1か月以上ぶりの篠栗です。
虫の声、
多々良川から吹く風と水の音
やっぱり落ち着きます、篠栗。
風がいつにも増して
やわらかく感じるのは
秋に入ったサインかもしれません。
戻ったら、入り口の植木にバッタ発見。
巨大。。。
一瞬枯れ枝がひっかかっているようにも見え
通りすぎるところだったのですが、
違和感を感じ、振り返り、ガン見。
「あっ、見つかった!」
というバッタの声が聞こえるような
一瞬でした。
1か月以上ぶりの篠栗です。
虫の声、
多々良川から吹く風と水の音
やっぱり落ち着きます、篠栗。
風がいつにも増して
やわらかく感じるのは
秋に入ったサインかもしれません。
戻ったら、入り口の植木にバッタ発見。
巨大。。。
一瞬枯れ枝がひっかかっているようにも見え
通りすぎるところだったのですが、
違和感を感じ、振り返り、ガン見。
「あっ、見つかった!」
というバッタの声が聞こえるような
一瞬でした。
早朝、きれいな朝焼けの空に見とれて
アパートを後にしました。
そして、本当に、いいことがありました。
とても懐かしい人に、会うことができました。
1994年8月、パヤタスでホームステイを
させてもらった家庭の、ジェニーさんです。
こちらは、22年前の写真です。
私の左にいる子がジェニーさん。
出会えた場所は、カシグラハン小学校での保護者対象の
情報提供介入の現場。
1万人以上いる地元の公立小学生の中から、
今回介入対象に選ばれるのは、
ランダムに選択された約6%の子どもたちのみ。
その6%の親御さんの中にジェニーさんが
たまたま含まれていました。
私の人生を変えた、パヤタスでのホームステイ。
時々「なぜパヤタスを支援するようになったのですか?」と
訊ねられることがあるのですが、
その答えとしてお伝えしているのが、
ホームステイ先での「朝食の目玉焼きエピソード」
ホームステイ先の家族の心遣いと、それに
何も気が付かなかった自分に対する心残りが
胸に残った、という話なのですが、
ジェニーさんは、まさにそのステイ先のお子さんでした。
支援やなんだという前の話として
私に、人として、とても大切なことを教えてくれた
ジェニーさんの家族。
ずっと、また会えたらいいなと願っていました。
2000年のごみ山の崩落事故以降、
家が半壊して、移転。
行方は分かりませんでした。
あのときと同じ、印象的な大きな瞳で、
「私のこと、覚えてる?」と
近づいてきてくれた彼女に、
一瞬で、22年前の様子が
よみがえりました。
こういうことがあるのですね。
この1か月クラウドファンディングに挑戦しました。
ご支援くださった皆様、ありがとうございました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
目標額に到達しました。
このいただいたお金で、ライフスキル教育の活動や、
こども図書館を更に進化させていきます。
感謝の気持ちでブルンブルン
エンジンをふかします。
それにしても、
みんなで少しづつ出せる額を出し合って、
大切だと思えるものを、
いっしょに守ったり作ったりできる、
離れた場所からいろんな立場の人が参加できる、
クラウドファンディングというしくみは、
改めてすごい仕組みだと思います。
クラウドファンディングのおかげで
寄付を通して、新しくつながれた方がいます。
とてもうれしい新しいご縁です。
FBやHPで活動をアップしていきますので、
これからもぜひ見守ってください。
まずはお礼まで。
心をこめて。
8月末にミンダナオで始まった、ミンダナオ、スルー州での
フィリピン国軍によるアブサヤフ掃討作戦。
6000人を超える人たちが、難民化しているというニュース。
ドンパチ始まった中を、着の身着のまま逃げて、
小学校などで避難生活を強いられている人たち。
お気の毒です。。。
そして昨夜、同じミンダナオ、ダバオ市での
アブサヤフによるテロ。
今日、アブサヤフから続いて出された
他地域での犯行宣言。
朝から、立て続けにJICAから、注意喚起が出されています。
注意しましょう。
難民生活を強いられている人たちを想像しながら
今後の動きを見守り、自分の身を守り、
言葉や行動を考えていこうと思います。
そんな折、こんなニュースも。
⇒ 2日、フィリピンのエネルギー長官が、
凍結していたバタアン原発を視察し稼働について言及。
日本など原発先進国の専門知識を参考にする方針。
これも要注意。
かなりのニュースです。
注目してほしいです。
参考にするなら、推進・反対・原発災害で
困難を強いられている人の声、
すべてを聞いて、判断してください、と
エネルギー長官に
この国の人に伝えたい。
かつて、
バタアンの原発事業計画を止め
ピナトゥボ噴火の後米軍を出した国
私は、フィリピンというのは、
歴史の中で、
たまにきらりと光る政治判断を見せる
国だなと思っています。
今の時代の流れ、経済界からの要請や
便利さを欲する国民のニーズの高まりには
逆らえないのかもしれませんが、
でも、この国は
また「きらり」を見せてくれるのではないかと
期待してしまいます。
日本を含め
先進国と言われている国が
できないような判断を。
まあしかし、
人のことは言えないのですが、
「大雑把」なことが何かと目立つこの国で、
緻密さが求められることは
やめておいた方が、無難だと
ただ単純に
そう思うのですよね。。。
8月13日(土)は、初めての小学校での「介入」の日でした。
初日の活動は、保護者への情報提供-Information Provision.
対象者約900名を3グループに分け、
これから9月4日までの間、土曜日を4回使って、
それぞれのグループに異なるライフスキルや
教育投資の話をします。
日本からいらした澤田先生、中室先生、真野先生、
慶応義塾大学から学生さんやOBOGの方13名、
ソルトのスタッフにKAISAの女性たち、
総勢33名のスタッフ体制で初日を迎えました。
しかし天候は温帯低気圧で大雨。
滝のような大雨で、学校の校舎の中も、浸水。
正直1割も集まらないのではないかと
思っていましたが、思いのほか大勢が来て下さり、
朝の2コマ、実施することができました。
避難勧告が出るか出ないかというような悪天候の中、
本当に皆さんよくきてくださいました。
でも、無情にも雨の勢いは増し、本当に避難勧告が
出るほどの状況となり中止とすることに。
今回は予定した通り、活動を実施することができませんでした。
けれど、集まってくれた方たちの姿や、熱心に聞いて下さる姿、
準備のために何日も費やし、この日と迎えたスタッフ、
学生さんたち、先生方の真摯な姿に、胸を打たれた
貴重な1日でした。
経験はきっと、2回目に必ず活かされます。
来週20日、2回目の介入の日は、今日できなかった方たちに
もう一度案内を送り、倍以上の数の方にきていただくことになります。
また、提供する情報の種類も、3種類になります。
明日から5日間の間に、大幅に活動計画を修正し、
15名の追加実施要員を入れ、研修、準備を行います。
考えるだけで、目が回りそう…。
スタッフたち、このプレッシャーと負担に、耐えて乗り切ってくれるだろうか…。
困難な環境にいる子どもたちの教育に役立つのはいったい何なのかを
追及する事業
面白さややりがいがありますが、一つ一つのプロセスは地道な忍耐の積み重ね。
現場のスタッフに、初めてやることに躊躇せず立ち向かってもらう「勇気」を
もってもらわないといけません。
どうか気持ちを一つにして、みんなで乗り切れますように。
乗り切れるように私がやるべきことをお示し下さい。
と、祈るような日曜日です。
8月13日の小学校での実証実験の開始に向けて、
準備も大詰めに入ってきました。
配布する特別の「もの」の仕上がり具合を見に、
昨夜、コモンウェルスにある小さな工房へ。
カシグラハンから、ビッキーさんとジープに乗って移動中
空はどんどん暗くなって、
雷と稲光と大雨に!
ジープニーを降りて、工房に向かうまで、約10分。
コモンウェルス通りは、くるぶしまで水がきて、もはや川。
雷と雨の中、とにかく持っていたパソコンが濡れないように
必死でカバーして歩きました。
これからの雨の季節は、これが日常茶飯事。
日中は思考が停止しそうな暑さ
移動で排気ガスにまみれ
雨が降ればびしょ濡れ
スタッフたちが普段体験している日常が
これなんだなと、
思いながら歩きました。
工房に着きました。
ウナギの巣?とまではいかないけれど、
細長い小さな工房です。
ここで、320個の、ある大事なものを作ってもらっています。
働く工房の男性たちも、仕事が増えて少し嬉しそう。
みなさんにはこのものの目的も伝えていて、
仕事のやりがいもちょっと増しているのかもしれません。
世界に一つだけの、面白いもの、
作ってもらっているんです。
完成が楽しみです。
あっけらかんとして、ニコニコ笑って、今日も
フィリピンの子たちは、元気に路上で遊んでいます。
極度の貧しさ、空腹、親のけんか、暴力的な言葉、
本当の暴力、家庭の崩壊、空腹、シンナー、
麻薬に負ける大人たちの姿…
そんな暗い影を、路上で遊ぶ子どもたちの姿や、
くったくのない笑顔から想像するのは、
難しいかもしれません。
でも、その陰が、子どもたちの就学率に、
その将来に、
その次の世代に、
影響を与えています。
暗い影は、周囲の大人たちの行動、何気ない言葉、
地域の雰囲気などを通して、子どもたちに
あきらめることをすりこんでいきます。
私たちが子どもライフスキルセンターを作った理由は
子どもたちが現実の厳しさや
そこから這い上がることの難しさを
認識できる年頃になった頃、
その陰よりも強い力で
子どもたちの心に影響を与えるもの、
あきらめない方の道を選択する術を
一人でも多くの子につかんでほしいと
思ったからです。
心が折れてしまう前に、
子どもたちの心を支える
何かを
できれば幼い時に。
一番に救われてほしいのは、
ぎりぎりのところにいる、
今日は笑っているけれど、明日はその笑顔が
消えてしまうかもしれない子どもたちです。
今日聞いたおはなしは面白かったなあ、とか、
きれいだったな、あれに近づきたいなあとか
びっくりしたなあ、もう!とか、
明日またここに来たいな、とか、
あこがれてぼーっとしたり
ちょっとした元気や、楽しみや、気づきや刺激が
得られる時間
家でも学校でもない、異空間を
子どもたちに味わってもらいたいのです。
その子がどんなに過酷な状況にいても
その子の家庭を取り換えることはできません。
変わってあげることもできません。
ただ、今の境遇が、世界のすべてではなく
別の世界や価値観があることを知って
くじけないでいたら、きっといいことがある
見てくれている人がいると
信じさせてくれる大人と
出会ってほしいなと思います。
いつかその子は
誰かのための、あたたかい目に
なっていくのかもしれません。
何にも邪魔されず、
おびえず、
安心して、
好きなだけ、本を読んで、
お絵かきをして、
その瞬間はそれに没頭できる
褒められることもなければ
けなされることもない
ここに来たら心が落ち着いて、
ここに来たらちょっと元気になれる
子どもライフスキルセンターは
そんな場所です。
地域には、子どもたちを守りたいと願う、
お母さんたちがいます。
カイサという名前のグループで、
自分の子も、
他の家の子も、
大事に愛されて育ってほしいと
心から願っているお母さんたちです。
センターは、そんなお母さんたちと
一緒に始めた、
持たざる者発の「教育への挑戦」
10月から、この場所を拠点に
大人へのトレーニングがはじまります。
子どもたちにいい環境を作ろうと
動き始める大人の数を、
ちょっとづつ増やそうという取り組みです。
そして、10年後
この図書館を利用した子どもたちが
どうなっていくのか、
地域がここからどう変わっていくのか、
見ていきます。
子どもたちの心を支える場所づくり、
「あきらめ」の連鎖を断つ取り組み、
ささやかだけど壮大な、この教育への挑戦に
あなたも参加されませんか?
10年後の子どもたちの姿を楽しみにして。
寄付、という形で。
どうぞよろしくお願いします。
9月からカシグラハン地区の小学校2校で、
子どもたちへの教育活動が始まります。
昨年調査に協力してくれた約1300名の子どものうち
約600名がランダムに抽出され、お絵かき、読み聞かせ、
Eラーニングの3つの介入を受け、半年後変化を見ます。
1年生から6年生まで3種類の活動を、
午前の部、午後の部に授業が分かれている
子どもたちの時間割に合わせて、組んでいきます。
子どもたちはランダムに抽出されるので、
それぞれの授業の予定を見ながら、調整するのに
ちょっと苦労します。
だいぶ昔の話になってしまいますが、
以前高校で働いていたとき、教務課の先生が、
来年度の時間割を作るのにご苦労されていた姿を、
思い出しました。
まさか似たようなことを、20年後にフィリピンで
やっているなんて、当時の私は想像もしていませんでした。
前置きが長くなりましたが・・・
試行錯誤して作った時間割をいよいよ
校長先生に見せて協力をお願いする、つまり、
「先生、どうか教室の確保、お願いします!」と
交渉をする日がやってきました。
朝一番、スタッフ3人で、校長先生のお部屋の前で待機。
忙しそうな様子を見つつ、タイミングをみはからって校長室にGO!
説明に使う時間は5分、
あとは徹底的に先生たちの反応を見て、
30分以内で切り上げ、
すぐ調整作業、そう決めて説明を始めました。
本校は8000名、分校は2000名、ただでさえ
教室の足りないそれぞれの学校で、いかに通常授業の
邪魔をせずに、学校側の負担、先生たちの負担を最小限にして、
子どもたちが集中して活動を受けられる環境を整えるか
考えるのは、そこ1点のみです。
教室一つは、以前から提供の約束をとりつけていましたが、
二つというのは、正直、自信がありませんでした。
でも、ありがたいことに先生方のご理解のおかげで
OKサインをもらえ、先生の気が変わる前に早速見学。
なかなか、2校とも、準備のしがいのある部屋でした。
開始まであと1か月とちょっと。
お楽しみに。夕方、ケソンのオフィスで働いていると
カシグラハンに住むAさんが
泣き顔で、やってきました。
今年大学を卒業して、目下就職活動中のAさん。
今日は、人から紹介されて
生まれてはじめて、面接というものを体験して
そして
失敗してしまいました。
だから泣き顔。
フィリピンでは有名な銀行です。
理由は遅刻
渋滞を予測できなくて、
やってしまいました。
正確に言うと、今日の面接は
正式な就職試験に入る前の
担当者とのオリエンテーションのような
面談。
厳しい一言を言われ、
一人で消化できないぐらい
悲しくなったんでしょう。
いつもは、どこかおっとりしていて
にこにこして、
若いのにあったかいお母さんのような
雰囲気のあるAさん。
子どものときから
悲しい顔や起こった顔の記憶がないぐらい
穏やかな彼女なんですが
今日は
そんな彼女でも
感情の行き場がなくなって
どうしたらいいのか
途方にくれてしまったんですね。
家でどきどきしながら
待っていてくれるお母さんに
合わせる顔がないと
ひとりしくしく泣いて。
オフィスには、
私に会いにきたわけではなくて
うちのJoさんという
肝っ玉母さんのような
スタッフに会いに来ました。
別になぐさめもせず、
たんたんと状況を聞くJoさん
改めるべきところを
諭して聞かせるのは
さすがです。
泣き止んで笑顔が戻ってきた彼女に
甘いココアを一杯。
大学を卒業して
奨学金の支援も終わって
彼女にできるのは
もうそんなことぐらい。
これからだね。
ここから学んでいくんだよ
Aさん。
これまで学費を支援してくれた
京都のSさんも応援しているよ。
がんばれ、Aさん。
「まるでアウシュビッツ行き列車」 沈没移民船から700人の遺体収容 証言
http://www.afpbb.com/articles/-/3094981
遺体収容作業にあたったイタリアの消防関係者の証言が
AFP通信のサイトに出ていました。
いったいどこから乗船し、どこを目指していたのか
それについては触れられていません。
幼い子どももいて、お母さんの腕にしっかり
しがみついた状態で見つかったそうです。
700名という人数に、そんな数の人が・・・と
思ったのですが、記事の末尾にはこんなことも。
「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、
2014年以降に欧州を目指して地中海を渡る
危険な船旅を試み、死亡したか行方不明になった
移民の数は1万人を超えている。」
もっと生きたかったはず、
みんな。
昨日、カシグラハンに通うジープニーの中で
暑さと排気ガスに、「もう勘弁して~」なんて
泣き言を言っていたわたし
それぐらいなんなんだ!
学校に行かせてもらって
衣食住与えてもらって
好きな仕事をして
これでもかというぐらい
思い存分させてもらっている
今の自分の幸運。
もっとかみしめて
1日一瞬を
悔いがないように生ききらなきゃ
生きている間
良いニュースを
ささやかなことでも良いニュースを
この世の中に一つでも
増やそう
そんな風に思いました。
700名の、1万人の命の行く末を知って。