今週はモンスーンの強雨に、台風が重なって、雨、雨、雨の一週間でした。
学校もお休みです。
今日土曜日は、雨の勢いは大分おさまりましたが、ときおり暴風が吹き抜ける、ケソン市はそんな天気でした。

 

こんな天気のおかげ?もあって、外に出たい誘惑も湧かず、家の中での調べものが進みます。

 

でも、ついつい脱線も・・・。

 

以前、この動画を見て、ずっと気になっていた団体がありました。
「2Revolution」というアメリカの団体です。

 

The Future of Learning

 

 

 

「学びの未来」というタイトルの動画なのですが、

面白くないですか?

 

時代の変化や社会の変化に合わせて、教える内容をどう変えていくか、という議論はよく聞くのですが、人が学ぶシステムそのものを変えるというところに面白さを感じて、時々この動画をみていました。

 

自分たちのことを、education design lab と呼んでいるので、恐らく、団体のようなかっちりした組織ではなく、ゆるやかに同じ目的を有する人たちが集まったグループ、というところなのだと思います。教育関係者や、デザイナー(多分野における”デザイン”を意味していると思います)、起業家、いろんな背景を持った人たちが関わっています。

 

サイトの中に、自分たちが得てきた学び、Lesson Learned として、12の学びが掲載されてました。いろんな課題に取り組む上で、誰にとっても役立ちそうなので、共有させてもらいます。

 以下は、こちらのサイトからの転載です。
https://www.2revolutions.net/created-by-2rev/

===

 

Lessons Learned 経験から学んだこと

The breadth of our partnerships enables us to constantly learn new lessons about models and systems that inform our thinking and our work. Here are a few insights we’ve gleaned about effective design and implementation:


1.Point of Entry Matters – 正解がないからこそ、はじめの見極めが肝心
we’ve been engaged in a number of systems-level design initiatives – each from a different starting place. We don’t believe there is a “right” approach, but where you begin has meaningful impact on the direction of the effort.


2.Communicate Early and Often – 風通しのいいコミュニケーションを、早いうちから、そしてまめに
this one speaks for itself, but could be amended to include: “but first be clear what you’re trying to communicate,to whom, against what communication objectives.” Many a wheel falleth off for lack of effective communication.

 

3.Role of Policy Environment – イノベーションに積極的か消極的か、それとも妨げるか、その組織の方針を知る
this can range from preventive (constrains innovation) to permissive (allows, but doesn’t support) or enabling (actively promotes, supports and rewards risk-taking) – in any case, it will influence the success of your systemic efforts, so best to plan proactively.

 

4.Be Precise With Language – 正確に理解しあえる共通言語をもつ
people often use different words to mean the same things, or the same words to mean different things. Slow down and try to be clear with one another to confirm shared understanding.  This will save you time in the long run.

 

5.Innovation Culture as Foundation – イノベーションの定着には、組織全体でイノベーションを作り育てる組織文化を作っていくことが重要
we all know change is scary, especially within risk-averse education systems. A focus on leadership is good, but insufficient; long-term success requires building and nurturing an organizational culture of innovation.

 

6.Power of Short-cycle Prototyping – 大きな失敗を防ぐため、最初は小さくはじめて、すぐに結果を見る
rather than become overwhelmed by large, permanent changes to a system, start small to get started and learn quickly as you go. This also takes some of the pressure off of the potential for failure.

 

7.Models Exist Within Systems – システムがあればスケールアウト可能。小さくモデルを作りながらスケールアウトのための取り組みも同時に進める
systems drive scale; we must simultaneously invest in and support both.

 

8.”Measure Twice, Cut Once” – 先々起こりそうなことを予測して慎重な計画作りを
borrowing this old carpenter’s adage, it pays to be as thoughtful as possible in advance of implementation to identify and plan for potential pitfalls or other complications.

 

9.Build a Big Tent – より多くの人に目的を理解し興味を持って参加してもらおう
if this work is perceived as exclusionary, it will be less successful. The goal should be as to cast a wide net and enable all interested to understand the work and participate based on their readiness.

 

10.Invest in Your Learning Agenda – どんな課題に、どういう手順で挑むか、よく考えてから 
it’s often important to invest up front in establishing an explicit learning agenda that names the testable hypotheses and enables process through which ongoing analysis an learning can inform the broader vision and steady management against it.

 

11.Match Resources With Rhetoric – 課題に取り組むのに必要十分なリソースを準備しよう
finally, it is essential to maintain alignment between available resources – including financial support and the right expert supports – in ways that are appropriate to the scope of problem/challenge you seek to address.  Letting these get out of whack can quickly create new problems.

 

12.Keep Pushing – 前に前にの、強い気持ちで
transformational change is not easy and there’s just no substitute for elbow grease!

 

大雑把に訳して理解しています。間違ってたらごめんなさい。

今年は、ソルト・パヤタスの中長期計画(3年)の最終年度。

 

2015年の年初に理事が集まって、慣れないながら、じっくり自分たちの中にあるリソースと向き合って作った目標と計画のその後が、あと5か月で出てきます。

 

今の時点で、まだできていないこともあるので、集中力を途切れさせず、目標達成に向けてピッチを上げて取り組んでいかないといけない時期です。

 

…なのですが、この時期、来年から始まる新しい3年のための目標・計画作りも始まって、頭の中が過去と今と未来を行ったり来たりしている感じです。

 

足元を見て、3年前を思い出して、少し先の未来もみて、それからまた足元を見て・・・そんな作業を、初代メンバー、次世代メンバーが一緒にしています。

 

どの場もプロセスそのものが学びだなと思います。

 

 

わたしたちは、社会や国や世界が、貧困問題を解決、改善することを、待ってはいられません。


毎日、毎日、困難な状況の中に生れ落ちる命があり、子どもたちは、毎日、毎日、大きくなっています。

 

十分な機会やモノ、環境に恵まれていない上に、暴力、差別、犯罪・・・成長の各段階で様々な困難に遭遇する、逆境にいる子どもたちは、そんな社会に生きることを前提としつつ、そのなかで闘っていかねばなりません。


私たちは、ライフスキル活動を通して、困難な状況を生き抜く上で支えになる考え方や、それを習得していくために役立つ科学の知識や先人たちの知恵や方法を、このような選択肢もあるのだと示していきたいと思っています。

 

運命は、ある程度定められているかもしれませんが、固まって、変えられないものではありません。

 

わたしたちの目の前には、いつも選択肢があり、どんな境遇でも人は成長し、自分も周囲も幸せにするためのスキルやそれを身に付ける方法があるということ、そして、それの習得には、継続した日々の心がけや練習、周囲との関係性が必要であること・・・

 

ソルト・パヤタスは、そういったことを、年齢に合ったやり方で伝えようとしています。

よかったら現場に来てみて下さい。

http://www.saltpayatas.com/childempowerment-2/lifeslills-activity

 

縁を受けて知り合った、若い人たちが、

世の中のために、
そして、自分の幸せのために、
悩みながら考え続け、

それでもと
難しそうに見える道を選択をして、進もうとしています。

 

そんな話を聞くと、頼もしく、

嬉しいなあと思います。

 

だけど、ちょっと進んで、でもやっぱり、

その先は大変なこともあって
不安になってしまうこともしばしば。

 

「安定した生活」から遠ざかってしまう不安は
中でも一番大きいことです。

 

でも、扉が開くときが、あるんです。

 

Tさん
Yさん

そして今日は
Tさんから
そんな知らせを受けました。

 

熟考して決めたなら
辞めるもよし
始めるもよし

研究に進むも
ビジネスに進むも、
法律の道、
報道の道、
農業の道、
NPO道にまい進するもよし

 

どうしても

心がそちらに向いてしまう

止めようとしても

コントロールしようとしても

それが何か月も何年も変わらない

むしろその気持ちが大きくなっていく・・・

 

そんなものに出会えたら

そして、扉をたたいて、たたいて、それが開いたら、

それは、

その道で、がんばってみていいよ、のサインです。

 

悩みつつ、不安と戦いつつ

でも、扉をたたこうと決めた人

たたき続けている人に

 

エールを送ります。

そして、自分にも。

 

ちばれよ~!

 

7月25日 父の誕生日。

朝、北東を向いて、心の中で、「おめでとう、元気でいてね」と伝えました。

テレパシーが、届くとよいのですが(笑)

 

偶然にも、今日はカシグラハンの元気ママ、

リレットさんの誕生日。

 

フィリピン恒例の「おふるまい」で

パンシットビーフンとビコをいただきました。

「祝う」という行為はいいですね。

 

みんな笑顔です。

 

My favorite もち米のおやつ、ビコ。

 

 

 

夏休みは、フィリピンに来られる方も多いと思います。

蚊が増えて、デング熱にかかりやすい時期なので、要注意です。

 

蚊よけの他、蚊に刺されやすい人は、長袖、長ズボン、靴下着用をおすすめします。

 

デングは予防接種などでは避けられず、予防法は蚊にさされないこと、
そして普段から栄養、睡眠をおろそかにせず、免疫力を維持しておくことです。

 

デング熱の場合、激しい熱の乱高下や血小板の減少が見られ、風邪やインフルエンザとは違う対応が必要です。

 

安易に風邪薬(PLなど)や鎮痛解熱剤(バファリンやロキソ
ニンなど)を服用せず、病院でデングかどうかをみてもらいましょう。これらの薬は血小板の働きを抑える方向
に働きますので血小板が減少するデングには逆作用なのだそうです。

 

お互い注意して雨季を乗り切りましょう。

 

年初に作った子ども図書館の目標は、
校区の子どもの半数約5000人が図書館を1度は利用してくれるようになること。
そして、その中の半数2500名が、リピーターになってくれること、でした。

 

でも・・・

 

開所から1年間の利用実績を追って、分かってきました。
それが随分現実から離れた数値だったことを。

 

24日日曜日は、図書館チーム5人とのワークショップ。

目標の調整、ターゲットの確認のための作戦会議です。

 

調べて分かったのは、

現在の登録数は、657名。
登録した子どもの半数が図書館から約200メートル以内の1Kという地域に住んでいる子どもであること、
その1Kにいる対象年齢の子ども全体の約1割のみだということです。

 

 

最近登録してくれた子どもの声に、こういうものがありました。

図書館の存在をなんとなく知っていたけれど、なかなか入れなかった子たちの声です。

 

「だって、立派な建物で、ここはお金持ちの子のためのもので、自分には関係ないと思ってた」

「文字の読み書きができないから恥ずかしくて」

 

・・・がーんと、頭を殴られたような思いがしました。

 

ヘビーユーザーたちが増え、喜んでいましたが、この子たちにこそ届いて欲しい・・・と思う足元の子たちにまだまだ届いていなかったのです。

 

図書館で増やしたいのは、この二つの層の子。

一つ目は、これまで一度も本に触れたことがなく読書ゼロ体験だったけれど、図書館で本が好きになる1回目の体験をする子
二つ目は、読書が習慣になる子

 

現実的で、達成度を測れる目標や指標が定まりました。
続いて活動を絞り、実施する段階に入っていきます。

 

今回、現実の数字を知り、子どもたちの声を聴き、家庭の状況を見て分かったことをもとに
スタッフが、これから図書館のために、どんな活動を計画し実践していくのか楽しみです。

 

21日付のまにら新聞、ある奨学金の記事が出ていました。

 

誰が誰を支援しているのか…そんな情報は世間にたくさんありますが、このお話は、私が今まで聞いた中で一番感動するものでした。

 

記者の冨田すみれ子さんが書いた、ハンセン病回復者で作家の伊波(いは)敏男さんが、10年に渡りフィリピンで地域医療を目指す学生を支援されているお話です。

http://www.manila-shimbun.com/categ…/society/news231603.html
(まにら新聞の方は、有料記事で、登録すると全文読めます)

 

伊波さんとはどんな方なのだろう・・・と探してみたら、インタビュー記事を見つけました。

http://leprosy.jp/people/iha02/

 

歩んでこられた生涯は、困難、差別、葛藤、別れの連続。

胸をしめつけられるような気がしました。

 

受けた賠償金を、医学を学ぶ学生の教育資金にされている伊波さん

 

尊い人です。

 

 

 

 

 

 

夜カシグラハンからの帰り道。

ジープニーを乗り継いで帰るのですが、コモンウェルス市場からは、フィリピン人スタッフと別れて一人での移動になります。


往来の多い道で、ジープニーには他に乗客が何人もいるので、危ない感じはしません。
問題は、目が痛くなるような外気ガスだけです。

 

今日はそのジープニーの中で不思議なお客と隣り合わせになりました。

 

20代前半ぐらいの男性。
私の方が先に乗っていて、となりに乗り込んできました。
乗った瞬間からこちらをじろじろ。

あまりいい感じがしなかったので、
目線を合わさないようにして、前を向いて普通にしていました。

でもどこかそわそわして、何か普通のお客さんと違います。

 

おかしいぞと思い、敢えて顔を横に向けて
目を合わせてみることにしました。

 

ものの2秒ほど。

 

そのとき、よく分からないのですが、何か危ない、降りなきゃ、と感じました。

ジープニーに乗りこんで乗客の金品を集めとる強盗がいます。

真横にいたらまともに被害にあっちゃう!そんな気がしたのです。

 

でも、次の瞬間、彼の方が立ち上がって下りていきました。

なぜか、それは分かりません。

運賃も支払わず、平然と、ジープニーを降り、歩き去っていきました。
不思議な乗客でした。

 

強盗で、中を物色していて、いい獲物がいないとあきらめたのかもしれないし
強盗ではなかったのかもしれないし、

本当のことは分かりません。

 

でも、その時感じた、「ん?!」という違和感と

続いて感じた「その場を離れよ」という、声のような何か強い感覚は

きっと自分を守る大事なものなんだろうなと思います。

 

やっぱり、動物的、なのかもしれません。

 

TBSラジオの「全国こども電話相談室」で、小学校6年生の女の子が
こんな質問をしたそうです。

 

「好きな人に告白する言葉を教えて下さい」

 

そして、その質問に対する永六輔さんの回答の中の言葉がこれでした。

 

========

言葉は一番大切です。

 

でも、好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには、「おなべをいっしょに食べて同じものをおいしいと思う」、「夕やけを見て、両方が美しいなと思う」というような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります。

 

例えば、「いただきます」とか元気な声で言っていると、それだけで「あの子いただきますって言ってるな。きっといい子なんだろうな」と思うじゃないですか。

 

「あなたがすき」ですとか、「キミを僕のものにしたい」とか、「世界のどこかで待ってる」とか、そういうのはあんまり効果がありません。「きれいだな、おいしいな、うれしいな」ということが同時に感じあえる環境が一番大事。

 

だから、「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、いい言葉を使っている子は好きになれる。

 

「あの人ならこの言葉は好きだろうな」と思った言葉を何気なく使っているときの方がドキンとします。「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。

 

だから、いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面に出来るだけいっしょにいる。スポーツの応援でもいいです。そうすると、使いあっている同じ言葉にドキンとすることがあって、それが愛なんです。

 

自分でいうのもおかしいけど、ひとりでご飯を食べてておいしいことないです。ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。

 

二人っきり、まずはふたりになること。きれいな言葉を使いあうこと、きれいなことに感動すること、ふたりで声をそろえて感動してください。
=========

 

いいアドバイスですよね。

もっと早くに私も知っておきたかった(笑)

 

何の利害もなく、心から純粋に、素敵だな、近づきたいな、好きだな…と、思える人と出会えるチャンスは、人生の中で、そんなに何度もあるわけではないように思います。

 

その人のことを考えると、自分の魂が喜んでいるのが分かる・・・
そんな人と、もし出会えたなら、

ぜひ、永さんのアドバイスを思い出しましょう。

 

この素敵なお話は、こちらのサイトからの転載です。
永さんの言葉は、http://corobuzz.com/archives/72170