世界遺産登録で注目を集めている山口県萩市で行われた萩城下町マラソンに参加して来ました。
走りたい大会を選んで特別に狙ったわけではないのですが、、
つのしま夕やけマラソン・下関海響マラソンに続いてこの秋3回目となる山口県のロードレース参加となりました(*^^)v
世界遺産萩反射炉
来週のフルマラソンを控え、本当は疲労を残さない10kmが良かったのですが・・・
エントリー時、コースマップを見て萩の見どころをぐるっと巡るハーフコースの魅力に惹かれてハーフへの参加となりました。
ただこのコース、前日の受付時まで気が付かなかったのですが会場のウエルネスパークは高台にありゴール前は長い上り坂となっていました
但しスタートは下の国道からで、スタート直後に長い下り坂を駆け下りるという無謀なことはしなくて済みました。
会場から見えた萩城跡のある指月山、、あそこまでコースはぐるっと回って行って帰って来るわけで結構な遠さを感じます。
ハーフのスタートは午前10時、9時40分に選手招集があり国道まで歩いて下ります。
この周辺であと1kmという案内表示が用意されているのを発見
ここからゴールまで1kmもあり、そのほとんどが上り坂という事実に愕然です
スタート3分前
気温は9度くらい(最高気温は12度)で曇りなので走るのには絶好のコンディションです。
風は背後からのわずかな追い風、2km手前の鉄道ガードまでは目では感じられない1%ほどの下り坂
なのでゴール前は鉄道ガード(残り3km弱)から緩い上り+弱い向かい風となりペースは上げられなさそうです。
午前10時スタートです。
前のほうに並んだこともあり、最初の1kmは周りのランナーも速く4分/kmちょうどくらい、、私にとっては10kmレースの時の目標ペースで速すぎました
山陰線のガードをくぐり2kmを通過
前方に指月山が見えますが直接は向かわず右に流れる橋本川を渡ります。
萩の中心地、三角州の突端へ
この周辺には風情ある水路の藍場川沿いの街並みの景観が眺められるそうです
三角州から出て松本川を渡って東萩駅方面へ
東萩駅手前でチアリーダーの応援をいただきました(*^^)v
また、ここでは萩マラソンの始まりとなった、今年ちょうど二百年祭となる「香川津 二孝子」の碑を左手に拝観しながら走りました。
雁島橋で再び松本川を渡り三角州へ
菊ヶ浜から左へ曲がり萩の中心部へ
アーケードを走り萩バスセンター付近でぐるっと転回すると10km表示がありました。
そしていよいよ萩らしい城下町周辺へ
ここで女性ランナーに抜かれてしまいました
沿道の応援から女子の6番目らしいです。
この女性にはこの後じりじりと離されて16km付近で一回追いつくもゴール時には姿も見えなくなりました。
そして会場から遥か先に見えていた指月山の麓、コースのクライマックス指月公園へ
指月公園を出て城下町ともお別れ、、
常盤橋で橋本川を渡り玉江駅を通り過ぎます。
みたび松本川を渡り17kmを通過
往路の椿橋をくぐりすぐ先で鋭角のUターンをして椿大橋上へ
椿大橋から左折し上流方面のゴールへ向かいます。
残り3、5kmほど、、この椿大橋からは往路のコースを戻ります。
18kmの表示を通過
萩らしい夏蜜柑の距離表示です
山陰線のガードをくぐり国道へ出るとゴールの会場が右手高台に見えます
残り2kmとなります。
この先に控える長い上り坂で脚を残しておかなければという思いのせいもありますが、、やはり目では感じられない緩やかな上りとわずかな向かい風を感じてしまいペースが上げられませんでした。
この時、沿道の声援から背後に女性ランナーが迫っていることが分かりましたが足音や呼吸音は確認できず10mくらいは離れているだろうと思っていましたが・・・
スタート地点を通り過ぎ、スタート前に見たあと1kmの看板を過ぎるといよいよ最後の上り坂が始まります。
それほど傾斜は強くないのですが少し距離があるのでラストスパートとは行きません
また野球場のスタンド内を回ってのゴールなのでまだゴールまでは長いと考えていました。
ようやく坂を上がり切った時、、ダッシュして来た3人の男性ランナー集団に一気に抜かれました
そして野球場への入口手前で応援の声が
「行け!行け! 抜ける」
これは後方から追い上げてきた女性ランナーに対してで、その抜けるという対象はおそらく私です。
ゴール直前の注目の中、女性に抜かれるというのは絶対に避けたい一心でなりふり構わず必死でダッシュ
野球場内に入るとゴールまでは予想より遥かに距離が短く50mに満たないくらい、、
芝生の上を一塁側から三塁側へ回って行く感じです。
この50mの区間でダッシュの勢い余って、先ほどの男性3人をも抜いてしまいました
そしてそのまま逃げ切ってゴールです
記録は1時間31分44秒
最後の上り坂があったので当初からタイムは諦めていたのと、来週のフルマラソンを考えてそれほど頑張らなかったわりにはまぁまぁの普通のタイムで良かったです。
参加賞のTシャツ
萩・石見空港発まで時間があったので世界遺産観光を