奨学金を受け、大学を卒業したのですが、最初の就職試験に落っこちて泣いていたアビゲイル。

出版会社に無事就職が決まってセブにいるのよ!と、お母さんのアイダさんが会社のノベルティーの手帳とボールペンを持って報告してくれました。

ほんとに嬉しそう。

 

私も記念にと、ノートとペンをいただきました。

 

嬉しいけれど。
貴重すぎて使えないな。

 

子ども図書館や学校でのライフスキル教育活動を担う人は、できる限り地域在住の若い人たちから採用・育成しよう、ということで、カシグラハン地区で第2期の採用活動が始まりました。

 

今日はバライ・カリナガンで、面接と試験です。

9時半からの予定だったのですが、8時半にはほぼ8割方皆さんが集まっていて、準備がまだだったスタッフは大慌て!

 

折しも、朝から停電で、扇風機は使えず、プリンターは使えず、試験で使うはずのラップトップ3台も使えず、待つみなさんも汗だく、スタッフも冷や汗、という状況でした。

 

幸い、電気は無事10時半に戻り、予定より約1時間遅れで終了。
結果は5/2決まります。

11名の中から採用されるのは2名。

5月3日からは即、研修開始です。

 

それにしても、今年は本当に、尋常ではない暑さです。

 

マニラでは、暑い暑い毎日が続いています。

 

ホーリーウィーク開けの月曜日、若くて魅力的な友達を、ハロハロデートに誘いました。

 

モナさんです。

 

今、私はカシグラハン在住,/出身のいろんな人たちに、子どもの頃の話を詳しく聞いていて、モナさんにもその協力をしてもらいました。

 

モナさんは、政治をテーマにした小説を読むのが好きという、とても知的な女性。

 

子どもの頃から優秀な成績で、小学6年では学年1位!

ちなみに、彼女が小学1年の時カシグラハン地区は、まだできて間もない頃で、生活のインフラはまだまだ整っていないのに、どんどん住民が増えていった時期です。一つの教室に120名の生徒がいたそうです。

ハイスクール、大学は優秀な成績を維持して、全額奨学金で行ったという、とてつもない頑張り屋さんです。


最初はメディアで働くことを考えていましたが、一念発起し、教育学を専攻し直し、来月から私立のハイスクールで働き始めます。

 

彼女に出会ったきっかけは、先日のカシグラハン小学校の卒業式でした。
卒業生代表スピーチを彼女がしていて、その時に聞いた生い立ちの話にちょっと感じるものがあり、ぜひ詳しく話を聞きたいと、やりとりを始めて、インタビューができました。

 

モナさんの家族は、モナさんが3歳~6歳までの3年間は、3つの地域を転々とし、6歳でカシグラハンに落ち着いた後も、不安定な暮らしだったそうです。 そんな状況でも、お母さんは本を子どもたちのために用意し、彼女が3歳のときから、寝る前に読み聞かせをしてくれました。そんな経験もあってなのか、モナさんは本が大好きな子になりました。


自分で本を選んで、もくもくと読むようになったのがハイスクール。

そして本からいろんな物の見方を学んで、いつの間にか、親の意見と異なる意見でもはっきりと言えるようになっていたそうです。持って生まれた性格もあるのでしょうが、多様な価値観や物の見方、考え方があることを教え、自我に目覚めさせ、思考する機会をくれる本の役割は大きい・・・ と、改めて彼女の話を聞いて思いました。

 

私は、全く多読家ではないのですが、本を読むのは大好き。

本がそばにあると、安心します。

気分転換にするのは、散歩か読書。本に助けてもらっている人生です。

 

彼女となんとなくウマが合って、約束の時間より1時間以上も多く話し込んでいました。

本好きで歴史や政治に関心があって、ハイスクールの先生になる彼女。

いつか子どもたちのための活動が一緒にできる時があったら嬉しいな、と思いました。

 

フィリピンは木曜から4連休。

 

クリスチャンの人たちは、教会に出かけたり
田舎に帰って家族・親族らと一緒に過ごしたり
休みを利用して、海や山に避暑に出かけたり
貴重な夏休みを、思い思いに過ごしています。

 

テレビやラジオではミサが流れ、
いつも聞いているFMチャンネルも、
今日は聖歌隊の歌が中心でした。

 

この時期は、毎年日本に帰国していたのですが
今年は1人、喧騒の消えた町中で
静かに過ごしてます。

 

夕方6時、気温も27度ぐらいになって、
心地よい北東からの涼しい風が
吹き始めました。

 

コーヒーを入れ
一番気持ちよく風を感じられる場所に
椅子を置いて、
裸足の足を投げ出して
空が、東から濃い青、群青、紺に変わって
星が次々と姿を現しだす様を
ゆっくりと眺めます。

 

目まぐるしく動く日常から
解き放たれる、こんなひとときは

本当に、しあわせ。

 

幸福感に包まれる気がします。

 

・・・と、言いながら

100%のしあわせには
ひたれてません。

 

スエーデンの医療系NGOが出した報告を見てしまったので。
http://www.veteranstoday.com/2017/04/06/swedish-medical-associations-says-white-helmets-murdered-kids-for-fake-gas-attack-videos/

ホワイトヘルメットという団体が、人道・中立を掲げながら
本当は子どもたちにこんな残酷なことをしているのだったら
とんでもないことです。

イラクで起きたことと同じ過ちが繰り返されようとしていることになります。

ホワイトヘルメット(Newsweek日本語)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6091.php


シリアで攻撃を受け苦しむ人
世界各地でテロの被害者になり苦しむ人
テロに走る他ない程、苦しむ人

一点も曇りのない
100%の本当の幸せは

こうした苦しみや悲しみや痛みが
無くなった時です。

 

なかなか来ません。

でも、
少しでも、幸せに近づけるように
できることをやるしかないですね。

いまここから。

Storytelling ProjectのReyさんと、読み聞かせ活動、更に進歩させます。


バライでの子どもたちの読み聞かせに加え、

お母さんたちへのワークショップ、

学校の先生たち向けの研修も、ちょこっと始まります。

 

絵本選びは、もちろんライフスキルを意識して。

 

今、Reyさんとの会話のほぼ9割は、人材育成のこと。

ライフスキルの話になると、wow! its interesting! exited!連発です。


今や、ライフスキルマニアと化したキャシーと私にとって、Reyさんは貴重なマニア予備軍です。

ライフスキルセンターの設計からお世話になっている永住産業の原口さんが、新しく赴任された上田さんとスタッフの方々と一緒に来て下さいました。


職人技術がフィリピンの人に伝わり、仕事の誇りと収入を得て、豊かになってもらえたら

と、語る原口さんは30代。
赴任したての上田さんも、まだ20代。

 

若く、志高く頑張って働いてらっしゃる方たちとご一緒させてもらえると、すーっと爽やかな風が通っていくようで心地よいです。

 

お2人とお話していて、自分は、どんな40代なんだろうと、ふと思いました。

 

普段はあまり感じなくても、たまに、柔らかい風を送り込めるような、そんな感じになれたらいいなと思います。
まだまだ、ぴりぴりとげとげが出るので、修行修行、だな。

中途退学の問題は、学校の先生たちにとっても共通の深刻な問題です。
カシグラハンハイスクールでも、10名の先生による特別タスクチームができ、ソルトもそれに協力させてもらうことになりました。

 

この日は、先生方との第1回目の会議。

内心、ライフスキルを盛り込んだ情報提供の介入・・・と、

行きたいところですが、そこはぐっとこらえ

まずは、始めてしまう前に、事実調査。

 

どうして退学するのか、どんなことがきっかけで休みがちになっていくのか、

学校と協力して、家庭訪問による調査が始まります。

ある日の活動

子どもたちの動きや言葉に対する

一つ一つの反応

お母さんたちとの話題

センターの外観、内装、張り紙の一枚一枚

短期、中期、長期目標

 

どれも一貫して

どこを切っても同じ

細部にまで、

魂がこもった

軸のしっかりした事業体

そういうのを作りたくて

 

夢中です。

 

考えながら動いて

動きながら直して

気が付いたら言葉選びに

早3年びっくり

 

なんとか

てっぺんから底までを

貫く軸の原型が

できました。

 

Mission
Core value
Why life skill?
What is life skill?
3 major factors
10 core life skills
Program, Projects, and Activities

 

まだまだ粗削りですが。

 

言葉を紡ぐのは

本当に難しい。。。

 

4月7日のNHKニュース。

GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、クラスター爆弾をはじめとした武器を製造販売しているテキストロン社の株を、大量保有していると知りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940631000.html

 

クラスター弾は、子弾が飛び散って、無差別に広範囲に渡って市民を傷つける武器で、不発弾も多く、子どもの犠牲を含め、あまりに市民への被害が大きいため、他の武器よりも優先して2008年に禁止条約が制定された程の邪悪な武器です。

 

禁止のための国際的な措置
外務省サイトより http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol18/index.html

 

子どもたちをも殺してしまう武器を作って利益を出そうとする会社に、年金が投資されているということは、私もそれに加担しているのと同じ。

 

なぜそういうことになってしまうのか

どうしたらそういうことを少なくできるのか

 

武器で儲けたい人は、ちょっと脇に置いておいて・・・

 

例えば、

武器を製造している会社の製造現場で、直接製造に携わっている人たち

武器を製造している会社で、直接製造には関わっていないけれど、自分の会社が武器を作っていると知りながら仕事をしている人たち

投資会社でテキストロン社に投資を提案した社員さん

投資会社でそれを認めた上司の方

投資先リストを確認したGPIFの担当の人たち

 

この一つの事実には、たくさんの人が関わっています。

 

中には、全く自覚なく(知らされず)加担している人もいれば

知っていて、良心の呵責を感じつつ、仕事をなくしなくないからと

加担している人もいるでしょう。

 

知りながら働く人たちは、どんな気持ちで、

仕事に向かってらっしゃるのか

それもまた辛い行のような気がします。

 

例えば、大統領や首相が、武器製造会社への一切の投資は禁止!と決めたら

手っ取り早いのでしょうが、それは稀。

一時そんなことができたとしても、またトップが変われば、逆戻り。

武器が買いたくなる状況を世界から無くすのも、これまた、相当難しい。

 

一番逆戻りしにくい変え方は、製造、販売、経営、投資に関わる

一見、変える影響力なんて自分にはないよと、

思っているかもしれない、そんな人の手にかかっているのかなと

思ったりします。

 

こんなの作るより、別のもの作りませんかとか、

他でも同じぐらいの利益が見込める銘柄がありますよ、こっちにしましょう、とか

 

そちらに会社の方針を、少しづつ、少しづつ

変えようとする、中からの発信

それもライフスキル。

 

今回の報道がきっかけで、GPIFが、運用会社に、

人道に反する事業を行っている会社は投資先から除外するみたいな

措置を、とり始めるでしょうか。

 

報道を受けて、何か動きがないか、

1か月後もう一度、サイトを見てみよう。

報道のおかげで知れたから、今回はNHKさんに感謝。

朝まだ明けきらない朝5時半。

小学校の卒業式に招待され、カシグラハンにやってきました。

いつも出勤するのは9時頃で、その時はもう太陽はギラギラ。

朝顔がちゃんと咲いているのを見るの、新鮮でした。

 

今年の卒業生は1278名
1学年28クラス

 

ちなみに学校全体の先生の数は約600名とのこと。

すごいでしょ。

普段足を運んでいる学校ですが、

あらためてその規模の大きさに驚きました。

 

前に子どもたち、後ろに家族。

 

6時の開始時間には、もうびっしり人が並んでいました。

 

それにしても、6時開始とは早い。

教室が足りないため、学校は2シフト制になっていて
午前の授業が6-12時、午後が12-6時。
この時間も、決して子どもたちにとって早すぎるものではないのですね。

 

速さで驚いたのは、卒業証書授与。
次、次、と素早く校長先生から証書が渡されます。1人3秒ぐらい。
それでも70分かかっていました。

 

陰で準備する先生たち。

 

お疲れ様でした。

 

中学でもがんばってね。