ホコラがある田舎のミカン山へと 私と母は車で向かった
途中、 スーパーに寄って、 お米、水、リンゴ、お花etc、お稲荷さまにお供えするものを購入
ホコラは 母の実家のミカン山の頂上にあるのですが
現在、 母の弟さんが そのミカン山でミカンを育てています
ホコラ探し・・・
人さまが聞いたら 怪し過ぎます!( ̄□ ̄; 確実に ドン引きです!
なので 母の弟さんには黙って ミカン畑に行かせてもらいます ←不法侵入!?
今回、母の記憶だけを頼りに ホコラがあるミカン畑に向かったのですが
母の記憶が曖昧すぎなうえ、久し振り過ぎて
なかなかミカン畑に辿りつきませんッ ヾ(´Д`;) 母よ 実家の畑なのにナゼ・・・
しかも 山道が険し過ぎで 私、半泣き状態で車を運転
対向車が来たら もう終わり!そんな山の細道です
このまま進んでも大丈夫なの!? もうもう 運転 怖すぎです~(;_;)
本当に この山道の先に 母の実家のミカン畑が存在するのか・・・
とりあえず 村人を探し 聞き込みをすることにしました
がッ!
なかなか 村人に遭遇しません!(T∇T) そりゃそーだ だってココはド田舎の山の中
そして やっと 第一村人発見!
木で編んだカゴに野菜をワッサ~入れた畑仕事帰りのおばあさんが いた―ッ!
母、車を降り、そのおばあさんに道を尋ねに行ったのですが・・・
おばぁさん、母の顔をジーっと見た後 叫んだわ
「 あら! Sっちゃん!?」
まさかまさかの
知り合い でした ←母の実家の近所のおばあちゃん
「 あでぇ~ ものすご久し振りやのォ~ 元気やったんかぇ? ところで アンタ 何でこんなとこに?」
ヤバイです! 非常にヤバイですッ!!!
このおばぁちゃん 喋りで有名なんです
「 え! ミカン畑どこかって!? アンタ なんでまたミカン畑になんかに・・・」
おばあちゃん、興味津々! 目が爛々としてます~
私たち、母の弟さんに黙ってミカン畑に行くつもりだったのですが
ガラガラガラ~ その計画は完全に崩れ落ちました
おばあちゃんが言うには この道のもう少し先に 母の実家のミカン畑があるそうです
そして おばぁちゃんは 畑で採りたての野菜をたくさんくれました
母は たまたま持っていた未開封の阿蘇のミルク飴の袋を おばあちゃんに渡し
そして おばぁちゃんと そそくさと別れ 私たちは 母の実家のミカン畑へと向かいました
「 野菜いっぱいもらったし、またお返しに なんか持ってかなアカンな~
それに おばぁちゃんに言われる前に 先に弟にも言っておいた方がいいな~」
車の中で 母、大きなため息をついてました
でも 第一村人のおばあちゃんを逃せば 聞き込み調査のチャンスゼロだったから仕方ないです(--;
おばあちゃんが車で行けると言うので、そのまま細い山道を車で行ったのですが・・・
ムリやろ、、、 コレ絶対ムリやろ―ッ!!! ヽ(;ω;`)ノ
山の細道、左側は石垣が続き、 右側は 崖、、、 崖の下には 川
多分、皆さん この辺りの山の畑には 軽四トラックで来ているんだと思います
乗用車ではムリです! F-1ドライバーの運転技術をもってしてでも厳しいです!
私 数ヶ月しか乗っていない新車、傷つけたくないわ―!(T∇T)
そして もし 運転で粗相して JAFにでも来てもらおうことが勃発しようものなら・・・
JAF : アナタ なぜ こんな山の中を無謀にも慣れない車で?
真 月 : ホコラが・・・ホコラが私を呼んでいるんです!!!
JAF : ホコラぁ―ッ!? お母さん、アナタが付いていながらナゼ!?
只今 怪しい母子を山中で確保しました ←速攻 警察に通報するJAFスタッフ
私、絶対に運転でミステイクできないわ~ッ! ( TωT )
多分 おばあちゃん的には 軽四が行けるし乗用車も大丈夫やろ~との判断だったのだと思いますが
軽四トラックと乗用車では全然違うし (←田舎の人なら分かるよね?)
おばあちゃん自身、車を運転しないから 適当な判断だったんだと思います(;_;)ムゴッ!
でも ココまで来て 今更 引き返すことも出来ず 私進みました―ッ!←男前
あまりの険しい山道に 母、助手席で絶叫!
ますます細く暗くなってくる山道をしばらく進むと、ちょうど車が一台置けるスペースを発見したので
そこに車を頭から突っ込み 無理やり停めました ←男前MAX
パーン! パンパン パーン!
ケモノを威嚇するための空気銃の音が山でコダマしています
そんな山奥で、車を降り しばらく歩くと やっと母の実家のミカン畑を発見!
がッ! 畑の周りには 侵入できないよう金網が張り巡らされる~!( ̄□ ̄;
必死で出入り口を探し出し、やっと見つけた重~い入り口の扉を開け
ミカン畑に侵入!←気分はコソドロ
段々畑には たくさんのミカンの木が たくさん植わっています
半世紀振りに
実家のミカン山にやってきた母 段々畑のてっぺんを指差しこう言った
「 たしか あの辺りに ホコラが祀られているはず・・・」
さぁ! いざ ホコラへ!!! (≧∇≦)
つづく
本日、父母の結婚記念日ですおめでと~♪