フィリピン人スタッフといっしょに、PDCAノートをつけています。

最初は、ついつい高い目標値を設定しすぎて、振り返りの時間は苦痛でした。
最近になってようやく達成感らしきものを、味わう頻度が増えてきました。

 

当初と今の違い、それは、その1日で何ができるかを、できるだけ現実的に予想して、
過度に高い目標を課さないようになってきたこと、です。

 

前は「いかに仕事をこなすか」みたいなノートで、やった仕事の「量」が多ければ
よしと考えていました。

 

でも、つければつけるほど、なんというか苦しいのです。

達成感や仕事をする楽しみが奪われ、焦燥感だけが強くなるような…。

 

だからそういう心でノートをつけるのをやめました。

今は、「いかに満足感がもてる1日にするか」に焦点を当てるようになっています。

 

そうしたら、やるべきことを何十も羅列して、結局どれも中途半端で完了ができず、
翌日以降に持ち越されることが減りました。

 

この間、心の中で起きた変化は、やるべきことではなく、今日やらないことをきめる、
捨てる作業へのシフトです。

 

目標値を下げて、自分を甘やかしている・・・だけかな?

 

とも思うのですが、業務の完成個数が安定してきているので
このやりかた、自分には合っているのでしょう。

 

まだまだですが、これからも続けて、楽しい発見をしていきたいと思います。

まだほんの数人ですが、フィリピン人スタッフの中にも、この楽しみを共有する人が出てきました。

 

どうしたら満足感を持って働けるか
仕事を通して成長の実感を得られるか

 

そんなことを考えるのは、楽しいです。

 

A high level of performance is an accretion of mundane acts.

すばらしい業績は、ありふれたことの積み重ね

 

どうせするなら、ありふれたことの中に喜びや楽しみを見出して

うきうきしながらやりたいですね。

 

自分で選んだ仕事と人生

なのですから。

 

 

学校の中で、5ペソのアイスクリームが売られ大盛況

廊下にはこんなのも…


校門を出ると、真っ先に出会うのが路上の駄菓子屋さん。

スナック菓子、雨、ソフトドリンク・・・

 

体にいいおやつに
変わっていかないかなあ。

 

カシグラハンの女性団体「KAISA」に参加している

アクティブなお母さんたち17人に、インタビューをした結果が

出てきました。

 

集計を担当してお母さんが注目したのは「学歴」
中学卒業までたどり着いたお母さんは、6割未満。

 

5名29% HS graduate
5名29% HS under graduate
3名18% College under graduate
2名12% College graduate
2名12% EL graduate

 

担当した一人、エルサさんは、

 

「進学したかったけれどあきらめた、という人が本当に多いの。
私も本当は薬学部に進みたかったのよね・・・」

 

と、しんみりしていました。

 

また「カシグラハン地域外で、今までに働いた経験はありますか?」の

問の答えの中に、「ソルトの調査員」という回答があったことに注目した、

KAISAの若手のホープ、ジャスティンは、

 

「単発のアルバイトなのに、働いた経験とカウントしている。

それぐらい外で働いた経験が少ない証拠よね・・・」と、

あらためて就職することの難しさを思ったようでした。

 

KAISAの女性たちが一番望んでいた事業は、収入向上事業。

 

中学を出ていなくても、まじめで働き者の女性に、

収入源を作りたい!


改めて、4人の核のメンバーの気持ちが、固まったみたいです。

 

個人的に興味深いと思ったのは・・・

「悩みがあるときは誰と相談しますか?」という質問に

「ご近所」と答えた人が3割いたことでした。

ご近所さん=友達という関係があるのですね。

 

悩みで一番多かったのは、住宅問題。家計の問題。

確かに深刻な悩みですが・・・

 

「でも、本当は一番多いのは違うのよ」とパムさん。

「本当は、みんな悩んでいるのは夫との関係。

でも、みんなそれはシークレットにしているの。」

 

ですって。

 

アンケート結果よりも、深い事実を知る、

おそるべしKAISAのメンバーでした。

 

私の住むアパートの近くに、もう2年以上も、建設工事中の高層マンションがあります。

 

その脇の道は、平日は建設工事現場で働く人達相手に軽食や飲み物を売る、露店が並んでいて、作業員の男性たちにとっての休憩の場になっています。

 

その露店を出しているのは、家を持たず、道の脇で寝泊まりをしている、ストリートファミリーです。

 

その道は、ケソン・メモリアル・サークルに抜ける一番の近道。
私もよく利用しています。

 

日曜日の今日は、人もいないはず…と歩き始めたのですが、思わず足を止める光景に出くわしました。

 

人気がないとはいえ、たまに車も行き来する路上で見たのは、ベビーベッド。

すやすやと赤ちゃんが眠るベビーベッドです。

木製、折り畳み式の、普通の家にあるような、しっかりとしたベビーベッド。
中にはそのふかふかのマットの上に、青いニット帽のかわいい赤ちゃんがいました。
大き目の5色のパラソルが、赤ちゃんを日差しから守っています。

 

傍らには、お母さんがミルクのはいった哺乳瓶を持って、愛らしい赤ちゃんを見守っています。
ちょっと離れたところには、お父さんらしき男性の姿もありました。

お父さんとお母さんの身なりと、その周辺の様子から、彼らがこの路上に住む露店を商う一家であることが、なんとなく分かりました。

 

両親とも、底がなくなるほど薄くなったサンダルに、すすけたTシャツ。
自分たちの家も寝床も、着るものもないのに、この夫婦は、赤ちゃんのためのベビーベッドを手に入れたようです。購入したのか、もらったのか‥

 

そのベッド、ベッドの中の赤ちゃんと、赤ちゃんの様子を見守る夫婦のギャップから、この夫婦が持てるものをすべてを、赤ちゃんのために捧げていることが、伝わってきました。

 

「赤ちゃんのことを考えれば、ベビーベッドより、まずは家でしょう!」

 

と、言いたくなるかもしれません。
でも、家を借りるだけのお金はなく、たとえ一時借りられたとしても、日中働いている間、赤ちゃんの面倒を見てくれる人がいないとしたら?
そばに赤ちゃんを置いて、面倒をみながら露天商の仕事をするしかありません。
せめて赤ちゃんには、一番いい場所に・・・そう考えたのかもしれません。

 

見るほどに、アンバランスな、路上のベビーベッド。

立ち去った後も、強く胸に残りました。

 

麻薬取締法違反で捕まり、その後、監獄や更生施設にいたG君の父親が、死亡したという知らせが、G君のもとに届きました。


死から1か月後の知らせでした。

 

今日会った彼は、いつもと変わらない様子でした。
周囲からお悔みの言葉を受け、大丈夫かと聞かれて

「べつに何も感じない」と言っていました。

 

何も感じないわけがないのに。

 

明日は親戚に連れられ、弟たちとモンテンルパ刑務所に、父の遺体を引き取りに行くG君です。

 

嬉しくない内容ですが、無視できないニュース。

 

イギリスのNGOの調査によると、2016年中、フィリピンで少なくとも28人の環境保護活動家が殺害されたそうです。ほぼ半分は鉱山関係の反対運動に関わった人だとか。

ブラジル、コロンビアに次いで世界3番目に多い数字です。

2015年よりも増加傾向にあるというのも、不穏です。

世界で3位、アジアでは1位。

 

・・・全体の数字や順位も、重要な情報ではあるのですが、

28名、もしかしたらそれ以上にいらっしゃるかもしれませんが

命を落とされた方と、その家族の方々の無念さを思います。

 

いのちをベースに、地球ベースに考えたら

殺した人も、殺された人も、殺す指示をした人も

対立する関係ではないはずなのに

 

と思います。

 

まだまだです。人間。

 

 

 

奨学生のJさんが、涙目で、スポンサーに会えないだろうかと

言ってきました。

 

恥ずかしがりやで、普段は、私に直接話しかけてくることも

滅多にないJさんが、自分からそう言ってきて、驚きました。

 

Jさんのスポンサーは、彼女の学費を13年もの間、

続けて下さっています。

 

その方に逢いたくて、

その方のことを知りたくて、

あふれる気持ちをどうしたらいいのか分からなくなって、

私のところにやってきたようです。

 

13年の間、

 

その人に想いをめぐらし、心の中にその人の場所ができ、
時とともに、かけがえのない大事な人になったのでしょう。

 

いい時、悲しい時、そっと胸の中でその方に

語り掛けてきたのかもしれません。

 

自分にとって、かけがえのない、大切な人のことを

知りたいと思う気持ち、会いたいと願う気持ちは、

あたりまえの気持ちだなと思います。

 

会うというのは、なかなか実現が難しいかもしれないけれど
なにか手段を講じて彼女の想いが実現したらいいなと思います。

 

もしその方がよければ。

 

久々の完全オフ日。
気付いたら外に一歩も出ていませんでした。にやり

 

ゆったりとマイペースで過ごす1日。
まあ、いいものです、こんな日も。

 

そんな風だから、自宅で安心して過ごせる幸せを、

あっという間に失われた

朝倉市、東峰村、日田の被災者の皆さんのことが、

気になりました。

 

愛する人
家や財産
大事に育ててきた農作物、家畜、ハチ

 

それらを失ってしまった痛みと悲しみを
想像してみようとするのですが
それは、きっと本人しか分からないこと。

 

困難な状況を迎えた時、人はどうやってそれを乗り越えるのか・・

私の場合、苦しみを和らげてくれたのは、時。

時が過ぎていくことが、一番の救いでした。
次に、人からかけられたあたたかい言葉、慰めの言葉、思いやり。

 

痛みを和らげてくれたのは、時

力をくれたのは、人でした。

 

日本にいても、フィリピンにいても
もしかして、次に雨や雪や地震や事故で被災するのは

自分かもしれません。

 

被災して、また立ち上がろうと思う心を支えるのは人。
何があっても、人と人との関係が、私には必要だなと思います。

 

遠くにいるから何もできないと思わず
やれることを探して、何かをと

思います。

 

自分のために。

 

分かったように思っていて、実は深く分かっていなかった。

 

翻訳する時は、それに気付かされます。

語る人のひとことひとことに
含まれている意味を、見落とさないようにしないといけません。

 

翻訳は、書く人と読む人をつなぐ作業だな…

 

そんなことを思いながら、お絵かきの指導案や研究者の人達のスピーチや資料を翻訳してます。

 

 

土曜日は活動が盛沢山。

お母さんたちのワークショップが終わったら、入れ替わり
子どもたちのワークショップ。

 

青少年向けのワークショップ2回目。

この日の内容は、

 

・自分を奮い立たせる言葉
・先輩の話を聞く

 

でした。

 

えっ、この子がこんな言葉を…と思わず目をみはったのは、Jさんのこの3つの言葉でした。

1. Never stop learning because life never stop in teaching.
2. Life is like riding a bicycle, to keep your balance you must keep on moving.
3. All things worth to wait.

 

こんなことを考えていたんだねえ。。。

 

先輩の話では、パヤタスに住むEさんが、職場で受けた差別をどう乗り越えたのかの
お話が聞けました。

 

 

子どもたち、心の栄養になったかな。

これからもがんばろうね。