1980年代のUKヒットから選曲し、CDサイズにまとめる企画。
今回からは前回に引き続いて、1982年の選曲漏れしたものの、
紹介しないには忍びない曲たちをご紹介します。
「あれ? 1982年はすでにやっていなかったっけ?」と思う方もいるかもしれません。
確かにすでに5曲を選曲しておりますが、今回はさらに追加で4曲を選曲します。
2回に分けてご紹介しましょう。
I Love Rock'n Roll / Joan Jett & The Blackheatrs
「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
(新・日本の80s洋楽ヒット070)
全英4位/全米1位(年間3位)/オリコン83位
1982年の全米ヒットの代表作の1つでしょう。
女性バンド・ランナウェイズのギタリストだった、
ジョーン・ジェットが率いるバンド。
もとはイギリスのバンド、アローズがオリジナルです。
オリジナルもシンプルで明快なロックですね。
ジョーン自身この曲がお気に入りだったようで、
バンドを結成する前に、ソロ名義でもシングルB面で発表していたようです。(1979年)
ヒットしたバージョンのほうが、締まりがあっていいかもしれません。
いずれにしても、お気に入りだった曲を再レコーディングし、
執念でヒットさせたという感じですかね。
ちなみになんでこの曲を今回取り上げたかといいますと、
かつてこの曲については「音源がないので選曲対象外」と書いたことがあります。
この度音源を入手したため、めでたく選曲となりました。
なおこの曲は、ブリトニー・スピアーズもシングルにしています。
(2002年全英12位)
Ever So Lonely / Monsoon
「エヴァー・ソー・ロンリー」モンスーン
全英12位
全英チャートはなかなかに手強いです。
インド系の女性、Sheila Chandraを擁したバンド、モンスーンが、
いかにもインド風のこの曲で一発当てました。
最高順位は12位ながら私の印象も相当強く、今回の選出に至りました。
日本ではさすがにシングルは出なかったようですが、
上のジャケットのように、アルバムは出てたようです。すごい。