北海道の仁木町で行われたフルーツ&ワインマラニックに参加して来ました。
フランスで行われているメドックマラソンという仮装をしてワインやステーキを食べながら走るマラソンの日本版というコンセプトの大会です。
仁木町というのは近年ドラマで観光スポットとして有名になったニッカウヰスキー工場のある余市のお隣になり、緩やかな山の傾斜地に囲まれた穏やかな土地にはワイン用のブドウ畑をはじめサクランボやプルーン、プラム、ブルーベリー等の果実園が点在するフランスのシャトーという雰囲気の漂う景色の町です。
午前7時44分、
一日に数本しかないローカル線の無人駅の仁木駅から歩いて数分、マラニック会場の仁木町役場に到着。
関東の連日の猛暑から信じられない涼しさに嬉しくなります。
受付を済ませますが、自分自身の走るコースがまだよく分かりません
申し込んだのはノンアルコールの30kmですが、30kmは紅組と白組の二つの違うコースがあり自身が紅なのか白なのか判明していません。
また、少し前に届いた大会案内には小グループに分かれてグループごとでまとまって走るという風に書かれており、私の考えていた普通に言われるマラニックとは少し異なるみたいです。
ランステで行われるイベントランと同様みたいで、これだとゴールまでかなりの時間がかかりそうで、帰りの飛行機に間に合わなくなりそうですが・・・
午前9時、開会式が行われ、やっと全容が分かりました。
私の参加するノンアルコールのコースは紅組で、ワインを飲みながら走る準メドックコースは白組だそうです。
やはり小グループに分かれそれぞれにガイドランナーが3名付いていただいてコースガイドをしていただきながら走るという事です。
帰りの千歳空港17時発のANA072便に間に合うようにするのには仁木駅午後1時40分発の電車に乗る必要があるので、ゴール時間を訪ねてみると午後3時ごろになるという事でした
15時ゴールでは間に合わないので途中でエスケープする必要があります
何キロ、どの地点まで走れるのか分かりませんが午前9時30分過ぎスタートしました。
ちなみにノンアルコールの紅組ではワインの代わりにワイン用のぶどうジュースを飲むことができました。
ジュースではない、給水地点の水飲み用に、受付時にいただいたプラスチックマイカップを帽子のつばにクリップで取り付けて走りました。
まず最初のエイドは、嶋田農園「匠」さん
糖度の高いミニトマトです。
畑にもおじゃまさせていただきミニトマト狩りをさせていただきました。
北海道らしい道路を走り
次のエイドは余市ワイナリーさん。
白ワイン用に絞ったと思われる濃くて香り豊かな果汁ジュースをいただきました。
↑浴衣姿の女性の足元はワラーチの市販版ルナを履かれていました。
世界一走る民族タラウマラ族の女性は長いスカートを履いてキロ3分の速さで走るといいますから浴衣でも問題は無いなのかも知れません。
走る時間よりエイドでの飲食時間の方が長い感じで今までで一番楽しく走ることができたかも知れません。
次のエイドは山の斜面を上がったワイン用のブドウ畑の広がるリタファームさん。
日本とは思えない雰囲気のある景色に感動です。
畑にはワイン用の小振りのブドウが
ワイナリーからの山の斜面を下ります。
斜面を下って次のエイドはベリーベリーファームさんへ
赤ワインになるぶどう果汁をいただきました
北海道らしい道路を再び走り
ぶどう畑を抜けて、急な草の斜面を駆け上がると山田園さんへ到着です。
山田園さんではブルーベリーをいただきました
まっすぐに伸びる道
仁木町に走りに来て良かったです(;´Д`)
いったん中継地となる役場に戻るのだそうですが、その前のぶどう畑を曲がった先
前半最後となるエイドは小野農園さん
ここではプラムをいただきました。
農園の畑を駆け上がると良い景色
余市から積丹半島まで見えました。
農園を後にして進むと
クロネコの姿が
ダイナミックな下り坂
右手は余市方面の景色
風になった気分で下ります。
前半折り返しとなる役場まで良いペースで辿り着きました。
役場で一息ついて、時間的におそらく最後になるさくらんぼ山へ
1kmほどの緩やかな上り坂を息を切らせて上がるとプラムのエイドに到着します。
ここでスマホのシャッターを押していただきました(^^;)
ここではなんとサクランボ狩りがコースに入っていました
トラクターに揺られて
トレイル路をゴトゴトと登って行きます。
さくらんぼ畑へ
長雨の影響で不作なのが残念でしたが生まれて初めてのさくらんぼ狩り、良い経験と思い出になりました。
そろそろ時間切れとなりそうですが、下までは皆と一緒に下る事に
仁玄寺のエイドに到着
時刻は12時50分
役場まで戻って着替えて駅に向かう時間を考えると、もう一つ先まで走れそうです
1ブロック先の塩島農園さんのエイドまで一緒に走り、ここで皆さんとお別れとなりました。
一人で役場へ向かいます
午後1時7分役場へ到着し、私のマラニックは終了となりました。
役場まで戻った距離を合わせて走った距離はちょうど20kmでした。
仁木駅、午後1時40分の電車に無事乗車できて新千歳空港へ
新千歳を午後5時の定刻出発です。
茨城上空周辺でラピュタの竜の巣みたいな積乱雲がありました
羽田へ、午後6時35分過ぎに到着
羽田の蒸し暑さには参りました・・
前日の観光の写真など、、
余市駅付近
NHKドラマのマッサンの案内看板
ニッカウヰスキー
リタの家ですがドラマではエリーの家でしょうか
小樽運河へ
ゆかた風鈴まつりが行われていました。
お目当ての六花亭の2階へ
おいしかったです
賞味期限2時間
フルーツ&ワインマラニックの参加賞Tシャツは紫色
ゴールへたどり着けなったのは残念ですが、再び参加させていただく大きな理由となりました(*^^)v