1980年の自選UKヒットから漏れたものの、
収録した曲と同等と評価している曲をご紹介しています。
ここまで8曲をご紹介しましたが、
今回で一区切りの最終回となります。
今回は日本でもかなりのヒットになった、この曲です。
Call Me / Blondie
「コール・ミー」ブロンディ
(新・日本の80s洋楽ヒット166)
全英1位(年間48位)/全米1位(年間1位)/オリコン19位(年間57位)
映画『アメリカン・ジゴロ』のサントラとして登場し、大ヒット。
アメリカでは年間チャートも制覇、オリコンチャートも自己最高位。
オリコンの年間チャートは57位ですが
(これでも最高19位の曲としては非常に高い成績)、
1年にわたってチャートインし、1981年になってもランクインしており、
累計では33万以上、当時の年間40位前後相当となり、
80年代の日本の洋楽セールスで5位という成績です。
(単体シングルでは4位、「ウィ・アー・ザ・ワールド」の2アイテムを合算した場合5位)
その一方、イギリスでの成績はそうでもなく、
1980年だけで見てもブロンディとしては3番目の成績で、
年間TOP10入りした「夢見るNo.1」、さらには「銀河のアトミック」の後塵を拝しました。
今回、この曲が補欠に回ったのには、
「銀河のアトミック」のほうが好きだというのもありますが、
そういったイギリスでの成績も関係しています。
ということで、1980年の補欠回はここまで。
次回からは続けて、1981年をご紹介します。