テレビで見る被災地の映像は あまりに現実離れしていて
今 実際に自分の住む日本に起こっている出来事とリアルに実感できなくて
まして同じように地震を経験しておらず 何の被害もなかった土地でいつも通り生活を送れている私が
被災地で苦しみや悲しみにくれている人の痛みを同じように感じることは難しく
その人になることは出来ないから 同じ苦しみや悲しみを感じるのは無理だとしても
同じ経験もしていないのに 頑張って今 生きている人に向かって ガンバれ！なんて言えなくて･･･
そういうもどかしさを テレビから流れてくる映像を見ながら感じている
ブログにも書いてきましたが 私が見る夢は映像も感覚もリアルで まるで現実のようです
地震発生より二日目の夜 私は夢を見ました 以下 夢のお話です
私の住む町は みかんの段々畑になった山に囲まれています
山の中腹に家を建てている人も多いです
私の華道＆茶道のⅠ先生の旦那様もミカン農家をされていて 家はミカン畑に囲まれた山にあります
Ⅰ先生は私の母の友人でもあるので、その日の夜 私と母はⅠ先生の家にお邪魔していました
しかし 些細なことで 私と母は口論となり 私は怒ってⅠ先生の家を飛び出し
同じ町内にある自分の家(実家)へと向かって山を下りました
深夜だったので ミカン畑に囲まれた田舎の町は真っ暗闇です
しかし、この日は いつもと様子が違いました
遠くに 鉄工所で溶けている鉄のような赤い激しく燃えたぎる炎が見えました
その炎は周りを明るく照らし出しながら ゴウゴウを激しく燃えていました
こんなに離れているのに 私は火の熱さを感じました
これほど大きな火事を見たのは生まれて初めてでした
あの地区に住んでいる人達は大丈夫なの･･･怖くてたまらなくなった
嘘のような光景
私は 呆然と1人立ち尽くし 燃えさかる炎を見つめていました これは 現実？
すると 今度は地面が揺れはじめ、私の足元がフラつきました
地震！？
外にいる時に 地震を体験たのは初めてで
暗闇の中で燃え盛る火事と
揺れ始めた地面に 私は大きな恐怖を感じました
私が立っている山道と家の隙間は 細く深い溝になっていたので そこに落ちないように
それとは反対の方向に私は歩き出しました
でも 地震の揺れは ますます激しさを増し 私は もぅまともに歩くことが出来なくなっていました
深夜の野外に独りきり､､､ 火事と地震､､､ パニックでした
地面の底から ドーンドーンと突き上げてくる鈍く大きな揺れ
もう立っていることが出来なくなっていました
道沿いに華道で同じだったＭちゃん宅(立派な旧家)が見えたので Ｍちゃんちに駆け込もうとしたけど
古い木造建築の家屋なので この激しい揺れに崩れそうな気がして 私は中に入ることを断念しました
私は同じ敷地内にあるＭちゃんちのミカン作業をする鉄骨でできた倉庫の方に這いながら向かいました
倉庫の大きな扉に背中をつけて 私は座り込みました
地震の揺れは 更に激しさを増し、このまま世界が終わっていくように思えました
あまりの恐怖に これが現実なのか理解できず 客観的に怯えている自分を見つめる自分もいました
その自分は 激しく後悔していました
母と些細なことでケンカ別れしたままになっていたことを・・・
このまま死んでしまったら・・・ このことだけが悔やまれてならなかった
地震で山全体が揺れていた
真夜中にたった一人きりで こんな目に遭うなんて
私の人生に こんなことが起こるなんて・・・
恐怖と信じられない気持ちがいっぱい過ぎて 涙は出てこなかった
地面の揺れの勢いは衰えることなく
私の心中は今まで体験したことない気持ちがいっぱい渦巻き 張り裂けそうになった
そこで 私は目覚めた ＡＭ３時
目覚めた時
心臓は早鐘を打ち 呼吸するのも苦しい自分がいた
夢で良かった
たかが夢でも 想像を絶する恐怖と不安だった
現実に これ以上の恐怖を味わった人達は どれほどに辛く苦しかったろう
気がかりなまま離れ離れになったままの人達もいるだろうと思うと胸が張り裂けそうになった
天は 時々夢を使って 私に体感させてくれる（←今までに何度もあった）
今日、ウチのトラックは 関東にある航空自衛隊に燃料を運ばせてもらいました
（今、西日本にある油槽所からドラム缶で 灯油・軽油・ガソリンが 東日本方面に向けて運ばれています)
プラトニウムには意識がある、と知人のブログに書いていました
プラトニウムは 今まで私達のために頑張ってきてくれました
でも 今は 世界中から避難され 悲しみ 寂しがっているそうです
福島原発に向けて皆さんの愛と光と感謝を送ってください
少しでも早く被災地の皆さんが元通りの生活になること心より祈ってます
旅が好きな私は 宮城県が元気になったら ぜひ美味しいお魚を食べに行こうと思ってます