本日は ナポリから→カプリ島に行き 青の洞窟 を見に行きます♪
※ 青の洞窟を見るには 条件があります
(1) 晴 天 ・・・ 太陽光線がないとキレイな青が見れない
(2) 風のない波が静かな日 ・・・ 小さな穴から手漕ぎボートで入るため
(3) 午 前 中 ・・・ さしこむ太陽光線の角度が大切
(4) 干 潮 ・・・ 小さな洞穴をくぐる月齢12~17
(5) 運 ・・・ 見えるのは 年間40日 (6~8月が1番よく見える)
この日のナポリの空は 曇り空、 ちなみに 天気予報は 雨←すでにイヤな予感ムンムン
私たちは カプリ島行きの大型船に乗りました
船が進みだして しばらくしたら (゚□゚ ;) 雨がッ!←妖怪アメフラシパワー、いかんなく発揮してます私
雨は やがて大雨に・・・ ついには雷までもォ~( ̄□ ̄ ;)マジで!?
そして 波は大荒れ 大型船が揺れる揺れる~( ̄□ ̄ ;)マジで!?
条件 (1) (2) 早速 OUT―ッ! ( ̄□ ̄ ;)早ッ!
しかも 横列で10人くらい座れる席の窓際にいた私の隣に・・・デブッちょ外人さん二人組が来た
完全に封鎖状態 ←圧迫感ハンパない
外は 大雨&大波で 船は揺れまくり~ ぅう゛何かキモチワルイ
私が漁師なら、こんなしけた海になんて絶対に出ません! 速攻で引き揚げます~(T∇T)
青の洞窟の 見れる確率は 約 3分の1
遥々日本の片田舎からナポリまで来たのに 青の洞窟が見れなかったら 哀し過ぎます
だから 妖怪アメフラシ、必死に祈りました
癒しの天使として有名な大天使ラファエル、実は 旅の天使でもあるので ラファエルに祈りました
しばらくすると、、、、
さっきの大雨は嘘のように晴れ渡り、カプリ島の港に着く頃には晴天に♬ マジ!? (゚□゚ *) アリガトウ ラファエル
カプリ島で 大型船から ジェット船に乗り換え 青の洞窟の入り口付近を目指します
しかし、激しい波のせいで すでにフラフラの私気持ちワル~
関空で 酔い止め薬を買い忘れた自分を死ぬほど恨みました(T∇T)
添乗員さんに薬をお願いしたのですが 規則で薬をあげることは出来ないと アッサリ断られました
(以前 ある添乗員さんがツアー客に頭痛薬をあげたら 亡くなった方がいて それ以降、禁止になったらしぃ)
乗り換えのジェット船は 狭くてギュウギュウ詰め状態
しかも さっきの大型船よりジェット船 揺れる揺れる~(T∇T) 激しく揺れるぅ~ ヤバイ!ヤバイです!
容赦なく照りつける夏の日差しと船の揺れで、私 二日酔いレベルの気分の悪さになってきた
そして 座っている事すらままならず、意識がモーローとなってきた
どれだけの時間、ジェット船に乗っていたのでしょうか…ジェット船はやっと 青の洞窟の近くまできました
すでに息をするのすら苦しぃ私、気力と体力は もう限界!!! ←もはや 罰ゲームの域を越えてます!
でも 団体行動だし、ここから引き返すなんてこと 出来そうにもありません!(T∇T)
青の洞窟の入り口は 驚くほどど 小さいので
今度は ジェット船から 小さな手漕ぎボートに乗り換えなければなりません
どれだけジェット船に揺られていたのでしょうか・・・
しばらくすると、私たちのジェット船の周りに 洞窟に入る為の小さな手漕ぎボートが何艘もやってきました
噂によると・・・手漕ぎボートに乗り換えて 青の洞窟の前まで来ても
波の具合で 青の洞窟に入れないこともあるらしい (゚□゚ ;)ンナアホナ!
ここまで来て見れなかったら 私 何しに来たのか分かりません←意識朦朧になりに来ただけのアホ
しかも この日は 波のせいで 青の洞窟の入り口は 完全に塞がれ
入り口付近は 世界中からやって来た観光客の手漕ぎボートで 溢れ返ってました ←ハンパない大渋滞
ボートはナカナカ洞窟内に入ることが出来ず ←私たちのツアーだけでも 手漕ぎボートが8艘ある
青の洞窟が見れない可能性MAX過ぎです!(T∇T) ムゴイ~
手漕ぎボートには 船頭さん(普段は漁師をしている)が1人と4名の 計5人が乗れます
狭い入口の青の洞窟に いつでも入れるよう 私達はボートの中で寝そべり低い体制で待機してます
しかし この小さな手漕ぎボートが これまた 揺れる揺れるゥ~
しかもボートの中にも波がガンガン入ってくるので 船底は常にベトベト、もうもう エライコッチャです~涙
そ-いえば、、、 添乗員さんが言ってました
満月付近は 波が高く 青の洞窟を見るには適さない期間だと・・・
たしか 前日? 前々日?だったかしら キレイな真ん丸お月様を見たような… ハイ 条件(4) OUT~ッ!
この波の高さと荒れ具合といい 確実に適さない期間にビンゴしてますよね~(T∇T) 満月のバカヤロー!
でも 波があるということは高くなる時もあれば 低くなることもあるということなので
その一瞬を狙えれば チャンスナシとは言えないそうです
だけど今回 ナカナカ洞窟内に入れずで、待たされている多くのボートの 船頭さん達のイライラも頂点に
しかも 整理券とかないので 中に入る順番は決まっておらず
イケイケの船頭さんでないと いつまで経っても洞窟内に入れなさそうな予感です(--;)ヤバイ、非常にヤバイ
とにかく 今の私に出来ることは 信じること と 大天使ラファエルに祈ることだけ
ボートの中でグッタリ横たわり 時々波しぶきを顔面で受けながら (神様ヒドイ!)
意識モーローの中、手を合わせ ひたすら祈りました ←死を間近にしている人にしか見えない絵ヅラ
船頭さん達もイライラするのか 上空で時々怒声が飛びかいます ←イタリア語なので理解できないが (コワイ~)
半分昇天しかけの私には その怒声が死霊の叫び声にしか聞こえませんでした
手漕ぎボートで死ぬなんて イヤですよねヽ(´Д` ;) ダメヨ~ ダメダメ
しかも 青の洞窟を見た帰りならまだしも 見れずに死んだら 青の洞窟の地縛霊になりそ~です
![ぐるぐる](https://emoji.ameba.jp/img/user/bp/bp2/284350.gif)
そして 手漕ぎボート内で 寝ながら待つこと約40分 ←生きるシカバネ状態でした私
遂に! キ (*゚∀゚ *) タ―ッ!!! 我らのボート、 青の洞窟の中に入るチャンス到来♪
我らの船頭さん 若くてイケイケで ほんとヨカッタよォ~
洞窟の入口は とても狭く、船頭さんも寝そべった状態で 洞窟の入口の上に張られたチェーンを
太い腕でグッと掴み 手繰り寄せながら 前に進んでいきます ←まさに命がけ
そして 遂に青の洞窟の中に入り 小さなボートは洞窟の奥へ・・・
起き上がり、ふと入口を振り返ると (゚□゚ *
そこには 衝撃の蒼色! 見たことのない美しい蒼色!
そして 奇跡は起こりました
青の洞窟の中でいる間、私の体調不良が一気に取り払われ、驚くほど気分爽快に!
一緒にボートに乗っていた ツアメンさんも母も 私の元気さにビックリ! ハレルヤ私~♬
青の洞窟の中は すご~く狭くて あっという間に一周し、見学はそれで シューリョー
この一周のため、本当に長く険しい道のりでした (T∇T)
光が差し込む入り口付近が青色なので そこにいると 青は見れない~(T∇T)
そして 外に出た途端、照りつける太陽の眩しさと暑さで またも オエッ!←吐き気MAXアゲイン
フラフラしながらも手漕ぎボートから ジェット船に根性で移動しました
他のツアメンさんのボートのほとんどが まだジェット船に戻ってきていなかったので
私は 死んだマグロの如く ジェット船で横たわりました
私より先に戻っていたおばさんの一人も かなり気分が悪かったようで・・・
ゲロゲロ ゲロ―ッ! おばさん 海に吐いてました
ふと 私と目があった おばさんは私に言いました
「 お姉ちゃんも 吐いたら 気分よくなるよ~」
正直、乙女の意地で 吐くという行為を ズ~っと我慢してました私 ←独女 変なとこで 乙女根性だしまくり
でもね、おばさんが吐いてる現場をモロ見てしまって それが ほんと気持ち悪くって
乙女の我慢もついに決壊!!!!
ゲロゲロゲロ~ (T∇T) ナムサン!
しかも 一旦 吐き出したら もう誰にも止められない~(T∇T) エンドレスゲロゲ~ロ
吐くなら まだ皆が戻っていないこの時ばかりと もぉね ゲロゲロゲロ~ 吐きまくりよ~涙
胃酸の酸っぱい味がお口に広がりまくり~(T∇T) アハハハ~
「どう?吐いたら気分良くなったでしょ♪」
グッジョブとばかりに おばはんは 私に笑顔を向けてくるけど イヤイヤ イヤ~ヽ(´Д` ;
あなたの吐くの見てしまったせいで 私のダム崩壊したんだけど~(T∇T)オバハンの笑顔がニクタラシイ!
その後も カプリ海に my自家製飼料ゲーゲー撒きまくりよ~
カプリのお魚さんたち 喜んでもらえたかしら~❤ (T∇T) アハハ~
でも この時 まさかのジェット船にまだ戻ってきていないツアメンさん達に 問題が発生!
なんと 波が激し過ぎて この日の 青の洞窟見学が終了に! マ(゚□゚ ;) マジで~!?
添乗員さん的には 青の洞窟は 条件が厳し過ぎて毎回 見学に行くのドキドキなんだそうですが
手漕ぎボートまで乗って 青の洞窟を目の前で見れないのも かな~り辛いけど
ツアーメンバー 半分だけ見れて、半分だけ見れなかった場合が 添乗員的には一番キツイそうで
あっちゃあ~ (((゜д゜;))) どないしよ~ 添乗員さん、落胆の表情です
その時です!
「ウチのツアー、あと3艘が見れてない!なんとか洞窟へ入らんかいコラァ」 ←イタリア語の罵声
なんと!ジェット船にいた我らの現地ガイドさん(イタリア女性 60代くらい)が
突然 手漕ぎボートの船頭さん達に向かって叫んだ!(゚□゚ ;
現地ガイドさん、見た目が淑女っぽいオバ様だっただけに 私ビックリよ←思わずmyゲロも止まった瞬間
でも 現地ガイドさんのお陰で 我らのツアーメンバー全員が 青の洞窟見学に見事成功♪ 拍手♬
現地ガイドさん イイ仕事してくれました~
無事に青の洞窟ミッションクリアで 添乗員さんも安堵の表情です♬ ( *^ ^*)v ホクホク
ちなみに 我らのあとにいた日本のツアー団体さんは 半分だけ見れて 半分 見れず
その日の青の洞窟の見学 終了! 添乗員さんが一番恐れていた状態になったそうです
青の洞窟が 3分の1の確率でしか見れないという事実、身を持って体感した1日でした
でもね、私 初めから、、、行きの大雨 雷の時も、大波の時も 洞窟の前で待たされ続けた時も
青の洞窟は必ず見える!という絶対的確信だけは なぜかありました、ラファエルありがとよ~
しかし こんなにヒドイ船酔いしたの我が人生で初めてでした!
ほんと死ぬかと思った!!!
そして 帰りのジェット船でも ずっと吐いてました ←吐くブツなくなったので ずっとエアーゲロ
ツアーメンバーさん なるべく私を見ないように目をそらしてくれてました ←見てはいけないモノw!?
そして なんとか生きてナポリに帰ってくることが出来た (T∇T)ノ アリガトヨ~♬
あの大雨、雷、大波が 嘘のように 穏やかな天候です in ナポリ
![お食事](https://emoji.ameba.jp/img/user/yo/yondahonmitaeiga/334924.gif)
![きゃ](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tonsama/304688.gif)
![まっしろ](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/torp/1190902.gif)
![ガクリ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ok/okan-hitorigoto/14942.gif)
青の洞窟、本当に素晴らしかったです
でも もう 二度と カプリ島には行くことはニと思います私ッ!キッパリ (T∇T) あそこは地獄の島やぁ~
ちなみに この日、 イタリア全土は大雨
青の洞窟に入れたのは まさに奇跡だったそうです デキル子です (T∇T) 妖怪アメフラシ
今回、ブログに書くため 改め 青の洞窟のことをガイドブックで見たり、ネットで調べたら
船酔いに要注意! カッパ着用!等々 抑えるべき重要ポイント を書いてくれまくり~(T∇T)
ツアメンの皆さん、ちゃんと読んでたんだろうな~ 私とオバはん以外 誰も 船酔いせず ちゃんとカッパ着てた
旅って 自分のツメの甘さを痛感しまくれます (ーー;
このツメの甘さが 普段の要領の悪さであり、 未だ独女である要因でもあるんやろな~
カプリ島で過ごした時間、洞窟内以外は ほぼ意識モーロー状態だった私
そんな中、揺れる手漕ぎボート内で撮った写真は ピンボケばかり也・・・
しかも なぜか船頭さんのお尻ばっかり写っていた←あとで確認してビックリ
若くて引き締まったイタリア男性のおケツ大好物な人みたいで 恥ずかしかったです~(T∇T)速攻削除
急性アル中並の二日酔い状態だっただけに 何も確認せず無意識でシャッター押してたのか私←逆にコワイ!?
レモンの産地 カプリ島で買ったレモンのお酒
今回も 長いお話に最後まで お付き愛 本当にありがとうございました
まだ ポンペイ、ヴァチカン市国、 ローマの旅が残ってます(--;)
最後まで タビバナ書けるか・・・ 我ながら不安です