大阪船場「綿業会館」へ【2】 | *HALの洗面器

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お料理ネタから日常のあれやこれ。気軽にからんでくださいね。

  
 
正面玄関を入ると、玄関ホールにその当時100万円という多額な
寄付をされた岡恒夫さんの銅像が鎮座しています。


 
 
 
もうこの時点でyurikoさんはバシャバシャ写真を撮ってます。
フットワークいいですよ~ホール内を縦横無尽に移動しつつ。
私の中の楚々とした姉さまのイメージは完全に何処かに行って
新生yurikoウオッチャーになりそうでした。


 
会員食堂に続くドアのアーチ窓にボタンが美しく浮き彫りに。


 
会員食堂内部。この見学の後、ここでランチをいただきます。


 
 
食堂の天井。
その当時のアメリカで流行したデザインで、ミューラル・デコ。
イタリアルネッサンスのホールの次はアメリカンな食堂(?)
よくわかんないけど。(笑

日本はアジアの東にあって色んな文化や流行が入りやすい。
新しもの好きな日本人だからな~なんて思っていたら各部屋の
スタイルが違うのは世界各国の来賓や会員の好みに応じて
好きな部屋を選んでもらいたいという設計者の配慮とか。
壁は大理石ではなく、食堂で皿や食器の音を考慮し、木造の
吸音材が使われています。至れり尽せり。


 
談話室。
歴代会長の肖像画が飾られています。

  
図書室へと繋がる空中階段。支柱がないので美しいですね。

 
  
 
左が大阪大空襲に耐え抜いたワイヤーの入ったフランス製の
防火ガラスだそうです。
そして、その右横が談話室を飾る京焼のタイルタペストリー。
去年行った建仁寺の辺りには京焼の窯が沢山あったそうで
その職人さんが作られ、設計者である渡辺節さんが一枚一枚
ご自分で貼られたそうです。

またもや貼れないので【3】へと移動します。(笑