前回までは、治療家になって感じた様々な違和感や不安を振り返ってきました。
今回は治療家になって感じた違和感の「経営編」をまとめていきたいと思います。
まだ以前の記事をお読みでない方は
ぜひ最初からご覧ください。
社会人となり、7年間は保険診療を行う鍼灸整骨院に勤めました。
1つ目の職場は2年3ヶ月で退職し
2つ目の職場に約5年間。
自費移行の重要性があちらこちらで言われる中、
どちらの職場も保険診療をメインで取り扱う治療院。
1人あたりの単価が低いため
売上を上げるためにはいかに多くの人に来ていただくことができるかが重要です。
どちらの院もお客様の数は多く、
昼休憩を除いては朝から晩までトイレに行く暇もなく施術をする毎日でした。
早くも限界を悟る
1人施術が終わるとそのまま隣のベットのカーテンを開け、次のお客様の施術に入る。
もちろん長ければいいというものではありませんが、1人1人の施術時間も限られる中で、いかにパンパンの予約表をスムーズにこなしていくか。
施術はもちろん一生懸命。
ただ、パフォーマンスは夜になるにつれて落ち、
「今何時だ。あと何人だ。」
と考えてしまう自分が嫌でした。
まるで流れ作業のようにこなす毎日。
それではいけないと自分に言い聞かせながらも
これをずっと続けていくのは無理だな。
と思うようになりました。
理想の働き方とは
自分はどんな働き方がしたいんだろう。
何が理想なんだろうとその時考えると
もっと1人1人に向き合いたい。
自分の治療院をもって
完全にマンツーマンの空間で
時間に追われず治療がしたい。
「独立しよう」
そう思い、動き始めました。
次回▶︎独立の準備のため勉強会に参加する
SHO TAKASAKI
老化治療若返り専門治療家
日本人初再生医療鍼灸師
再生研究所リジェラボ!研究員
リジェラボ!スクール事業担当