもなく始まります。

3/7(日)、リサール州カシグラハン再定住地でカイサとソルトが共同主催するマラソン大会

「FUN RUN」に参加しました。





早朝5時にアパートを出て、バスとジープニーで2時間。

(今は途中の道が道路工事中で、すごい渋滞!)

ひやひやしましたが、ぎりぎり7時のエントリー時間に間に合いました。


このマラソン大会は、2013年3月から始まって今年で3回目。

東日本大震災の日の一番近い土曜日に開催することになっています。


3.11


あの日日本で起こったことは、カシグラハンの人たちにとっても他人事ではありませんでした。


これまで奨学金支援や、スタディーツアーで、日本と顔が見える縁が続いていたから、というだけでなく、この地域の人たちは、2、3年に1度は長雨や台風で洪水に見舞われ、屋根の上で不安な一夜を明かすといったような災害の時の恐怖を体験しているので、あの時の日本の様子をネットやテレビで見て、自分の事のように思ったのだそうです。


2011年は、日本のために募金活動をしたり、日本ではもう過去のようになりかけていた時も、毎月11日に近い土曜日に集まって、1年間お祈りを続けてくれたりしていました。


そして、毎月のお祈りはもうしないけれど、年に1回は必ず思い出そうということで、この催しが始まりました。


フィリピンも洪水、地震、津波など自然災害が多い国。


災害が来るのはもう当たり前。

だから防災の意識を持って毎日を過ごそう。

コミュニティーで一つになろう。

そして過去の災害を忘れないでおこう。


そんな意図で、始まったイベントです。


ちなみに「カイサ」は、奨学金を受けている子どものお母さんたちが作ったグループです。


過去の2回は、日本から来る学生さんが参加していたのですが、今年は予定が合わず、残念ながら日本からの参加はゼロでした。


・・・というのも、あまりにも寂しいと思い、


今回は不肖小川が、団体日本人を代表して、初RUNすることになりました。


参加費は、コミュニティーの住民なら、子ども10ペソ、大人20ペソ。

外からの参加者は200ペソです。


男性の部、女性の部、子どもの部に分かれています。

今年のエントリーは、宣伝期間が短かかったこともあって、去年より減って57名。

私は50番目のエントリーでした。


コミュニティーの外周を回るコースで、1週約2.5キロ。

子どもと女性は1週で、男性は2週です。


主催者の挨拶、諸注意、




神様へのお祈り、準備体操が終わって、まずは子どもの部から。


Ready GO !





マラソンの勝者3位までには、賞金もあるので、結構みんな真剣です。


子どもたちが戻ってきて、いよいよ女性の部。 私もカメラを持ってスタート。



一緒にスタートしたリカのビッキーさん、スタッフのキャシーは、早々にRUNからWALKへ。

いつの間にか近道に消えていました。


もう・・・。





スタートと同時に、仕事を忘れ、崇高な大会の趣旨も忘れ、賞金をまじ狙いしていた私。


「おいおい、あの外国人の中年女は、なんで赤い顔して町ん中走ってんだ?」

「今日はマラソン大会だよ」

「はあ~、なるほどね」

「がんばれよ~」


・・・みたいな会話を、ところどころで耳にしつつ、挨拶したり、カメラで撮ったり、追い越したり、追い越されたり、忙しいRUNWAYでした。


年の近いベルナルディータさんを追い越して(参加歴2回)、





ハニーグレースさん(初参加)を追い越して、




後半飛ばしたのですが、3つ目の目印を受け取るポイントのところで

レアさん(初参加)に追い越されて、





結果は2位。

走った後はふらふらでした。


2.5キロって、想像していたよりずっと大変!


男性の部1位を狙ったけど、足の怪我が我慢できず3位だったと悔し気にしていたジャスティン君(中2)





初参加で上位に入れず悔しがっていたダイアナちゃん(小6)






いろんなドラマも見れて、楽しい催しでした。


授賞式の後、カイサの女性たちが作ってくれたソパス(マカロニホワイトシチュー)を食べて、お開き。





7時に始まったFUN RUNは、10時には終わりました。


終了後、カイサの準備委員会の女性たちの「振り返り」に同席。




こんな意見が出されていました。


・宣伝が遅かったから、人が去年より減ったね。

・寄付を十分集められなかったね。(カイサは区長、村長、地域の人、教会などからの寄付集めをしています)

・土曜日にクラスがある子どももいるから、日曜日の方が良くない?

・トロフィーか、家に飾っておける、豪華メダルをつくろうよ。お金よりいいよ。

・離れた地区の人の中で参加に興味がある人がいる。もっと積極的に声をかけて参加者を増やそう。

・カイサの準備委員のメンバーもまだ少ないから、積極的に協力してくれる会員を募ろう。

・奨学金を受けていない家庭の人でも、走るのが好きな人でメンバーになってもいいじゃないか。


などなど。


来年の今ごろは、子ども図書館も完成しています。もしかしたらマラソンに加え、図書館を利用した、新しい催しのアイデアがお母さんたちの中から生まれているかもしれません。


来年は、日本から参加して下さる方がいるといいなと思いながらカシグラハンを後にしました。

2015年2月25日(水)10:00


青空の広がる祝日の朝、カシグラハン再定住地で
子ども図書館の3回目の設計ワークショップが行われました。




45人の住民が集まってくれました。


ソルトは、普段は子どもと女性を対象に活動を行うことが多いので、ワークショップも女性が多いのですが、設計ワークショップは、回数を経るに従って男性の数が増えていくようです。





昨年の6月、2回目に行った模型作りの後、それが実際の設計にどう生かされたのか説明を聞く住民の皆さん。前回のワークショップで作業している自分たちの姿を見て嬉しそうです。





最新の設計に至るまでに、土地の選定、既存の建物の構造上の問題等々、紆余曲折があり、5回も設計を作り直してもらう、ということがありました。
100分の1のサイズの模型を見て、興味津々の子どもたちでした。





最新の設計の50分の1の模型を見ながら、グループに分かれて良い点、改善が必要な点を出しあったり
特別のソフトを使って、壁の色や床の色のシミュレーションをやったりと、体も心も動かした忙しい2時間でした。





住民からの提案として、泥棒よけの鉄格子、避難口、通気口、図書館を静かに保つためのドア、明かりとりの窓などが挙げられました。 安全や快適さが求められていることが改めてわかりました。



これらの意見も生かして、次回は4月がいよいよラストのワークショップ。

最終設計のお披露目です。


今回も、仕込みの作業で徹夜徹夜だった濱谷さん。エンジニア、Jem。

お疲れ様でした。



終了後の振り返りの模様。





参加型建築。


なかなか手間と時間かかります。


でも、このプロセスが、建設後1年、3年、5年後のセンターの維持管理に影響してくるように思います。


今日は、ソルト・パヤタスのフィリピン法人の総会でした。

その前にリカの総会もあったので、W総会。


2月の山を、一つ超えた感じです。


リカの総会


協力的なメンバーもいれば、非協力的なメンバーもいて

ビッキーさん、苦労しています。

課題は次から次へとやってきますが、

その中でリーダーとして奮闘する姿そのものが、

きっと他のメンバーにいろんな影響を与えているんだろうな

と思います。




ソルト・パヤタスの総会


子どもエンパワメントプログラムの報告では
奨学金のスポンサーを、フィリピン国内で

見つけていこうということになりました。


リカの報告では、売上は伸びている一方、

2014年Likhaの売上に占めるソルト日本(アトリエリカ)の

売上が全体の32%まで少なくなったことを知りました。


現地体験プログラムの報告では、英語コースの伸びと、

フィリピン国内向けプログラム作りの必要性が議論

されました。



フィリピン人スタッフ、パヤタスやカシグラハンの女性たち、
フィリピン人の理事が、立場を超えて活発に意見を交わし、

話が展開していく様を見ながら、


このまま自分がだんだん透明になって消えていっても、

気がづかないかもしれない・・・


一瞬そんな気がしました。


お役御免の日が近づいています。


2015年の総会、

記念すべき20回目の総会でした。