ITメディアさんから、興味深い記事が載せられていますね。
これなら簡単! 今すぐ試したい家電節約術5選 - ITmedia LifeStyle
この記事内容だと、電気代の節約に特化して書かれていますが、総合的に見て本当に節約になるのでしょうか?
僕なりの意見を交えて考察してみます。
まず一つ目
PCの電気代節約に有効なのは、シャットダウンかスリープか?
という内容ですが、長期間使用しない場合はシャットダウンの方が効果的なのは明らかです。
この長期間というのは3日から一週間以上使用しない場合のことです。
記事内容では90分以上使用しない場合はシャットダウンの方が電気代は節約になると書かれていますが、1つ重要な事が抜けています。
それは、起動と終了に伴う高負荷時のパソコン内部部品の損耗ですね。
超高性能パソコンなら、起動と終了が一瞬なので大差ないと思いますが、一般の方や事務などで使用されている低スペックのパソコンの場合、この起動と終了が5分~10分程度かかりますので、これを何度も繰り返しているとパソコンの内部部品が消耗して壊れやすくなる、と考えています。
ここで言うパソコンの消耗部品とは、ハードディスク、冷却ファン、電源ボタン等ですね。
この消耗部品が、起動と終了を繰り返すたびに5分~10分程度の時間100%フル稼働しますので、このフル稼働する回数が増えてしまうと寿命を縮めてしまいます。
同様に電源ボタンも、スリープならマウスやキーボードを少し動かすだけで復帰しますが、シャットダウンだと電源ボタンを押さないと電源が入りません。
何度も何度も電源ボタンを押す事になりますので、ボタンの部品も消耗します。
結論ですが、
スリープとシャットダウンの電気代を気にするよりも、ぶっ壊れない使い方をした方が節約になる
ということですね。
年間数百円の為に無駄な部品消耗させて数十万円の出費になるくらいなら、壊れないよう使う方が節約になります。
二つ目
冷蔵庫の電気代をカットする意外な裏技と
冷蔵庫の電気代20%カットの小技
ですが、これは特に指摘することはありません。
出来ることなら今すぐやった方が良いですね。
この節約法に強いて言うなら、冷凍庫はパンパンに詰めて保存すると節約に、冷蔵庫はなるべく詰めないで保存すると節約になります。
また、夏場に45度を超えるような暑い部屋に冷蔵庫がある場合は、外出する前にエアコンを付けて外出した方がトータル的に電気代が安くなる場合があります。
(エアコンの省エネ性能や住宅環境にもよりますが。)
三つ目
1日中テレビをつけっぱなしでも節約できるワケ
確かにテレビを省エネが進んだモデルに買い換えると電気代は節約できますが、買い換えの際の数万円から数十万円の出費は考慮しなければなりません。
テレビを選んだり設置したり、古いテレビを処分したりする手間が楽しくてしようがない人ならオススメですが、殆どの方は非常に面倒くさい作業なのであまり現実的では無いでしょう。
地デジ化の時にあれだけ駆け込み需要があったくらいですからね。
普通の人はぶっ壊れるか使えなくなるまで使い潰した方が手間が無くていいと思いますよ。
四つ目
家電の待機電力を見直しませんか?
最新家電はほぼ待機消費電力が1ワット以下なので、コンセントを抜きまくる手間を考えると、年間数百円の出費はしても良いかなと思ってしまいます。
最近ではケーブルを見せないような家具の配置や配線にしている方が多いと思いますので、コンセント部分を何かで隠している場合は頻繁に抜き差しできません。
僕が思う節約についての見解まとめ
電気代を節約するには、1回やればずっと続く簡単ですごく効果のある節約法と、すっごく面倒くさいことを毎日コツコツ積み重ねても年間数十円から数百円程度の節約にしかならない方法とに分かれます。
1回やれば済む節約方法はオススメしますが、後者の節約方法はオススメしません。
例えば節約のために部屋の明かりを消してテレビやパソコンを見続けるとか、真夏の死にそうなくらい暑い日にエアコンを付けずに熱中症で病院へ運ばれた等、節約をしているつもりが、後から健康被害で大きな出費になる可能性が高いからです。
僕は間違った節約をしている人を何人も見てきましたが、節約する人ほど周りに人が居ないですね。
嫌われているのか、付き合いを辞めているのかは分かりませんが、孤独な人が多いです。
これは節約する思考が先にあるので自分の家に人が来たときに「おもてなし」が出来なくなってしまう為だと思います。
部屋が寒いから暖房を入れてあげよう、クーラーを入れてあげよう、照明が暗いから明かりを付けてあげよう、お茶を入れてあげよう、お返しはちゃんとしよう
こういった事に気を使えなくなるので、人が離れていってしまう。
節約したいがために、心が貧乏になってしまったのです。
お金は節約できるけど、年間数百円の為に人生においてもっと大切な物が犠牲になってしまうのはとても残念なことです。
年間数百円の節約にこだわるよりも、もっと人間的豊かさを追求した方が幸せになれると思いますよ。