ミカン山から見える景色
「 たしか あの辺りに ホコラが祀られているはず・・・」
母が指差す方を見上げた私
ちょおッ コレ 行くのムリなんじゃ!? ( ̄□ ̄; ←迫りくる驚きの急勾配にビビル私
多分 カモシカやヤギでないと あそこまで行けないと思う素人(人間)にはムリッ!
しかも この日の夜(ホコラ探しの後) 友達と晩ご飯の予定をしていた私は
スカートにブーツというイデタチ ←ヾ(`Д´) ホコラ探し ナメとんか
ムリムリムリ 頂上まで 行くなんて 絶対ムリ~ッ!
でもでも やっとココまで来たんですもの
やっぱり頂上まで登らなきゃ!p(。`Д´。)q ですよね!
しかも 第一村人のお喋りにしばし付き合ったお陰で、時間はスッカリ夕暮れ時に・・・
山は太陽が隠れるのが早いし、日がかげると一気に温度が下がってきます (山の夜は早い)
お願い ヾ(´д`; )ノ 急いで私ィ~
でもッ! 頂上付近には 金網が張り巡らされてあって スゴイ茂みが~
その向こうにあるであろうホコラの姿は 全く見えません!(T∇T) ヤメテ~
もし、頂上までいけたとしても、この金網は越えられそうにない高さなので ホコラに近づけません
でもでも ココまで来たんだもの とにかく私、頂上まで行くわ! 少しでもホコラに近づきたいわ!
だって ホコラに行かない限り
アナタ なにも始まらないわよ! あの秋の出来事Ⅰ 参照
・・・!って言われてるんですよ私~
我が人生がかかっているのよ ヾ(´Д`; 行くに決まってるじゃな~い!
しかし、そんな私を母は必死で阻止します
確かに 山から転げ落ちて何かあっても怖いし
確かに 無事に頂上まで行けても あの金網は越えられないし
確かに 何十年間も誰もお世話していないホコラは朽ち果てて無くなってる可能性も高いし
確かに そうです(--; そーですが・・・
せっかく ココまで来たというのに・・・ あともう少しだというのに・・・
でも 惨事あってからでは遅いので、頂上まで行くことを断念しました私 (ノ_・。
↑
後に この選択が命を救うことになるのだが・・・
お稲荷様のために用意したお米やリンゴ、お水などを 急勾配の手前にお供えし
ホコラの方を向いて 母と2人で手を合わせました
ココまで来たというのに・・・ あともう少しだというのに・・・ 本当に残念でした
・・・っていうか、ホコラに行かない限り何も始まらないと言われてるのに私
ほんとに これでイイの~ッ!? (T∇T) ぁあ゛ムジョウスギル~
でも なんとか他にホコラに行く方法がないか
車を停めた山道に戻って ミカン山付近を色々と探索してみた ←しつこい
多分 この画像の向かって左側の崖をよじ登って その頂上にホコラがあるはずなんだけど
カモン☆自衛隊! 女子にはムリ、ですよね(T∇T)しかも あたしゃ スカートにブーツです ←ドアホ
※ この画像で 乗用車がギリギリなのが 対向車が来たら ジ エンドなのが 分かって頂けるかしら~
山のうっそうとした薄暗い雰囲気が分かって頂けるかしら~
しかも 日は沈み 山はどんどん暗くなるばかりで・・・
母と私、泣く泣く帰ることにしました そう泣く泣く・・・
帰り道は 石垣と崖っぷちに挟まれた険しい山道です!
車がUターンすることもできぬままの私
結果 オールバック で帰りましたぁ――ッ! (T∇T)ムゴスギル
母に車の後ろにまわってもらい見てもらいながら 数センチずつのバック・・・
めちゃくちゃ時間を掛けて 山を下りきりました~涙
こんなにも 心身ともに破壊されそうなくらい疲れた運転は 我が人生において初でした(グッタリ)
そして 最後に 両サイドに柵のない橋を渡りきれば 山からの脱出成功なのですが・・・
橋を渡り終わる頃 窓を開け 顔を出した母が絶叫したわ!
タイヤが橋から半分ハミ出してる―ッ! (゚皿゚ ;) ヒーッ!
私、母の雄叫び無視で スピードを上げ、そのまま橋を突破しました!
だって はみ出したタイヤを確認してしまったら ビビって動けなくなりそうだから~ヾ(´Д`;
なんか もぅ めっちゃデンジャラスなホコラ探しの旅でした!
誰にも黙って出て来て、第一村人に捕まり、超デンジャラスな山道を激進!
身も心も疲れきったホコラ探しの旅でした ←しかもホコラ見つかってないし
ホコラ発見!に期待してくれていた皆さま、本当にゴメンなさい~
世の中 そんなに甘くありませんでした
その後、母が弟さんに電話し 弟さんから聞いた話に 私、、、マジデ!? (((( ̄□ ̄;)ガクブル~
つづくッ!
次回は ついに最終章です
皆さん いつも長文を最後まで読んでくれて 本当にありがとうございます♪(o・ω-人)
PS 和む記事発見♫(*´∇`*)♫ 江戸時代の超絶可愛いワンコ→ココ