お酒が脳を乗っ取る!? | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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1200万年前の遺跡から、お酒には、人と人をつなぐ力があったことがわかってきたと、
NHKの「食の起源/酒と人類」という番組は教えてくれました。

しかし、文明が進むと、
お酒と人類のかかわり方も変わってきたようです。

エジプトのピラミッド建設の労働者の賃金の一部がビールで支払われていたことがわかっていますが、
労働者は、休みを取りたいとき、その旨申請していたらしいのです。

しかも、その理由に、飲酒もあったといいます。
そいう記録が残っているんです。
それで休みが取れたのかどうかは、あずかり知らぬところです。

そのころの壁画には、飲んでもどしている貴族と思しき人の姿も描かれています。

アル中ル氏も、吐くまで飲んだことは数えきれないほどあるので、
人の姿は、今も昔も変わらんなぁ~、としみじみ思わされます。

― 吐くまで飲むか?
と訊(き)かれたら、
いや、そこまでは。
と、とりあえず理性は働かせるのですが、飲み始めたら、そんな理性はどこかに飛んでしまいます。

このころは、すでにワインも造られていました。
ビールより、倍は強いお酒です。

お酒を飲むと、アルコールは血管を通って脳へ行きます。

しかもアルコールは胃で吸収されますから、時間も早いのです。

脳の血管の壁には、異物の侵入を防ぐバリアーがあるんだそうですが、
アルコール分子は小さいので、難なくスルー。

脳にはドーパミンという快楽物質を生み出す細胞があり、
アルコールが脳内に増えると、細胞が興奮状態になり、歯止めなくドーパミンを放出し始めるといいます。

こうなると、もうあきまへん。

快楽の暴走が始まり、飲みたい気分が抑えられなくなります。

アルコールに脳を乗っ取られてしまうわけです。
そして、快楽を求めて、さらに強いお酒を求めるようになります。

心を和ませ、リラックスさせ、人と人をつなぐ特別の力として欠かせものになったお酒は、
宴会に興じているうちに、「脳を乗っ取る魔力」という別の姿を現わしたのです。

そして、際限なく飲みたくなる生き物になってしまいました。

「食の起源/酒と人類」という番組から、現在までの研究で、
”人類はいかにして吞兵衛になったか”という一席でした。

お後がよろしいようで。お酒 種類

――――

いや、まだ終わってはいません。

この番組は、進化の中で、3つの大事件が起こったといいました。

1)人類は「最強の呑兵衛」に進化した。
2)人類は、“宴会”で、脳を乗っ取られた。
3)日本人。わざわざお酒に弱くなる。

3)がまだ残っています。

日本人には、お酒に弱い人。
アルコール分解遺伝子が少ないか、持ってない人がかなりの数いるといいます。

それについては、次回。

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