3/7(日)、リサール州カシグラハン再定住地でカイサとソルトが共同主催するマラソン大会
「FUN RUN」に参加しました。
早朝5時にアパートを出て、バスとジープニーで2時間。
(今は途中の道が道路工事中で、すごい渋滞!)
ひやひやしましたが、ぎりぎり7時のエントリー時間に間に合いました。
このマラソン大会は、2013年3月から始まって今年で3回目。
東日本大震災の日の一番近い土曜日に開催することになっています。
3.11
あの日日本で起こったことは、カシグラハンの人たちにとっても他人事ではありませんでした。
これまで奨学金支援や、スタディーツアーで、日本と顔が見える縁が続いていたから、というだけでなく、この地域の人たちは、2、3年に1度は長雨や台風で洪水に見舞われ、屋根の上で不安な一夜を明かすといったような災害の時の恐怖を体験しているので、あの時の日本の様子をネットやテレビで見て、自分の事のように思ったのだそうです。
2011年は、日本のために募金活動をしたり、日本ではもう過去のようになりかけていた時も、毎月11日に近い土曜日に集まって、1年間お祈りを続けてくれたりしていました。
そして、毎月のお祈りはもうしないけれど、年に1回は必ず思い出そうということで、この催しが始まりました。
フィリピンも洪水、地震、津波など自然災害が多い国。
災害が来るのはもう当たり前。
だから防災の意識を持って毎日を過ごそう。
コミュニティーで一つになろう。
そして過去の災害を忘れないでおこう。
そんな意図で、始まったイベントです。
ちなみに「カイサ」は、奨学金を受けている子どものお母さんたちが作ったグループです。
過去の2回は、日本から来る学生さんが参加していたのですが、今年は予定が合わず、残念ながら日本からの参加はゼロでした。
・・・というのも、あまりにも寂しいと思い、
今回は不肖小川が、団体日本人を代表して、初RUNすることになりました。
参加費は、コミュニティーの住民なら、子ども10ペソ、大人20ペソ。
外からの参加者は200ペソです。
男性の部、女性の部、子どもの部に分かれています。
今年のエントリーは、宣伝期間が短かかったこともあって、去年より減って57名。
私は50番目のエントリーでした。
コミュニティーの外周を回るコースで、1週約2.5キロ。
子どもと女性は1週で、男性は2週です。
主催者の挨拶、諸注意、
神様へのお祈り、準備体操が終わって、まずは子どもの部から。
Ready GO !
マラソンの勝者3位までには、賞金もあるので、結構みんな真剣です。
子どもたちが戻ってきて、いよいよ女性の部。 私もカメラを持ってスタート。
一緒にスタートしたリカのビッキーさん、スタッフのキャシーは、早々にRUNからWALKへ。
いつの間にか近道に消えていました。
もう・・・。
スタートと同時に、仕事を忘れ、崇高な大会の趣旨も忘れ、賞金をまじ狙いしていた私。
「おいおい、あの外国人の中年女は、なんで赤い顔して町ん中走ってんだ?」
「今日はマラソン大会だよ」
「はあ~、なるほどね」
「がんばれよ~」
・・・みたいな会話を、ところどころで耳にしつつ、挨拶したり、カメラで撮ったり、追い越したり、追い越されたり、忙しいRUNWAYでした。
年の近いベルナルディータさんを追い越して(参加歴2回)、
ハニーグレースさん(初参加)を追い越して、
後半飛ばしたのですが、3つ目の目印を受け取るポイントのところで
レアさん(初参加)に追い越されて、
結果は2位。
走った後はふらふらでした。
2.5キロって、想像していたよりずっと大変!
男性の部1位を狙ったけど、足の怪我が我慢できず3位だったと悔し気にしていたジャスティン君(中2)
初参加で上位に入れず悔しがっていたダイアナちゃん(小6)
いろんなドラマも見れて、楽しい催しでした。
授賞式の後、カイサの女性たちが作ってくれたソパス(マカロニホワイトシチュー)を食べて、お開き。
7時に始まったFUN RUNは、10時には終わりました。
終了後、カイサの準備委員会の女性たちの「振り返り」に同席。
こんな意見が出されていました。
・宣伝が遅かったから、人が去年より減ったね。
・寄付を十分集められなかったね。(カイサは区長、村長、地域の人、教会などからの寄付集めをしています)
・土曜日にクラスがある子どももいるから、日曜日の方が良くない?
・トロフィーか、家に飾っておける、豪華メダルをつくろうよ。お金よりいいよ。
・離れた地区の人の中で参加に興味がある人がいる。もっと積極的に声をかけて参加者を増やそう。
・カイサの準備委員のメンバーもまだ少ないから、積極的に協力してくれる会員を募ろう。
・奨学金を受けていない家庭の人でも、走るのが好きな人でメンバーになってもいいじゃないか。
などなど。
来年の今ごろは、子ども図書館も完成しています。もしかしたらマラソンに加え、図書館を利用した、新しい催しのアイデアがお母さんたちの中から生まれているかもしれません。
来年は、日本から参加して下さる方がいるといいなと思いながらカシグラハンを後にしました。